2007年4月25日発売
R&B界きっての伊達男、ジョーの4thアルバム。本人が手がけた腰が砕けるほどメロウなナンバーに、シャギーやミスティカルなどが参加した豪華盤。彼の魅力が余すところなく堪能できる。
ギミックなしの真っ直ぐな演奏が魅力の米バンドの3作目。ダイナミックなパワーとスケール観も備わったピクシーズのようなロック・チューンからブルージィなカントリー・ロックまで、彼らのプリミティヴな演奏は、本物のバンドだからこその手ごたえを感じる。
制作・出演
ウォルター・アファナシエフ / ケニー・G / チャック・バーグホファー / デニス・バディマー / ブライアン・ブロンバーグ / ラモン・スタグナロ / ランディ・ウォルドマン / ヴィニー・カリウタ分析的な演奏でありながら音楽全体が自然に流れる中で、80分余りの充実の時間を過ごす。薄いと感じてしまうほどに引き締まって贅肉の削ぎ落とされた響きの中で、演奏者個々とその集合の存在がヴィヴィッドに浮上するさまが、DSD録音で鮮烈に捉えられている。★
チャイコフスキー、遅めのテンポでじっくりと取り組んでいる。抒情的というか、意外に繊細でメロウ。特に2楽章は秀逸。新鮮な感じがして面白かった。ショスタコーヴィチは、ジャズもやっているマツーエフの良さが出ている。なかなか軽妙洒脱。オーケストラもまずまず。
制作・出演
J.S.バッハ / RCAビクター交響楽団 / ウィリアム・プリムローズ / エリック・フリードマン / サー・マルコム・サージェント / ハイフェッツ / ピアティゴルスキー / ロンドン新交響楽団ご存じヒロト&マーシー率いる、ザ・クロマニヨンズのセカンド・シングル。無邪気さの中に感傷をほんのり浮遊させたキャッチーな「紙飛行機」をはじめ、シンプルなワードと旨味の利いたロック・サウンドで無限の広がりをみせる、魅惑の“3分パンクス”が痛快に炸裂。
96年にデビューした彼も、2007年で40歳。そんな節目の年を祝うトリプル・リード・シングル。彼のソングライターとしての才能は、他のアーティストへの楽曲提供やタイアップなどで保証済み。その落ち着きと自信が楽曲の質の高さとなって表われている。
正統派メタルを謳い活動を続けてきたヘヴィ・メタル・バンドの、4作目にしてラスト作。島紀史のトリッキーなギター・ワークと下山武徳の英詞を巧みに操る灼熱系のヴォーカルが不変的なメタル、ハード然としたムードを醸し出し、有終の美を飾るにふさわしい一作。