音楽むすび | 2007年4月25日発売

ドイツ出身のメタル・バンドの通算4作目にして本邦デビュー作。叙情性を帯びたメロディに加え、ブルータル系の陰なムードを全篇に交えた、ある意味でメロディック・デス・メタルの王道をきわめたサウンドが、百戦錬磨のキャリアを物語るような迫力で圧巻。

地元九州と東京を中心に行なっていたストリート・ライヴで注目されたシンガー・ソングライター、馬原美穂の2007年4月発表のミニ・アルバム。自分の存在理由を模索するストレートな歌詞とソウルフルな歌声が印象的な作品だ。

TVドラマ『春のワルツ』の劇中音楽を手がけた韓国のピアニスト、ジョンウォン・キムの本邦デビュー盤。華麗なテクニックで大胆に弾かれたスケルツォからは若い才能がほとばしり出る。多少奔放過ぎるような気もするが、繊細さも併せ持ち将来が楽しみである。