2007年5月発売
鮮烈な音楽表現にとって鋭く叫ぶような音も重要だが、それ以上に凄味のある弱音が欠かせない。バルトークの書いたかすかなざわめきや、息を殺すように流れる時間を、彼らは不気味なほどの緊迫感で描出する。いまもっともエキサイティングな四重奏団だ。
2007年5月発表のアルバム。スコット・ストーチやティンバランドがプロデュースを担当し、スヌープ・ドッグやビズ・マーキーらが客演した豪華でワイルドな一枚。シングル曲「Put It Down」などが収録されている。
五つの赤い風船が結成40周年を記念して、ゆかりのミュージシャンに提供された楽曲を歌った作品(2、7、10曲目はオリジナル)。森山良子、イルカ、南こうせつら、豪華なメンバーが集結。あのねのねの「ばっかり」が意外な(失礼!)佳曲。疲れたシニア世代への癒しのフォーク。
中川翔子の企画カヴァー盤。『ドラゴンボール』のエンディング曲「ロマンティックあげるよ」や『魔法の天使クリィミーマミ』の挿入歌「BIN・KANルージュ」など、往年の名アニメ・ソングをキュートに歌い上げている。
スウェーデン産メロディック・デス・メタル・バンドの第8作。激烈な疾走ビートに扇情的なギター・メロディと哀感を湛えたシンセ・サウンドが乗る典型スタイルは健在だが、一部クリーン・ヴォイスを復活させており、女性シンガーが絡むナンバーも収める。
ユーロビート・コンピ・シリーズの2007年編第1弾。“2007 AUTOBACS SUPER GT”のイメージ・ガールが歌うナンバーをはじめ、軽快なユーロビートをノンストップで収録。GTマシンのスチール音との相性が抜群だ。
ベテラン3ピース・バンドのアルバムは、ロックの原点である胸踊る楽しさをギッシリ詰め込んだ快作。軽快なギター・ロックを中心に、心地よいビートにのせて未来に向けて目覚めろ! と歌いかける。アメリカン・グラフィティ風ジャケットもオシャレ。