2007年5月発売
Allow me to re-introduce myselfAllow me to re-introduce myself
香港の人気若手俳優、エディソン・チャンがヒップホップ・アーティストとして放つフル・アルバム。同胞のHanjinに加え、DJ MUROやカニエ・ウェストらをプロデューサーに迎え入れた意欲作だ。
リサイタル!リサイタル!
川久保のセカンド・アルバムは、前作の協奏曲とうって変わって、米・露・仏の小品集。シャープな技術とスキッとした語り口の中にも、ふと熱いものを迸らせ、曲に寄せる愛情の深さを覗かせる。それにしても、当意即妙のゴランのピアノが抜群である。
メロディーズ?チェロ名曲集メロディーズ?チェロ名曲集
2002年、コダーイの無伴奏を圧倒的な迫力で録音したカンタが、今回は名曲アルバムを収録。会場は同じ根上総合文化会館だ。ぜひSA-CDマルチで聴いてほしい。彼の音色が、いかに豊かで深々としているかがわかる。チェロ・ファンなら絶対に聴き逃せない。
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ダンス・ビートとロックを融合させた音楽を追及する5人組ユニットMICRON'STUFFのミニ・アルバム。プロデュースに屋敷豪太も参加しカッコいいギター・リフにノリのいいリズム、たまに軽やかなアコギの音も聴こえ、ほかのバンドとはひと味違う音を聴かせる。
展覧会の絵〜ロシア紀行展覧会の絵〜ロシア紀行
欧州の人気ジャズ・ピアニスト、ニルス・ラン・ドーキー率いるトリオ・モンマルトルの通算6枚目。ロシアのクラシックの有名な名曲をピアノ・トリオで料理した。原曲のよさを活かしながらジャズ化する手法が鮮やか。クラシックのジャズ化では最良の出来栄え。
いつか王子様がいつか王子様が
ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに20年強、デビッド・マシューズ率いる5人組のアルバム。今作はスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げたもの。ときに仕掛けを施しつつ、原曲の持つ曲趣を香り立たせる。フロントに立つ2管はけっこう雄弁。