2007年7月25日発売
老舗レーベルのRCAによる、女性ジャズ・ヴォーカル・コンピレーション。ダイナ・ショアやローズマリー・クルーニー、ヘレン・オコネルといった美形シンガーによる、オシャレで洗練されたナンバーを中心に収録している。
結成25周年を記念して再結成した、岡村孝子と加藤晴子の女性デュオのアルバム。デビューから約1年半で活動停止したため、このアルバムが24年ぶり、2枚目のオリジナル・アルバムとなる。25年を経て音が変わっても、醸しだす空気が同じなのはふたりの絆か。
あの『アメリカン・アイドル』の初代グランプリ……と紹介するのも野暮になるほど、真のアイドル・シンガーとなったケリー嬢。これは彼女の3作目で、歌手としての表現力をさらに増した力作だ。アイドルゆえのプレッシャーを軽々と跳ね飛ばす歌声に、迷いは微塵もない。
大ヒットを記録したデビュー・アルバムから約3年ぶりとなる2ndアルバム。フーバスタンクなどを手がけたハワード・ベンソンをプロデュースに迎え、耳に残るメロディとよりハードになったサウンドを聴かせる。本作はスペシャル・エディション盤。
コブクロが彼の楽曲をカヴァーしたことで再注目された男性シンガー・ソングライターのシングル。タイトル曲は、2005年の再始動時に発表された曲を、現在のアレンジで再録音したヴァージョン。彼が目標とし、2007年に行なった野音ライヴの音源も収録。
杉山清貴のアルバムは、千住明と組んでAOR系の洋楽名曲カヴァーに挑戦の巻。「You're Only Lonely」や「Heart Of Mine」など選曲が憎い。タイトルの“Favorite Eternal Numbers”は、もちろん、極東放送・FEN(現在のAFN)にもかけてある。繊細で豊潤なアレンジに乗せて気持ち良さそうに歌っている。
2007年7月発表のアルバム。横浜ゴムのCMソング「空はまるで」や映画『夜のピクニック』の主題歌「フタリ」、m-floや吉田兄弟らとコラボしたナンバーなどを収録。ヴァラエティに富んだサウンドが味わえる。
そもそもサックス・カルテットは多くないけれど、トルヴェールは世界トップのアンサンブルだと言い切っていいんじゃないかと、今回のアルバムを聴いてつくづく思った。作品ノートをなぞるようだが、名優は悲劇も喜劇もこなす。彼らがまさにそう。今回はラブ・コメディってところだ。