2007年9月発売
THIRD TIME'S A CHARMTHIRD TIME'S A CHARM
元Hi-STANDARDの横山健のソロ3作目。ソロといってもライヴの固定メンバーで作られ、ハジけるバンド感は興奮もの。楽曲も過去3作の中ではポップ性が一番高く、キュンキュンするようなメロディの嵐。それが疾走感とパンクの痛快さを持ってさく裂。
FILL IN THE BLANKSFILL IN THE BLANKS
ピザ・オブ・デスのコンピで注目された4人組が初の単独作品をリリース。痛快なメロディック・パンク・サウンドは、メロディ、演奏力、緻密なアレンジ力の三拍子揃っていきなりクオリティが高い。甘い声質のヴォーカルはパンク・キッズ以外の層にもアピールしそう。
地獄に堕ちた子供たち地獄に堕ちた子供たち
相変わらずの妖怪的&猟奇的ロックは全開で、凶子の巻き舌ヴォーカルも舌好調だ。欧米が悪魔ならやっぱ日本のメタルは妖怪だね! 「一ツ目小僧」なんて曲名から「一ツ目小僧」だし(笑)。しかし今回の注目ポイントはジャケット。なぜ『サージェント・ペパーズ〜』のパロディなの?
LIV-ING HUSKING BEE-ING 〜tribute to HUSKING BEE〜LIV-ING HUSKING BEE-ING 〜tribute to HUSKING BEE〜
2005年3月に解散したHUSKING BEEへのトリビュート・アルバム。元メンバーの磯部正文やSLIME BALL、ロリータ18号らヴァラエティに富んだアーティストが参加。リスペクトする側とされる側、双方の深い愛情が感じられる。
ザ・シングルズザ・シングルズ
シングルA面曲のみをコンパイルしたベスト・アルバム。こうして並べてみると、彼らの音楽がいかにヴァラエティに富んだものだったかがよくわかる。ブックレットもいい仕事だし、入門編として最適な一枚だろう。個人的にはアナログで聴きたい音なんだけど。
OZONEOZONE
84年にアメリカのコロンビア・レコードから発表されたデビュー・アルバム。ゲイリー・バートン(vib)のプロデュースのもと、23歳の小曽根のみずみずしい感性が最大限に引き出されている。