2007年発売
セイオシンセイオシン
オルタナティヴ・シーンではすでに注目されている、カリフォルニアはオレンジカウンティ出身の5人組ハードコア・バンド、セイオシンのアルバム。圧倒的なテンションとツイン・ギター、高音ヴォーカルなどが魅力だ。
シャレードシャレード
制作・出演
アーロン・デイヴィス / ギル・ゴールドスタイン / スコット・ロビンソン / スティーヴン・ウルフ / デヴィッド・ピルチ / ホリー・コール / レニー・ピケット / ヴィンセント・チャンシー発売元
ユニバーサルミュージック『シェイド』以来3年ぶりのアルバムは、ジャジィで大人の魅力たっぷりな作品。彼女の原点は1950年代にあるのだそうで、やはりスタンダード曲は言うことなし。この作品では迫力のバックのタイトル曲と「シェルブールの雨傘」が新鮮。全体を通して、彼女の微妙で繊細な感情移入に感心した。
Everything you know is wrongEverything you know is wrong
7ヵ月ぶりのアルバム。前作は亀田誠治がプロデュースしたが今回は自分たちで作品を練り上げた。2006年6月に発表したシングルをラストに収録。モノクロのブルドッグの写真のみというジャケットに、男臭さを感じさせる。ライヴ・バンドらしくステージで盛り上がりそうな曲満載。
アイドルズ・オブ・エグザイルアイドルズ・オブ・エグザイル
ブロークン・ソーシャル・シーンのギタリストもつとめるカナダ人シンガー・ソングライターの、丁寧に作られた2005年作。寛いでいたりどことなくポップななかに、渋さや訥々とした情感を効果的に滲ませる。聴きやすいが、しっかりと聴き手をノックする手作り表現だ。
5+2=115+2=11
謎のピアノ絶叫マシーン、H ZETT Mの衝撃のデビュー・アルバム。ピアノを全面にフィーチャーし、スピーディなロック・サウンドからゆったり系のバラードまでを、幅広いメロディで聴かせる珠玉の1枚だ。
アルター・エゴアルター・エゴ
俳優やモデルも務めるグッド・ルッキング・ガイの4作目は、なんと2枚組だ。一枚は通常のデンダーな味漂う“歌モノR&B”集で、もう一枚はなんとラップ表現集。後者はタイリースと別人格という設定で、ブラックTYと名乗る。ともにキャラ立ちを見事に留意。