2008年11月発売
発売元
株式会社ギザ女性ジャズ・シンガー、中島紅音のサード・アルバム。ジャズ系の有名スタンダードを歌った。4ビート・ジャズとは異なり、実にさまざまなサウンドで歌っている。フュージョン主体で、クラブ・ミュージックのテイストを含んだ編曲と演奏だ。ヴォーカルはハスキー&キュート。
発売元
株式会社ギザJ-POPからのラテンへの回答というべき、明るく快活で現代的サウンドに満ちた作品。元WANDSの大島こうすけによるトラック・メイキングで、日本発のラテン・ミュージックに新たな局面を提示している。ラテンというよりJ-POPとして楽しむべき作品。
リーダーであるハンク・ジョーンズは90歳を迎えた大ベテランだが、ピアノ・タッチが絶妙で滋味豊かな音を紡ぎ出している。ベースとドラムの連携も良く、特に、キルソンの鋭い感性が弾けるドラミングが刺激的。メリハリの利いたピアノ・トリオ演奏が楽しめる。
カリフォルニアのインディ系ロック・バンドのデビュー作。アコースティック楽器をベースにした弾けるようなサウンド。ポップなキンクスのようなところもあるけれど、むしろ無邪気な感じで、ジャケットのイラストのようなピュアで可愛らしい感性が光る。
自国イギリスでは2007年10月にリリースされた4作目。米国のエモ・ロックと共振したサウンドをキープしつつデリケートな音で、いわゆるUKロックの香りも漂うが骨のあるラウドなロックに仕上がった。優等生風のキャラも強みだ。「アウト・オブ・タイム」以降は日本盤のみ。
アトランタ録音を中心にした2008年作。高揚感を醸す演奏と哀愁漂うメロディがよく合うオリジナル曲「ア・ホール・ニュー・ライフ」、クールなヴォーカルから音色もフレーズも温もりのあるフリューゲルホーン・ソロへの移行が鮮やかな「ロック・ウィズ・ユー」、浮遊感のあるアコースティックなサウンドが心地よい「ユー・アー・スペシャル」など粒揃い。
フィギュア・スケート人気を反映した企画アルバム。人気選手たちが競技中に使用する楽曲を、2008/2009年シーズンのものを中心に厳選収録している。クラシック入門者にも聴きやすい一枚だ。
“大切な人、素敵な人と過ごす至福の時間”をテーマにした、デビュー20周年記念シリーズの第3部。“クリスマス”をテーマに制作されており、槇原敬之「雪に願いを」のカヴァーなども収録。ロマンティックなクリスマスを演出してくれそうだ。
元MR.BIGのエリックによる、日本の女性シンガーの曲をカヴァーしたアルバム。今井美樹、小柳ゆき、プリンセス・プリンセスなどのヒット・バラードを英訳して歌ったもので、ハスキーでソウルフルな歌声が冴える。新たな魅力が楽しめ、企画作品という以上の出来栄えだ。
デビュー18年、今なお人気の衰えぬ歌姫の大きな魅力となっている、情感あふれるバラードの中から、ここではコロムビア時代の代表曲が聴ける。ボーナス曲も含め、全19曲中12曲がトップ5ヒットから成り、そのうち8曲が全米No.1という豪華さを誇示する。
ジャンル
世界最高のシンガーと称されるトニー・ベネットのアルバム。カウント・ベイシー・ビッグ・バンドと共演し、ハッピーなクリスマス・ナンバーを奏でている。思わずスウィングするゴキゲンなナンバーが満載だ。
左と右のチャンネルにそれぞれ異なるギター・パートを録音した一人デュエット作品。あたかも二人のギタリストが“共演”しているかのようだ。演目は定番のスタンダード。艶やかなトーンと、歌うようなフレージングでハイ・クオリティな演奏を聴かせる。