2008年12月発売
滴草由美の機軸にあるのはソウル音楽。歌唱スタイルには、ゴスペルなどの影響も垣間見える。でもこの4枚目のアルバムで表現したのは、オーガニックな表情に寄り添った音楽性。ゆったり心地好い音色ながらも色濃いソウルフルな声をはべらせているところも魅力だ。
2001年に結成された三人組メロディック・パンク・バンドのファースト・フル・アルバム。自主制作盤からの再録あり、新境地のミドル・テンポありと彼らの成長ぶりが顕著な作品。ハードなギター・サウンドと、男女のヴォーカルのさわやかな絡み合いの対比が印象的なバンドだ。
姉妹ヴォーカル・デュオ、Skyの1stミニ・アルバム。テレビ朝日系『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』のエンディング・テーマとして使用された表題曲を含む全5曲を収録。姉の優しく透き通った高音と妹の艶やかな歌声のハーモニーが美しい。
約1年半ぶりとなる通算28枚目のシングルは、目の覚めるようなハード&ヘヴィ・チューン。世の中の閉塞感を突き破らんとするかのような、表現者の意気込みが見える。カップリングにはセカンド・アルバム収録曲の深遠なリレコーディング・ヴァージョンを。
ソウル出身のモデル兼女優のデビュー・シングルで本人がヒロイン役を務める映画『252 生存者あり』の主題歌。繊細さの中に意志の強さを感じさせる美しい歌声と、スケール感大きいドラマティックなバラードがよく合っている。しっとり系の「I Believe I Believe」も秀曲。
オリジナル・アルバム6作目。表題曲はじめ新曲は3曲のみで、さまざまなTV番組や映画、そしてCMソングになった曲が詰まっている。それは人気の証でもあるが、自身出演もしたドラマ『風のガーデン』の、歌の深みを聴かせた主題歌の静かにして強い輝きは特別だ。
SUEMITSU&THE SUEMITHのベスト・アルバム。デビュー曲やTVアニメ『のだめカンタービレ』の主題歌&エンディング・テーマのほか、新録曲も収録。流れるようなグラインド・プレイを堪能したい。