2008年1月発売
酔虎自在酔虎自在
2004年に知名定男との共演盤があるもソロ作は2002年以来、沖縄民謡の至宝のアルバム。若い共演者を迎え三線、六線、島太鼓を奏で歌うは、御大が次世代に伝えたい沖縄〜八重山の民謡。70代半ば過ぎとは思えぬ力強い歌声で、自作にも御大の伝えたい思いが詰まってる。
peoplepeoplepeoplepeople
下北沢を中心に活動するロック・バンドのセカンド・フル・アルバム。米ミシガン出身のモリコン(vo)が書くネイティヴな英詞とバッキバキに鳴らす骨太なギター&ドラムスは圧巻の一言。フリーキーなビート・テクニックと西海岸ロック的グルーヴで、ロックの王道を突っ走る。
SHIKATASHIKATA
R&Bテイストたっぷりのヴォーカリストの初ソロ・アルバム。淡々としたなかに切なさを感じさせるヴォーカルは、ライヴの空気感を色濃く伝える。重いテーマの歌詞でも、この人の唄にはある種の爽やかさが全編に流れていて、広い層にアピールできそう。
エイチ・ツー・オーエイチ・ツー・オー
88〜2007年という“平成のヒット”20年分20曲を集めたコンピレーション。光GENJI、プリプリから大塚愛、倖田來未までのナンバーが絶え間なく流れていく空間に身を置くと、それぞれの曲のイメージとJ-POPの大きなグルーヴ感とが渾然一体となるようだ。