2008年2月20日発売
cafelonのベーシスト、長谷記史がHIEROPHANT GREEN名義で発表する1stミニ・アルバム。全曲打ち込みによるもので、ロックとハウスを巻き込んだ甘いダンス・チューンが楽しめる。
2002年の「小さな恋のうた」に続くMONGOL800のカヴァー第2弾「あなたに」。バラードだが、沢のパワフルな歌唱にはゴスペルに通低するエネルギーとビートがある。ぐいぐい牽引する彼女の歌に引き込まれ、巻き込まれてしまい、歌の魔力を実感することになる。
シドニー出身の女性シンガーのアルバム(3枚目)。ガンとの闘病中に制作された前作に比べずっと明るくなってまずはひと安心。しかもスタッフも一新している。まるでデビュー作のようなフレッシュで力強いヴォーカルがまぶしい。
旋律楽器としてのウクレレは、音の伸びが少ないぶん、アタック音の色合いが勝負だ。比類ないテクニシャンの彼だが、旋律勝負の企画だけに、本作では“歌い手”としての顔がくっきり。ゆえに、「ロビンソン」「時の過ぎゆくままに」などのライヴ・テイクがとても楽しい。ソロ・トラックは「見上げてごらん夜の星を」「雪の華」。
ジェフ・リン監修のベスト企画第2弾。前作よりもヴァラエティに富んだ選曲で、ジェフ・リンのメロディメイカーとしての多彩さを堪能できる。第1弾に収録できなかった名曲に加え、廃盤になったアルバムからの楽曲など貴重な音源も収録。
メジャーでの3作目。胸をえぐる言葉が青春の日々の古傷を思い出させ、それがポップな響きから突然聴こえてくる。時折、竹内まりやを思わせる歌声であったりもする。カヴァーの選曲を含め、洋楽指向のその批評眼は二世代上の上質なポップ感覚に通じる。
アメリカのヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルの2008年版ベスト・アルバム。フィギュア・スケートでよく使われる「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」をはじめ人気楽曲を多数収録。
94年デビューのヒップホップ・アーティスト、NASによる初のベスト・アルバム。7thアルバムまで所属したソニー時代のナンバーから、デフ・ジャム移籍後のヒット・シングルまでを収録している。