音楽むすび | 2008年2月27日発売

80年代、ダンス音楽、キーボードなどを取り入れながらのエモ・バンド群のネクスト・ブレイク候補によるVagrant第1弾。青きエモーションの息づく一枚で、カラフルでキラキラとした楽曲は、どこか懐かしさを感じさせるとともに、甘酸っぱく琴線をくすぐる。

前作から5年ぶり、結成10周年となるサード・アルバム。今作では日本語詞を大々的に導入し、より幅広い層に訴えかける意欲作となっている。凶暴かつ美しいフィードバック・ギターと浮遊感たっぷりのメロは、シーンの代表格としての貫禄すら感じさせる。

往年の名曲をスーパープライスで！

4枚目のシングルは、触れた瞬間、身体を否応なく揺さぶっていくダンサブルなパーティ系サウンド。10代の女の子らしいウブな恋心を綴った歌詞。耳をくすぐるキャッチーなメロディ。カラオケでみんなで楽しく唄い騒ぐにピッタリの、無条件に気持ち上げていくポップ・チューン。

Superflyの第4弾シングルは、TBS系ドラマ『エジソンの母』の主題歌。常にライヴのラストを飾ってきたファンにはおなじみのナンバーで、越智志帆の力強く抜けの良いヴォーカルが際立った仕上がりだ。 ⇒★Superfly特集★をチェック！

コロムビアの落語決定盤シリーズの、ちょっとエッチな噺と遊郭が舞台の噺を集めた“艶噺・廓噺”編。その1となる本作では、20世紀を代表する名人・五代目古今亭志ん生が、4つの色恋噺を粋でいなせな名人芸で披露。入門者でも通でも楽しめる一枚だ。