2008年3月26日発売
2007年に初来日公演も成功させたコルピクラーニの通算5作目。フォークを採り入れたメタルが彼らの特徴だが、今作ではアコーディオンのフレーズがほぼメインとなるアレンジで、フォーク色がかなり強くなった。素朴な風合いと力強さの融合が魅力。
元ドラゴンハートのスティーヴ・ウィリアムズ(key)が結成した英伊混合のメロディック・パワー・メタル5人組の4作目。疾走感あふれる楽曲からプログレッシヴなそれまで、ドラマティックかつポップな音世界を披露。正統的にして新たなメタル・サウンドを提示する。
スウェーデンから登場したネオ・クラシカル・ギタリストの新鋭、ジャイス・ランドベリのファースト・フル・アルバム。同郷のヨラン・エドマン(vo)を迎え、叙情的なヘヴィ・メタルをバックに、ジャイスのスリリングなギター・ワークが展開されている。
ゴシック・メタル・バンドの範疇に括られているフィンランド産6人組の1作目。ハイ・トーンの女性ヴォーカルを軸に据えているように、ゴスペル的な香りを振りまいている点が大きな特徴。シンフォニック&ハーモナイズされた様式美な耽美メタルが胸を打つ。
ロストプロフェッツやFFATらを生み出したサウスウェールズ出身の5ピース・バンド。彼ら初のフル・アルバムは、重戦車のようなリズム隊にディストーション・ギターが絡み合った意欲作。UKらしい哀愁漂うメロとデス声の組み合わせも絶妙だ。
プロレス団体“ドラゴンゲート”の公式サウンドトラックで、所属選手のテーマ曲などを2枚組で収録。それぞれの完成度も高く、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、久保田陽子らの絶唱も。格闘技ファンのみならず楽しめるコンピレーション盤だ。
Dazzle Visionの1stミニ・アルバム。ツイン・ギターを擁する時期に制作されたもので、重低音の効いたサウンドに心を包み込む麻衣子の歌声が乗り、繊細な音像が描き出されている。
ブラス奏者が沢山いる大型インスト・バンドのアルバム。腕と度胸に覚えあり? ジョー・ジャクソンの『ビッグ・ワールド』のように、新曲が一発ライヴ・レコーディング(2007年11月7日、渋谷・duoにて)されたもの。曲想と心意気、四方八方に広がる。
2006年に現編成となり、新たなスタートを切った東京の5人組による2枚目のシングル。おおむねハード・ロックをベースとしたキャッチーな楽曲はソツのない作りを見せている。歌詞や旋律のポップさを保ちながら、随所で見せる技巧派的側面も個性の一つだ。