2008年4月16日発売
ピアノ・トリオにストリングスなど、いくつかのフォーマットでさまざまなジャンルの曲が演奏されている。哀愁漂うチェロがバックに流れる「Jealousy」、 CMの書き下ろしで可愛らしい曲「少女のワルツ」、名曲「シチリアーノ」など、この人らしく、やさしくて美しく、内に秘めながらの丁寧なプレイが好ましい。
エレクトロ・ポップ「LADY LOVE」、轟音ヘヴィ・ロック「ハエ」、軽快なアコギのストロークで始まる「Live or Die」。豊かさを増したサウンド・メイクのなかで、涼しげな知性と凶暴な本能をひとつにしたリリックが舞う。RIZEの新たなステージを伝える6作目。
3ピース・ロック・バンドの4枚目のアルバム。生バンドが奏でる音作りにも磨きがかかり、一貫したリズム感が自然に体を揺らす。全編英語詞ながら、シンプルな単語が並ぶリリックは耳に馴染みやすい。コーラスが耳に残る「SHY DOG」の、アコギをフィーチャーしたソフト・ロックも新鮮。
作詞を自身が、作曲を星蘭丸が手がけたタイトル曲は、子どもでも楽しめるユニークな歌詞と大人でもグッとくるドラマティックなメロディが印象的。アッパーなポップ・センスはどことなく氣志團を思わせるサウンド。キャッチーな迫力があるカップリング曲もクセになりそう。
ギャング・スタ・ラッパー、グールーによるシリーズ作『ジャズマタズ』のベスト盤。ドナルド・バード、ハービー・ハンコックらのジャズ・プレイヤーに加え、エリカ・バドゥらR&Bアーティストも参加。落ち着きのあるヒップ・ホップを披露している。
“ウェッサイ”の礎を築いた3人、アイス・キューブ、マック10、WCが結成したウェッサイ・コネクション、初のベスト・アルバム。濃いメンバーによる濃いフロウが詰まっている。
世界的な人気を誇る、オーストラリアはシドニー出身のロック・バンド、ザ・ヴァインズの初のベスト・アルバム。ハードでノイジーな楽曲からサイケデリックな一面まで、さまざまな側面を見せてくれる。
パーティ・バンドとしての地位を確立したコットンマウス・キングス、初のオールタイム・ベスト・アルバム。ヒップホップ、レゲエ、ハードコア、メタルなどを取り込んだヘヴィなグルーヴと緩急を自在に操るエモーショナルなライムが絶妙にマッチしている。
発売元
ユニバーサルミュージックメジャー・デビュー作はルエケを寵愛し、自己のグループでも起用するハンコック2、7曲目とショーター5、7曲目が参加。アフリカ色濃厚のリズム、旋律、ヴォイスでゆるやかな癒しで包み込む「カリブ」がピカイチ。「ライト・ダーク」のショーターの吹奏が美しい。とっても不思議なギタリスト。★