2008年4月9日発売
天使の囁きと悪魔の咆哮とを操るアンバー・ヴァレンタインを擁するゴシック・オルタナ・デュオのアルバム。ネガティヴなエモーションを爆発させての不穏なサウンドももちろんだが、とにかく触れ幅の大きな歌が強烈のひと言。ただただ翻弄されるばかりの一枚である。
オリジナル・メンバーのジェレミー・ターナー(g)が復活して(セカンド時と同じラインナップ)制作された4枚目のアルバム。デス・メタルの獰猛な突進力とテクニカルな音風景の積み上げのバランスが見事なまでにとれた作品からは、バンドの充実ぶりが窺える。
制作・出演
AttilaBlaho / AttilaKorb / BalintGyemant / BalintMajtenyi / DanielRedo / JanosAved / ZoltanOlah / ハルチャ・ヴェロニカ発売元
株式会社ネイチャーブリス1stアルバム『スピーク・ロウ』が好評を博したハンガリーのキュートな女性ヴォーカリスト、ハルチャ・ヴェロニカ。全曲彼女自身の作詞・作曲によるもので、逞しい表現力とプレーンでエモーショナルな歌声を披露している。
クラブ/ラウンジ系の日本人アーティストに的を絞ったコンピレーション『aperitivo tokyo』の第2弾。多くのCM音楽を手がける人気ユニットから新人まで、幅広く収録している。
ジャック・ジャクソンの直系と言われる、カリフォルニアのシンガー・ソングライターの3作目。ボブ・ディランの「DON'T THINK TWICE IT'S ALL RIGHT」を除くとすべて彼の自作曲で、アコースティック・ギターの弾き語りを中心とした作品には、LAの朝のちょっぴり肌寒い刺激と爽快感が漂う。
L.A.を中心に活動するソロMC、ジオのアルバム。ジャジィなサウンドからバウンシーな王道ヒップホップ、ノリノリのラテン・サウンドのパーティ・チューンまで幅広い音源を収録している。
真摯に取り組む良い意味での生真面目さ。どこをとっても弾き飛ばした音符は一つもない。落ち着いたテンポでショパンの響きをていねいに解きほぐすように弾いていく。彼の奏でる優しい響きに癒される人も少なくないだろう。練習用の手本としてもオススメ。