音楽むすび | 2008年4月発売

ジャジィ・ヒップホップで人気を得たLA拠点の三人組の2作目。一転してスペイシーなテクノ・トラックに驚くが、これで以前と同等の心地よさを実現できるかの挑戦だとしたら、それは成功したし、抑揚豊かなMC勢のキャラクター性も、より活きている。

2000年代に入り充実度を増すフランスのメタル・シーンの中で、マイ・ペースに活動を展開するシンフォニック系バンドのセカンド・アルバム。制作のスランプやメンバーの怪我を乗り越えて完成させた作品は、構築美からあふれてやまないエネルギーにも美が感じられる。

ブラジルの実力派メロディック・パワー・メタル・バンドのセカンド・アルバム。ハロウィンから影響を受けたような疾走感あふれる楽曲はどれも勢いが良く、叙情的なヴォーカル・メロディと美旋律ツイン・ギター、さらにテクニカルなギター・ソロも質が高い。

関西を中心に活躍しているバンド、pug27の3rdアルバム。タイトルのAcqua pazza（イタリア語で狂った水）は、レゲエやラテン、ジャズなどを同時に押し流していく彼らのサウンドを如実に表わしているようだ。

2002年9月に結成された、松瀬一昭と門松良祐による男性デュオ。3枚目のミニ・アルバムとなる本作は、テーマを“色”と掲げて、彼らの温かさや爽やかさを色で表現。親しみやすい二人の歌声とメロディを重ね合わせて、優しい感触のポップスを聴かせる。

数々のリミックス・プロジェクトで名を馳せた箭内健一によるSoul Source ProductionがおくるミックスCD。フロアを湧かせる臨場感たっぷりの楽曲に加え、箭内のオリジナル曲にも注目だ。

ヒット・シングル「Happiness」「Step and Go」などを収めた、通算8枚目のオリジナル・アルバム。ポップ・ソング、ダンス・チューン、バラッドなどが絶妙に配された、ヴァラエティ豊かな一枚だ。