2008年6月25日発売
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ユニバーサルミュージックモンクの名盤を彩ったサックス奏者、チャーリー・ラウズのリーダー作。ボサ・ノヴァに焦点を絞ったことも功を奏し、適度な聴きやすさをと人気を獲得した。ギターとパーカッションのアンサンブルも見逃せない。
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ユニバーサルミュージック衝撃のデビュー作『テイキン・オフ』に続いてブルーノートに吹き込まれた2ndアルバム。天才的な和声感覚と、後の作品にも通ずる独特の作曲センスが詰め込まれた魅力的な一枚に仕上がっている。
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ユニバーサルミュージックブルーノートでは2作目となるリーダー・アルバム。『ナイト・ドリーマー』からリー・モーガンが抜けたメンツによる録音で、コルトレーン・バンドのリズム陣とショーターのソロが唯一無比の世界観を出した初期の代表作。
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ユニバーサルミュージック傑作アルバム『サイドワインダー』でも共演したジョー・ヘンダーソンの参加が目を惹く1965年の作品。全体的な印象も遠からずといった感じで、タイトル曲のほか「月の砂漠」のカヴァーも聴きもの。
インパルスを離れた後、最初に登場した強力なリーダー作。エルヴィン・ジョーンズも加わり、演奏面は過去の延長線上にあるが、マジックとも言うべきブルーノート・サウンドに彩られ、マッコイの代表作となっている。
オーケストラの魅力を最大限に引き出したサン=サーンスの管弦楽曲3曲を収録。小澤の色彩感覚、鋭利なリズム感、そして繊細な描写力が存分に発揮された演奏として、高く評価されているアルバムだ。
アシュケナージが、イギリスの名門ロイヤル・フィルを率い、約26年ぶりに母国に里帰りしたときの感動のライヴの模様。ピアニストにソ連の俊英ガヴリーロフを起用し、渾身の演奏を繰り広げている。
マリナー初のモーツァルト序曲集(一部の曲のみ2度目の録音)。小編成を活かした軽快なテンポとバランスの良さが実に清新な演奏だ。「ルチオ・シルラ」など初期の作品がとりわけ素晴らしい。
カラヤン、ベルリン・フィルの絶頂期の録音。各曲の端々にメンバーのヴィルトゥオーゾぶりが顔を出し、カラヤンが引き出した抒情性とドラマ性、振幅の大きなダイナミズムが曲を磨き上げている。
「惑星」は、この曲の名演として、いまだに輝きを失っていない録音。ボールトすでに78歳での晩年のものながら、この曲の神秘的な美しさを最大限に描き出している。「エニグマ変奏曲」が入っているのも魅力だ。
新古典主義時代のレスピーギが、ルネサンス期のリュート曲を現代のオーケストラ用に編曲した美しい作品。古楽演奏にも長けたマリナーが、古さと新しさを見事にバランスさせている。
日本でのみ発売が許されていた2つの協奏曲が収録された、当時非常な話題を呼んだアルバム。リストでの豪放さ、ラヴェルでのファンタジックな変幻自在さと、アルゲリッチの特質がフルに発揮されている。
全盛期のパールマンらしい、豊麗なヴァイオリンがたっぷりと聴ける2曲をカップリング。とりわけチャイコフスキーはオーマンディ率いるフィラデルフィアとの、まさに豪奢な競演が素晴らしい。
オイストラフ3度目の録音で、初の共演作となった名盤。オイストラフの堂々としたスケールの大きな演奏もさすがだが、そのオイストラフを包み込んでしまうクレンペラーの壮大さにも圧倒される。
20代半ばのパユによる、EMIでのデビュー・アルバム。当時すでにベルリン・フィルの首席奏者となっていたパユは、年齢を感じさせない落ち着きがある。気品漂う美しいモーツァルトだ。
いずれもクラリネットの美質が十分に活かされた名曲。まろやかで肉厚な音色を持つマイヤーのクラリネットは、ドレスデン国立管と見事にマッチして、彼女の代表作といえる素晴らしい演奏となった。
ドイツのゆるぎない伝統を感じさせる演奏は、当時の新即物主義演奏のひとつの典型的な例でもある。しかし本作は、その演奏スタイルを超えて聴く者の胸に迫る、包み込むようなスケール感を持っている。
ピアノの詩人と称された、フランソワの代表的な録音のひとつ。主観的、あるいは主情的とも言われたフランソワの全盛期の録音で、彼のひらめきが最高度に発揮されたファンタスティックなショパンとなっている。