2008年7月23日発売
小野リサやジョビンの作品にも参加したブラジル人ドラマー、パスコアル・メイレレスのトリオ作品。ギターに売れっ子ネルソン・ファリア。ジョビンやエドゥ・ロポの曲を軽快にアレンジし、少ない手数なのに豊かな広がりとグルーヴを感じさせてくれる。
注目の男性声優の独り語りが女性ファンを中心に人気を集める朗読CDシリーズの第5弾。今回は、『DEATH NOTE』『機動戦士ガンダムOO』などで知られる宮野真守による語りで、人間の内面や社会問題に切り込む内容となっている。
“宇宙=スペース”をテーマにしたデビュー・アルバム。日本特有の叙情的なメロディを重視しつつ、エモーショナル・ヒップホップやエレクトロニカ、ブレイクビーツを取り入れている。バンド編成のフリー・ジャズやサンプラーを駆使したサウンドも収録。
A Hundred Birdsのヴォーカリスト、TeNのソロ作で、全曲カヴァーの作品。ソウルフルなふくよかさにブルージーなニュアンスももったヴォーカルで、「さよならの向う側」などの有名曲を歌っている。ア・カペラやウクレレ弾き語りなど、曲ごとに異なるアレンジも秀逸。
3枚目のシングル。映画『カンフー・パンダ』イメージ・ソングとしても話題の「Your Seed」は、スペーシーな中に中国的フレーズを盛り込んだサウンドが印象的。フジテレビ『お台場冒険王ファイナル』イメージ・ソングの開放感あふれる「冒険ライダー」とともに、キレのあるヴォーカルを聴かせている。
初の試みとなる、デビュー作をステージで再現するライヴ企画盤。ウィルソン姉妹こだわりのアコースティカルな要素とハード・ロックの融合の原点である姿勢を30年以上の歳月を経て実践した意欲作であり、ピンク・フロイドやザ・フーのカヴァーもファンにとっては新味。
ランディ・ブレッカー&イリアーヌ夫妻の娘、アマンダのデビュー作。自作曲のほかノラ・ジョーンズ、ボニー・レイット、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースらの曲をカヴァー。デヴィッド・マシューズのアレンジによるポップ路線。キュートな歌声。両親も各2曲に参加。
若い歌手を初めて聴くのは実に楽しい。テノールとなるといっそうである。ナポリ帰りの上本訓久、粗削りながら地中海の青い空を感じさせる声に魅力がある。CD一枚で判断するのは尚早だが、ダイヤモンドの原石を掘り出した思いだ。精進を重ねて大成してほしい。