2008年9月10日発売
はいじ(vo)と虎井学(b)による男女デュオのセカンド・シングル。もう手の届かない場所に行ってしまった君に贈る愛の歌で、季節は巡っても色あせない思い出としてこの歌に閉じ込められている。はいじのヴォーカルは、初々しく素直な気持ちが伝わってくる。
人気作曲家/シンガーの川江が、数多くの提供曲の中から選んだ初セルフ・カヴァー作。すべてピアノと歌だけのシンプルな演奏だが、一青窈が歌った「つないで手」や中島美嘉の「桜色舞うころ」などのバラードだけではなく、今井美樹に提供した「滴」などのアップ・テンポの曲もあって飽きさせない。
“元祖湘南サウンド!”と銘打たれた豪華コンピ。各々の代表曲はもちろん、加山によるプレスリーのカヴァー(ディスク1の7曲目/1957年頃の宅録!!)から両者共演の新録音源(ディスク2の1、5曲目)まで、50年にわたる“伝説”が一気に楽しめる。オープニングのナレーションはさだまさし。
ロンドンに拠点を移し、クラシック音楽にあらためて正面から向き合ったという葉加瀬太郎の新境地を示す一枚。ヴィヴァルディ風アレンジの「春をどうぞ」や、エルガーの「威風堂々」をサビに使った「栄光への道」などの自作が収録曲の約半分を占め、“葉加瀬流クラシック”をダイナミックに体現する。
ダンス・トラックと“鯖”を賞賛するリリックが融合した「SAVA」、外国人労働者の悲哀を歌った牧歌的ナンバー「サヨナラニッポン」、子殺しをテーマにしたハード・フォーク「おめえだよ」などを収録した3作目。重い真実とナンセンスを行き来する作風はまさに本領発揮。
2008年でデビュー20周年となるシンガー・ソングライターのアルバムは、山本精一、武川雅寛、太田譲などのゲストを迎え、カントリーやゴスペル風のレイドバックしたサウンドを展開。甘ったるい歌声で運命に翻弄される女性の苦悩や悦びを歌う芸風は相変わらず。