2008年9月24日発売
千葉を中心に活動を開始しその後新宿を拠点とする、大学のパンク好きの仲間三人で結成されたポップ・パンク・バンドのセカンド・フル・アルバム。ライヴでの盛り上がりが容易に想像できる、ガッツと男気に満ちた楽曲のオンパレード。
亡くなる前の制作だが奇しくも追悼盤になった。赤塚アニメの曲のカヴァーとオリジナル曲で構成してサブカル色が強い出来栄えとはいえ「元祖天才バカボンの春」でしんみりと締める。本人の写真と漫画のキャラが満載のブックレットには、2008年7月のタモリのインタビューも掲載。
99?2006年まで活動した3ピース・バンド、Sound Scheduleのヴォーカル&ギター、大石昌良の第2弾シングル。ポップスの王道といった感じの温かいサウンド、せつない歌詞、力強く高音のヴォーカルと、非常にヒットのポテンシャル高し。才能のある人です。
アフロヘアの“しほ”とプチプチヘアの“おせつ”により結成されたダンス・パフォーマンス・ユニット、サニチルの5曲入り作品。新たに6人のキッズ・ダンサーをメンバーに迎え、元気いっぱいのパフォーマンスを繰り広げている。
スリップノットを思わせる、B級ホラーの世界をビジュアル化したゾンビ・メイクで登場した米インディアナ州出身バンドのデビュー作。ミスフィッツの影響が色濃い乗りのいいパンキッシュなハード・ロックが身上で、彼らがクリスチャン・バンドというのは興味深い。
2008年でデビュー15周年を迎える松田樹利亜の13枚目のアルバム。モダン・ヘヴィとでも言えるような重厚でドライヴ感のあるサウンドに、パワフルでかつ色っぽいヴォーカルが絡んだ楽曲はどれも存在感抜群で、彼女が書く歌詞の世界観も興味深い。
業界でも類を見ないオリジナル朗読CDシリーズ続編の第6弾。語るのは、『ヤッターマン』『機動戦士ガンダム00』などで人気の声優、吉野裕行。若年性アルツハイマー病になった母親を持つ息子を主人公とし、社会問題に深く切り込んでいく。
世界を旅するターンテーブリスト、dj KENTAROのライブミックスが遂に初音源化!!今年の野外フェスティバルでのプレイを収録した、dj KENTARO初のライブミックス音源!!自身の曲のライブバージョンやリミックス、エレクトロでベイシーな展開に昇天確実。途中、突然電源が落ちてしまうアクシデントなども、あえて全てを収録した、その人間味あふれる展開は聴き所だらけ。夕焼け空と共に展開されていったその夜、衝撃あり、ハプニングあり、リカバリーありな、正にN.A.M.A. 現場のグルーブそのものを収めている。
OZROSAURUSの元メンバー、DJ TOMOの1stアルバム。ヒップホップ、R&B、レゲエ・シーンからB.D.THE BROBUS、BAZOO、宏美などが参加した、幅広いジャンルのファンが満足できる作品に仕上がっている。
アメリカでも注目のオルガン奏者のアルバム。ホレス・シルヴァーの「シスター・セイディ」が最高にヒップ。ジミー・スミスも取り上げたが、アーシーな味わいのこの楽器の演奏者の琴線を揺すぶるのだろう。敦賀のサポートには巨人コブ。ギター、テナーも抜群でファンキー&メロウな逸品。★
NYの伝統派テナー・サックスの若手グラント・スチュワートによるブルーノートの名曲集。骨太で朗々としたトーンが魅力的。サイドメンも気持ちよくスウィングしてグラントを支え、特にギターのジョー・コーン(アル・コーンの息子)が光る。