2009年10月14日発売
ソナーポケットのファースト・アルバム。ファースト・シングル「Promise」や「アリガトウ」など12曲を収録。ファーストにしてすでにベスト盤と思えるほど濃い内容だ。彼らのポップとヒップホップの融合はジョイフルでハートフル。聴き終えた時の爽快感とジーンと胸にしみる優しさが残る。
2010年のショパン生誕200年記念コンピレーション・アルバム。ショパンの有名曲をほぼ網羅して、ショパンのエッセンスを凝縮した2枚組。ユニバーサルが擁する一流アーティストによる音源を使用。ショパン入門の必需品だ。
アリス=紗良・オット待望の第2弾。2008年のデビュー盤『超絶技巧練習曲』とは真逆で、しなやかで優美な表現が満面にあふれる。洒落たルバートによる歌わせ方と華やかな技巧が一体化したエレガントなショパン。夢見るようなロマンティシズムが新たなワルツ演奏を創造する。
制作・出演
BobReynolds / オベッド・キャルヴェア / グレゴア・マレ / シルヴァン・リュック / ジャン・ミッシェル・ピルク / マイケル・ロドリゲス / マーシャル・ギルケス / リチャード・ボナインドとNY録音の本作はボナの音楽がすでにユニバーサル(宇宙的)境地に達していると強く感じさせる。インドの風を運ぶ「シヴァ・マントラ」「クルマレテ」「ソウレマネ」もカントリー色濃厚の「アフリカン・カウボーイ」でも、その民俗色は一構成要素であって、トータルで聴けば、それらが渾然と混じり合った無双のボナ・サウンドへの昇華が実感できる。★
オーストラリア出身の女性シンガー・ソングライターの、前作から約4年半ぶり、レーベルを移籍しての通算4枚目のアルバム。イーノがプロデュースしたコールドプレイとのコラボレーション曲をはじめ、バラエティに富みつつもオーガニックな味わいの作品になっている。
半世紀近くジャズ・シーンを牽引してきた重鎮のピアノ・トリオ作品。全編オリジナルで、その大半はバレエ団のために書き下ろしたもの。抑制の利いたピアノに、ところどころちりばめた独特のファンキーな節回しが小粋。リリカルでソウルフルな大人のジャズ。
元宝塚月組娘役トップスター、彩乃かなみのオリジナルとしては初のメジャー・シングル。フュージョン・インストゥルメンタル・ユニットのShikinamiをゲストに迎え、朗々たる歌唱力と華やかなキャラクターを活かしたナンバーを披露している。
フランスを代表するDJが米R&B・アーバン界の豪華ゲストと組んで送り出す、極上のパーティ・アルバム。エレクトロなサウンドとヒップポップを融合した、才気みなぎる熱いダンス・トラックが満載。
一曲一曲の枠を取り払ったような考え方で、7曲ひとまとまりのアルバムとして制作された、期待の三人組によるサード・ミニ・アルバム。少年っぽさを残した透き通った歌声と、繊細で複雑な構成ながらロックのダイナミズムを感じさせるサウンドが異彩を放つ作品だ。
日本テレビ系オーディション番組『歌スタ!!』から登場したシンガーのシングル。3年間の介護の末に母を亡くした彼女が、今改めて母に問いかける詞が感動的。特徴的な声質と抜群の歌唱には、穏やかで厳かな空気感が宿っている。
デビュー5年目を迎えたAqua Timez、自らのプロデュースによるコンプリート・ベスト・アルバム。インディーズ時代のアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』から、2009年7月リリースの「プルメリア〜花唄〜」までバランスよく選曲。ロック、レゲエ、ヒップホップなどを見事に融合した、オリジナリティたっぷりのサウンドが凝縮。
バンド結成15周年を記念した通算10枚目のアルバム。愛すべきおバカ・キャラ全開のシングル曲「僕のウィナ」をはじめ、心地良いメロディとキャッチーなパンク・サウンドによるハッピー盤。音楽的完成度の高さにも注目したい佳作だ。
超絶アコギ弾きとして脚光を浴びた人だが、デビュー作をミリオンセラーへと導いたのは、若々しさと哀愁とが同居する歌声の魅力だろう。今回の2作目では、彼自身ファンだというコーネリアスと「ウォント・レット・ゴー」「サウンドウェイヴズ」で共演。ビートルズのカヴァー「ヒア・カムズ・ザ・サン」では、シンフォニックなギターの腕前も披露。
エレクトロ・ポップ風のイントロから始まるスピード感全開のファンキー・ナンバー。宇宙空間を飛び散る光のようにきらめくSEを交えたサウンドのなか、ノンストップでグルーヴする大橋の熱っぽいヴォーカルが印象的に響く、TVアニメ『鋼の錬金術師』のオープニング・テーマ。
JUJUとのコラボレーションによる「明日がくるなら」で大ブレイクしたJAY'EDによるシングル曲。80年代ディスコ・ポップとR&Bが一体となったサウンドと、爽やかで美しい歌声が響きわたる久々のアッパー・チューンだ。