2009年1月発売
孤高の人力ハード・エレクトロニカ・ギター・ポップを奏でる関西在住の4ピース・バンド、HaKUの初音源集。ソング・ライティングを手がけるのは辻村有記(vo&g)。演奏のクオリティにも注目だ。
オーペスのミカエル・オーカーフェルト(vo)とマーティン・アクセンロット(ds)らによるストックホルムのプロジェクト・バンドのサード・アルバム。ゴツゴツした手触りのヘヴィなサウンドと咆哮ヴォイスで、デス・メタルの王道を行く世界を展開。
ジャーマン・メタル・シーン期待の5人組による2作目にして日本デビュー盤。アグレッシヴなパワー・メタルを基調に、紅一点、ターニャ・マオルの幻想的なヴォーカルをフィーチャーしながら、ゴシック、デス・メタルなどを昇華。独自の音世界を作り出している。
94年に結成されたイタリアのヘヴィ・メタル・バンドのアルバム(7作目)。メンバー・チェンジが多いバンドだが、本作ではハイ・トーンが魅力の新たなヴォーカリストを迎えている。変化に富んだ引き締まったリズムなど、技巧派らしさが光る巧妙な演奏だ。
身体をズタズタに切り裂くような重くヘヴィな、しかもノイジィなリフを次々叩きつけてくる、デトロイト出身5人組の4作目。激烈な重さにも関わらずドスの利いた声で轟々と叫ぶ女性ヴォーカル。女性版スクリーモ系に新たな旋風を巻き起こしていく逸材だ。
リズムの要だったドラマー、イゴールが脱退。兄のマックス・カヴァレラとの本家セパルトゥラ(?)立ち上げも噂される中発表されたアルバムは、残党メンバーの意地を感じさせるコンセプト作。『時計仕掛けのオレンジ』に材を求めた意気やよしだが、“型”にこだわりすぎた感も。
発売元
ニューワールドレコーズ“the ジブリ set”でお茶の間からアンダーグラウンドまで心を掴んだ札幌を拠点に活動するHOUSE DJ、DAISHI DANCE。端正なビート感と、ストリングスを配したメロディアスな感性を注入した提供作品から厳選したディスク1と、セルフ・リミックスのディスク2の 2枚組。
音楽だけが生き甲斐のナイスガイ、サノヒロアキのソロ・プロジェクトとなったはやぶさジョーンズの本作には、オリジナル・メンバーの未来アツシ(ds)、窪田圭祐(b)も参加。はっぴいえんどにも通じる、サイケで土埃の舞うロックを聴かせる。
セキグチタケオ(vo)とセキグチマナ(vo,key)によるユニットの初フル・アルバム。アンビエントに描かれるサウンドスケープが、優しさに満ちた郷愁的空間へと誘ってくれる。インナーに記された各楽曲へのコメントを併読すると、また抱く感情も広がっていく。