2009年2月18日発売
インド系カナダ人、キング・カーン率いる大所帯ガレージ&サイケデリック・バンドの2002年作。スティーヴィー・ワンダーらとの共演経験者など曲者揃いの12人編成で、ロック、ソウルが根源的に持つ妖しさやエモーションをプリミティヴな音世界に具現化している。
かまやつの70歳を記念した、豪華ゲストとのコラボ・セルフ・カヴァー集。今井美樹との「ノー・ノー・ボーイ」、THE ALFEEとの「サマー・ガール」、布袋寅泰との「やつらの足音のバラード」、親戚の森山良子・直太朗の親子が参加した「懲りない二人」など、いずれもムッシュの名曲が洒落たアレンジで蘇り、世代を超えたデュエットは感動もの。
柔らかなタッチを多用するせいか、ほんのりとした甘さを感じさせる「平均律」である。もちろん、機に応じて音色や雰囲気を一変させたり、緩急や強弱に思わぬ味付けを施したり……といった創意も満載。この大作を清新に彩るシュタットフェルトの非凡な発想に脱帽だ。
アメリカ生まれのシンガー・ソングライターのアルバム。アルバム曲すべての作詞・作曲を手がけ、演奏面でもマルチ・プレイヤーぶりを発揮。美しいバラード(音楽ビデオにはSPEEDの上原多香子が出演)も印象的だが、ロック色を強めているのも本作の特徴だ。
台湾版『花より男子』から誕生したユニット・F4の朱孝天のソロ・ベスト。ベストといっても、新曲を収録したディスクを含むCD2枚組という豪華盤。新曲はアコースティック・サウンドをバックにバラード中心の編成。ファンには嬉しい甘いヴォーカルがたっぷりだ。
クラブ・シーンで活躍するDJによる、シンディ・ローパーのリミックス・アルバム。力強い歌声とハウス・サウンドの融合は強烈かつスタイリッシュ。宇川直宏が手がけるプロジェクトとのコラボ曲「TRUE COLORS」なども収録。
ヒップホップ・アーティスト、バウワウのアルバム。ダンサブルなサウンドに絡む、甘酸っぱいビートが女性を中心に人気を獲得しそうだ。ヤング・アーバン・シーンの代表的存在である彼の実力が実感できる。
オハイオ州コロンバス出身のラッパー、バウ・ワウの5作目となるアルバム。俳優としても幅広く活動している彼が、洗練されたヒップホップ/R&Bを聴かせてくれる。クリス・ブラウンをフィーチャーした「Shortie Like Mine」などを収録。
アース・ウインド&ファイアーのベスト・アルバム。ダンスフロアを沸かせる「セプテンバー」やバラードの名曲「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」、TBS系ドラマ『ラブシャッフル』の主題歌にも起用された「宇宙のファンタジー」などを収録している。
4人組ガールズ・グループ、バングルスのベスト・アルバム。プリンス作曲の出世作「マニック・マンデー」、サイモン&ガーファンクルのカヴァー「冬の散歩道」、TBS系ドラマ『ラブシャッフル』挿入歌「胸いっぱいの愛」などを収録している。
世界最高峰のスライド・ギターの名手としてエリック・クラプトンも一目置く、29歳の天才ギタリスト率いるバンドの通算6作目。確かなテクニックに裏打ちされたニュアンス豊かなスライド・ギターだけでなく、スモーキーな歌声はヴォーカリストとしても一流だ。