2009年2月25日発売
ブルックリンに暮らす女性シンガー・ソングライターの2作目。ブリティッシュ・フォーク風からパワー・ポップ調、ポスト・ロック路線まで曲調はさまざまだが、その可愛らしい歌声が全体をしっかりと統一している。ちょっとメアリー・ルー・ロードっぽい。
RCAに録音を行なってきたエデルマンだが、約20年もの間録音とは無縁の生活を送っていた。久々の新録音は実に味わいが深い。余分な響きを洗い流したようなすっきりした音だが、まったく物足りなくない。表現も正統的でありながら十分に練り込まれている。要注目。
ホルンのアンサンブルにオルガンも加わって荘厳な雰囲気を作り出す。ベルリン・フィルでトップを吹くバボラークをはじめ、名手たちの美しい音色が教会の空間に響いていく。その空気感のすばらしさ。ぜひSA-CDのマルチch再生でその醍醐味を満喫してほしい。
ウィーン・フィル首席のオッテンザマーとその息子たちによるトリオ。家長が低音域のバセットで睨みを利かせている。ふくよかな音色と音楽の作りが自然に統一され、実にインティメイトな味わいをもたらす。ことにオペラのナンバーは水を得た魚のよう。
70年代を代表するアメリカン・ハード・プログレ・バンド、アメリカン・ティアーズが1975年に発表した2ndアルバム。キャリア中でもっともプログレッシヴなカラーを強く打ち出した人気作だ。
70年代を代表するアメリカン・ハード・プログレ・バンド、アメリカン・ティアーズが1976年に発表した3rdアルバム。プログレ色を残しつつ、従来よりもポップ感を押し出した内容となっている。
ジャーマン・メタル・バンドの10年ぶりの復活アルバム。レイジのギタリストでもあるヴィクター・スモールスキなど三人による演奏で、現代的な感覚を生かしたパワフルな音作りにも惹かれる。懐かしさもあるが、全体的に活力のある充実した出来栄えだ。
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、ハンマーフォールのアルバム。オリジナル・ベーシストが復帰し、新たなギタリストを迎えての作品で、正統派のメタル・サウンドが展開されている。
アメリカはクリーブランド出身のエクストリーム・メタル・バンド、アビゲイル・ウィリアムズのデビュー・アルバム。ディム・ボガーら北欧勢の影響を感じさせるサウンドが特徴的だ。
元ドリーム・シアターの天才キーボード・プレイヤー、デレク・シェリニアンの6枚目のソロ・アルバム。ヘヴィ・メタルにフュージョンを混ぜたようなインストゥルメンタル曲や、ザック・ワイルドを迎えたヘヴィ・ロック系ナンバーなどを収録している。