2009年2月25日発売
サンバをはじめ、多彩なリズムを取り入れた爽快な演奏がズラリ。トップ級の演奏力を誇るプレイヤーたちが相互に刺激を与えながらの、全員で躍動するサウンドは、聴く楽しみいっぱい。ピリッとスパイスが利いたギターの起用も功を奏した豪奢なフュージョン作だ。
仲良しコンビによるスーパー・デュオの第3弾。メインはプーランクのピアノ・デュオ全曲が入ったこと。“エスプリ”とはこういうものだよ、とさり気ない微笑みで語る二人の姿が見えるようだ。ドビュッシーとラヴェルは気取らなさ過ぎて、ちょっと物足りない仕上がりかも。
アメリカを代表するスラッシュ・メタル・バンド、ネヴァーモアのギタリストによる1stソロ・アルバム。超絶なギター・テクニックを遺憾なく披露したインストゥルメンタル作品だ。
今回は踊りの音楽がテーマ。17曲収録。ショパンのワルツやグラナドスの「アンダルーサ」などのほかに、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」やシュトラウスの「美しく青きドナウ」など“ピアノ演奏”としては珍しい楽曲も多数収録しているのが魅力。目から鱗的アルバム。
沖縄をテーマにしたコンピレーション・アルバムのベスト・オブ・ベスト。ここに収録されているのは、どれも島の香りを感じさせる優しさに満ちた名曲ばかり。心を開放したい時、仕事の疲れを癒したい時に最適の一枚だ。
誰もが知ってる名曲をパンク・スタイルでカヴァーしたコンピ・シリーズの番外編。スコット・マーフィーによるJ-POPのカヴァーが話題を集めるなか、満を持してのリリースと言えるが、勢いが感じられる反面、全体にワン・パターンな印象も。「アジアの純真」を除く全曲が英詞。
カナダ産ハードコア/メタル・バンドのセカンド(2008年作)にして本邦デビュー作。スラッシュ・メタルやストーナー・ロックからの影響も感じさせる勢いイッパツなサウンドは、見事にロケンロー! アレクシスオンファイアーらのメンバーがゲスト参加。
若き日のフォークがいつしか高齢者の思い出の中に埋もれてしまう一方で、演歌的な情感を獲得していると実感させるのが“すぎもとまさと”だ。「曙橋」は幼き日を懐かしむ40年後のかぐや姫的でさえある。すぎもとの歌声に懐かしさと説得力を感じる。
1970年代の洋楽ヒット作品100曲を5枚組に収録したコンピレーション。ポップからハード・ロック、ソウル、ファンク、シンガー・ソングライター、レゲエまで、ジャンルの多彩さが魅力だ。
80年代の洋楽ヒッツ100曲を5枚組に収めたコンピレーション。デュエット・バラードやディスコ、パンク、ニューウェイヴ、ブリティッシュ・ファンクなど、当時の空気が甦る一枚だ。
90年代の洋楽ヒッツ100曲を5枚組に収録したコンピレーション。ヒップホップを取り入れたR&Bやアイリッシュ・ロック、アイスランドのポップスなど、地域性豊かな音楽の擡頭(たいとう)が感じられる。