2009年2月発売
自ら“耽美派”を標榜するシンガー・KAYAが、名前も“かや”と変え、クロス・ジャンルで名曲の連続カヴァーに挑戦する第1弾。きっとどこかで耳にしているはずのシャンソンの有名曲が、キュートでラブリィ、どこかふわふわとしたポップ・ナンバーに衣替え。
ドラマやバラエティ番組などで活躍する双子姉妹、茉奈佳奈(まなかな)のシングル。自身が主演するNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌で、二人ならではの息のあったハーモニーが感動的な響きを生み出している。
ロサンゼルスの5人組メタル・バンド、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチのデビュー・アルバム。スリップノットやディスターブドを彷彿とさせるヘヴィなメタル・サウンドが魅力。荒れまくりのドラミングと沸き起こるスクリームがクールだ。
アメリカで圧倒的人気を誇るスムース・ジャズ・サックス奏者のラブ・ソング集。オリジナルに加え、スティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックスらの王道のバラードをカヴァー。ブラック・コンテンポラリーやR&Bの流れを汲む、スタイリッシュで都会的なサウンドが心地よい。
SEAMOやNEWSなどを手がける井筒“Growth”信太郎とのコラボ曲。人懐っこいメロディとともに、学生時代の切ない恋愛模様を真っすぐに歌い、胸を締め付ける。すっかり大人の自分としては、汚れちまった悲しみを覚えたりも。卒業ソングの新たな定番になりそうな佳曲。
レゲエの持つ楽しさやメッセージ性を徹底して煮詰めた6枚目のアルバム。全体的にハッピーな気持ちにしてくれる楽曲が多いが、実は深いメッセージも随所に描き出されている。でも一番の聴きどころは、音の質感。この突き詰め度は一聴の価値あり。
2000年リリースの初期ベスト盤がSHM-CDで登場。音質の差を確かめるために買い直すもよし、オールド・ファッションドなパンクやロカビリーからスタートし、独自の美学と音楽性を確立した不世出バンドの入門編として楽しむもよし。若きベンジーの放つオーラは不滅。
インターナショナルにして、クロスオーヴァーな活動を標榜するアコーディオン奏者の活動を俯瞰できる4枚組ボックス・セット。全73曲。その内訳は、『Mania Coba』というタイトルで出された3枚のベスト盤、および今セットのために本人が新たに選んだ17曲入りのCD。はっちゃけたエスノ・ポップ調、ローマのオーケストラと絡んだもの、哀愁フュージョンなど……曲趣は本当にさまざまで、情報量は膨大。「多大な誘いを持つ自分のアコーディオンの調べがあれば何処にだって行けるし、何をやろうと自分の音楽」という自負が、膨大なプロダクツ群からは透けて見える。
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ユニバーサルミュージック今日のジャズ・ピアノのスタイルに計り知れない影響を与えたバド・パウエルのベスト・アルバム。その天賦(てんぷ)の才が余すところなく発揮されたブルーノートにおける諸作から、いずれ劣らぬ名演を収録している。
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ユニバーサルミュージックモダン・ジャズ期を象徴するドラマー、アート・ブレイキー。キャリアの初期にブルーノートに残した名演からのベスト・セレクションは、もはやクラシックとも言うべき「モーニン」ほか全9曲を収録している。
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ユニバーサルミュージックブルーノートが本格的なモダン・ジャズ路線に踏み出すきっかけとなったのがモンクの存在だった。独特のハーモニー感覚とパーカッシヴなタッチでプロデューサーの琴線に触れた彼の足跡が辿れるベスト・アルバムだ。
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ユニバーサルミュージックブルーノートに幾多の名盤を吹き込んだホレス・シルヴァーのベスト・アルバム。「ソング・フォー・マイ・ファザー」や「ニカの夢」など、今日でも愛され続けている代表曲がずらりと並んでいる。
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ユニバーサルミュージックジャズの花形楽器であるトランペット吹きでありながら、ディジー・ラスカルやマイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウンらの影で過小評価されがちなケニー・ドーハム。本ブルーノート・コンピレーションには、そんな彼の滋味が詰まっている。
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ユニバーサルミュージックブルーノートを代表するアルト奏者の一人、ルー・ドナルドソンのベスト・アルバム。バップに始まり、ファンク色を徐々に深めながら、後にはリー・モーガンにも通じるようなジャズ・ロックの要素も取り込んでいった彼の足跡が辿れる。
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ユニバーサルミュージックブルーノートとともに歩んだトランペッター、リー・モーガンのアルバム。とりわけ「ザ・サイドワインダー」から「クリフォードの想い出」へと続く冒頭の3曲は、彼のブリリアントなフレージングなくしては成立しないであろう渾身の名演となっている。