2009年7月15日発売
2008年の復活作『ナウ・レコーディング plus』に続く13枚目のアルバム。夏! 海! サーフィン!というパブリック・イメージをキープしながら、中年〜実年男子の人生の機微を感じさせる極上ポップス。田口俊の歌詞も味わい深い。でも歌声とメロディは若いのだ。
俳優としても、ウエンツ瑛士とのデュオ“WaT”としても大人気の小池徹平の2年ぶり2枚目のフル・アルバム。2009年6月発表のシングル「キミだけ」など全10曲を収録。23歳になり、さまざまな役柄を通して少し大人になった彼の、切なさも込めたギター弾き語り中心のラブ・ソング集。
数多くのTVドラマや映画『陰日向に咲く』、アニメ『戦国BASARA』などの音楽を手掛け注目を集める気鋭の作曲家、澤野弘之の初オリジナル・アルバム。ドラマ『医龍』の劇中曲をヴォーカル・ヴァージョンにアレンジした「Voice of Light」をはじめ、サントラとは一味違う音楽が堪能できる。
小澤にとって3度目の「巨人」。今回はサイトウ・キネン・オケとのライヴ録音。解釈の基本は過去2枚とそんなに変わっていない。ボストン響との演奏(特に2度目)は洗練された表現が印象的だったが、SKOとの演奏には人間的な温もりが感じられる。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / シャブリエ / パリ管弦楽団 / フランス国立管弦楽団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ボストン交響楽団 / 小澤征爾 / 晋友会合唱団 / 関屋晋ウィーン・フィルの微妙な不揃い感、パリ管とのバトルなど、タクトの正確さと緊張感に対峙する各オケの性格がくっきり浮かびあがるDISC2が面白い。対するDISC1でのボストン響は、渋さと機能性が第一印象となる。続くサイトウ・キネン盤では、絢爛な音楽のなかに安心感が聴き取れるのだった。2組4枚をフルに使い、小澤征爾という偉大な個性の足跡を見事まとめた編纂に敬意を表したい。
制作・出演
アンネ・シュヴァーネヴィルムス / サイトウ・キネン・オーケストラ / サイトウ・キネン・オーケストラ・チェンバー・プレイヤーズ / バーバラ・ディヴァー / フランツ・ハヴラタ / ポール・グローヴズ / モーツァルト / 小澤征爾 / 東京オペラシンガーズ今や世界的なオーケストラとなった、サイトウ・キネン・オーケストラ初のベスト・アルバム。指揮はいずれも小澤征爾で、デビュー・アルバムに収録のブラームス「交響曲第4番」から2006年録音までを2枚にまとめている。
若くて艶のある1939年の「奇妙な果実」、イントロのトランペットと凄みを増した晩年の声が印象的な1956年版、ミルト・ラスキンとミンガスの伴奏で歌われるライヴ録音の1945年版。コモドア、デッカ、クレフ/ヴァーヴの各レーベルを超えたこのベスト盤だからこそできる聴き比べだ。
最高の音で楽しむために!
制作・出演
サイトウ・キネン・オーケストラ / ジェシー・ノーマン / ジャン・コクトー / ストラヴィンスキー / ブリン・ターフェル / ペーター・シュライアー / 小澤征爾 / 晋友会合唱団 / 東京オペラシンガーズ / 白石加代子最高の音で楽しむために!
制作・出演
W.H.オーデン / アントニー・ロルフ=ジョンソン / サイトウ・キネン・オーケストラ / シルヴィア・マクネアー / ストラヴィンスキー / テッド・テイラー / ドナルド・アダムス / 小澤征爾 / 東京オペラ・シンガーズ / 江上孝規最高の音で楽しむために!
サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーによるアルバム。念願の室内楽コンサートが初めて行なわれた第4回フェスティバルで演奏された曲目を別途録音。室内楽的らしい緻密さとスケール感とをあわせ持った演奏を披露している。
制作・出演
ギョーム・アポリネール / サイトウ・キネン・オーケストラ / ジャン=フィリップ・ラフォン / ジャン=ポール・フシェクール / バーバラ・ボニー / プーランク / ヴォルフガング・ホルツマイアー / 小澤征爾 / 東京オペラシンガーズ / 矢部達哉制作・出演
J.S.バッハ / クリスティアーネ・エルツェ / サイトウ・キネン・オーケストラ / ジョン・マーク・エインズリー / スタンフォード・オルセン / トーマス・クヴァストホフ / ナタリー・シュトゥッツマン / 小澤征爾 / 東京オペラシンガーズ制作・出演
J.S.バッハ / アラステア・マイルズ / アンゲリカ・キルヒシュラーガー / サイトウ・キネン・オーケストラ / ジョン・マーク・エインズリー / バーバラ・ボニー / ピーター・ダイクストラ / 小澤征爾 / 東京オペラシンガーズ最高の音で楽しむために!