2009年7月15日発売
制作・出演
サイトウ・キネン・オーケストラ / ジェイソン・マルサリス / ジョージ・ガーシュウィン / マーカス・ロバーツ / マーカス・ロバーツ・トリオ / ローランド・ゲリン / 伊藤亮太郎 / 安芸晶子 / 小澤征爾小澤征爾とサイトウ・キネンo.による第14回フェスティヴァル松本のライヴ録音。ジャズのマーカス・ロバーツ・トリオとの共演で話題となったガーシュウィンだ。ボーナス・トラックには小澤の70歳バースデイ・ガラ・コンサートの模様を収録。
小澤征爾、ボストン響による最初のマーラーの「巨人」。「花の章」が入った5楽章版で、ボストン響の音楽監督に就任して3年目となる小澤のセッション録音だ。ボストン響を完全に掌握した小澤の見事な指揮が堪能できる。
シングルに続いて亀田誠治を迎えて、良き時代のクラシック・ロック的なアプローチを行なったFoZZtoneの2作目。「音楽」「死んだというのは聞かないが」「ホールケーキ」など楽曲によってアコギとエレキを使い分け、熱さと心地良さが同居したアルバムに仕上がっている。
昭和ヒット・メーカー・シリーズ第1弾、作曲家編の中村八大作品集。草野浩二監修のもと、「上を向いて歩こう」「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」など、数々のヒット曲を収録。戦後、多くの日本人の心をつかんだ名曲揃いの一枚。
昭和の歌謡界を代表するヒットメイカーたちの作品をまとめたコンピ・シリーズのいずみたく編。由紀さおり 「夜明けのスキャット」や坂本九「見上げてごらん夜の星を」など、不朽の名曲が満載だ。
昭和の歌謡界を代表するヒットメイカーたちの作品をまとめたコンピ・シリーズの萩原哲晶編。「スーダラ節」など、クレージーキャッツのほとんどの楽曲を手がけた作曲家の才気ほとばしる一枚だ。
「アフリカ」(2008年)でブレイクした、レバノン生まれ、ドバイ育ちのシンガー・ソングライターの本邦2作目。端正なソウル、ヒップホップ・グルーヴが全編を飾り、80年代および中東的なテイストが憂いを添える。今回はマイケル・センベロの「マニアック」をカヴァー(2曲目)。
ふくよかなグルーヴが心地よい先行シングル「KANSHA」を冒頭に配した記念すべきファースト・フル・アルバム。全員まだ20歳そこそこと若いが、勢いで作るのではなくしっかりと丁寧に楽曲を作り込んでいるさまを見ると、大物になる可能性大。さりげなく直球ボサを聴かせる曲もあってニクイ!
2001年に結成された男性二人組メロディック・パンク・バンドによる、通算6枚目のアルバム。弾けるメロディは時に“泣き”を漂わせ、全編英語詞ながら胸をキュンとさせられるはず。いい意味で力みや暑苦しさを感じさせないヴォーカルが、爽快感を与える。
ソロ名義としては2009年第1弾となるシングル。「美しき日々よ」は、人生を旅にたとえ、いつか未来で幸せを感じられたらいいのではないか、という彼自身の哲学観が込められているメッセージ・ソング。「さよならはいつも側に」は、亀田誠治が作曲家として名を連ねる。ポップなアレンジが新鮮。
淡々としつつ、いつの間にか現在のJ-POPを代表するほどの存在となった彼ら。このシングルも、どちらも甲乙付けがたい仕上がりでその安定した力を見せつけるが、ここでは力強い「ホタルノヒカリ」よりも、メランコリックな「おもいでのすきま」を推したい。澱みのない吉岡聖恵の声がイイ。
4つ打ちビートのスピーディなトランスが楽しめるコンピレーション、“ハピコア”シリーズの第2弾。日本のお祭りソングや世界の民謡などを和太鼓、民族楽器を用いた2009年型ダンス・ミュージックへとアレンジしている。
レゲエを取り入れたサウンドで人気の西海岸出身のビー・ファンデーションのサード・アルバム。メン・アット・ワークのカヴァーの「ランド・ダウン・アンダー」はまさにぴったりの選曲。彼らのオリジナルのようにアルバムに溶け込んでいる。サーフっぽさ満点のインストの「バズーカ・ショー」も良い。
都倉俊一作品に挑戦した1973年発表のカヴァー・ソング集。「ジョニイへの伝言」「天使になれない」「同棲時代」「あなたの心に」「昨日・今日・明日」など数々のヒット曲を、原曲のイメージを変えるほどリンダ色に染めた強烈なアルバム。