2009年7月22日発売
制作・出演
DJLillyakaDOUBLE / DOUBLE / Ne-Yo / クレイグ・デイヴィッド / ザ・ブラック・アイド・ピーズ / ザ・プッシーキャット・ドールズ / ネリー / レディ・ガガ日本を代表するディーヴァ、DOUBLEがプロデュースするミックスCDシリーズ第2弾。フィーチャリング・ヴォーカルで参加したネリーによる「ワン・アンド・オンリー」ほかを収録している。
メンバーが監修した初の2枚組オールタイム・ベスト・アルバム。今なお多くのファンに愛唱される、70年代から80年代の名曲を中心に収録。3人の絶妙なコンビネーションを心ゆくまで味わえる。
ヴォーカルにスポットをあてた前年の作品でも取り上げた「デサフィナード」などのスタンダードを、今度はピアノ・トリオで収録した2009年作品。ニューヨークに移ってから顕著になった骨太な演奏が本作でも遺憾なく発揮されている。
発売元
ユニバーサルミュージック“もしもMUROが自分のラジオ・ステーションを持っていたら”という設定で、ハンク・モブレーの1960年の名作からサンプリングしたミックスCD。多数のラッパーやDJが参加。ラジオ・ショウを意識した華やかかつソウルフルな作品になっている。
発売元
ユニバーサルミュージック11年ぶりのリーダー作。エリック・ドルフィーの曲も取り上げていて、それらの演奏での斬新なアプローチと型にとらわれないで自在にスウィングした姿は完全復活の証左だ。しかも、鋭い音への感覚、集中力は健在。そのうえ、本作の音楽には以前と異なる奥行きと味わいが感じられる。
ラトルとバーミンガム市響が円熟味を帯びてきた90年代初頭の録音となる、マーラーの「巨人」。若々しいマーラーのリリシズムと大きなダイナミズムを違和感なく表現した、反応のいいオーケストラの演奏が素晴らしい。
若きラトルとバーミンガム市響&合唱団との渾身の演奏が聴ける、注目すべきアルバム。さまざまなマーラー像が飛び交っていた時代に、新たに清新で意欲に満ちたマーラーを提示したという点において記念すべき録音といえる。
制作・出演
サイモン・キーンリーサイド / サイモン・ラトル / ジョナサン・カーク / ニーチェ / バーミンガム市交響楽団 / バーミンガム市交響楽団ユース・コーラス / バーミンガム市交響楽団合唱団 / ビルギット・レンマート / フィリップ・ハリソン / マーラーラトルとバーミンガム市響とによるマーラー・シリーズの終盤の録音。第8番同様に、第3番も彼らのマーラー解釈の集大成的な演奏となっている。歌曲もまた実に表情豊かで、成熟した演奏を聴かせている。
フルトヴェングラーが得意としたワーグナーの、第2次大戦後の比較的録音のいい演奏をまとめた作品。最後の録音となった「ワルキューレの騎行」はもちろん、フラグスタートによる「愛の死」も絶品だ。
制作・出演
CarolineMarwood / J.S.バッハ / アカデミー室内管弦楽団 / グラハム・シーン / シーリア・ニックリン / ジョージ・ケアド / ティモシー・ブラウン / ニコラス・ヒル / ネヴィル・マリナーマリナーによる3度目の「ブランデンブルク協奏曲」の全曲録音。手塩にかけてきたアカデミー室内管とともに、爽やかだが深い造詣に満ちたバッハを聴かせている。マリナー積年のバッハ研究の集大成的演奏だ。
1943年に結成されたスメタナSQの1956年録音となるモーツァルト。若きスメタナSQの覇気に満ちた演奏が、まことに刺激的で新鮮だ。フレッシュなアンサンブルならではの緊張感と緊密さが味わえる。
天才少女と呼ばれたサラ・チャンの、10歳のときの録音。4分の3のヴァイオリンでの堂々とした演奏で、今もなおその凄さが実感できる。成熟したアーティストとなったサラ・チャンの、記念すべき第1作だ。
90年のモーツァルト・コンクールで優勝し、世界デビューを果たしたデセイのアリア集。以降、モーツァルトは彼女の中心的レパートリーとなった。美しいソプラノの声が満喫できる珠玉のアリア集だ。
フランスが久々に生んだ世界的なコロラトゥーラ・ソプラノ、デセイによるフランス・オペラのアリア集。稀有なコロラトゥーラとしての彼女の魅力が堪能できる、19世紀からのユニークで興味深い選曲だ。
2008年12月、70歳で他界したハバードが絶頂期の69年12月、ロンドンとドイツで残した未発表発掘音源。人気盤『ザ・ハブ・オブ・ハバード』(MPS)と同時期のライヴで、ワン・ホーンという点でも貴重。圧倒的なテクニックと歌心あふれるソロが秀逸だ。
ニッカウヰスキーとブルーノートのウェブサイト上での企画をアルバム化。サイトで好評だった収録曲をテーマにしたショート・ストーリーをブックレットにして収録。厳選された素敵なジャズを聴きながら、それにまつわる物語を読むことができる。
クラシックの名曲をハウスのリズムに乗せてピアノでカヴァーするグループのデビュー・アルバム。ショパン、ラヴェル、ドビュッシー、モーツァルトなどの耳慣れた曲を、大胆不敵とも言えるアレンジで、躍動的なビートが脈打つダンス・ミュージックに仕上げている。
牛牛君10歳の時の録音だ。牛牛君は、ニッコリ笑って、屈託なくモーツァルトを弾く。クリアな音で、明るく迷いがない。10歳とは思えないが、10歳でなければ弾けないモーツァルトかもしれない。これから大いに悩み、壁にも当たり、商業主義に負けずに成長してほしい。