2009年7月22日発売
2001年の再始動時に、新たにレコーディング&発表されたアルバム。「冬の稲妻」など往年のヒット曲をリメイクしたベスト盤的な内容は、ファン必聴もの。書き下ろしの新曲「ライトハウス」「LOVE SONGを忘れない」も収録。
4作はそれぞれ別公演(一柳はリハ?)からのもの。岩城お得意のジャンルというだけでなく、充実したソリスト陣やOEKの高い合奏能力も加わってどれも緻密な仕上がりとなっている。武満らの濃密な世界は細やかに描き分けられ、メシアンでは胸がすくようなドライヴ感も。
制作・出演
AgnesBiro / LaszloCser / MariaGal-Tamasi / TamasMajor / ViolettaEckhardt / イヴァン・フィッシャー / ブダペスト祝祭管弦楽団 / ベートーヴェン / リチャード・グードグードは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集で、その実力のほどを見せつけてくれたが、この協奏曲集も素晴らしい。がっちりとした構築力、磨き上げられた響きの美しさからくる純度の高い透明感、抒情的とも言えるロマンティシズムが特徴で、ベートーヴェンの古典性と先鋭的なロマンティシズムとを見事に表現している。当然、フィッシャーの古楽奏法を取り入れたオーケストラの響きとも関係していて、グードの特徴は、ソナタの時よりも一層明快に表われている。押しつけがましさはないのに惹きつけられる。★
デビュー時からの名曲を集めた2009年発表のベスト・アルバム。デビュー曲「わたしの城下町」や、日本歌謡大賞を受賞した「瀬戸の花嫁」、人気曲「お久しぶりね」など、持ち前の歌唱力を生かしたヒット・シングル曲16曲を収録している。
ヒット曲や代表曲を集めた2009年発表のベスト・アルバム。第30回日本レコード大賞を受賞した「雨酒場」をはじめ、「流恋草(はぐれそう)」「恋舟」など、“おとことおんな”をテーマにした正統派演歌を収録している。
西島三重子のベスト・アルバム。1976年に発表し長期にわたってヒットした「池上線」や、「のんだくれ」「かもめより白い心で」「びしょぬれワルツ」などをデジタル・リマスタリング音源で収録している。
ジャンルを問わず、一世を風靡したアーティストの名曲がデジタル・リマスタリング音源でよみがえる“プレミアム・ベスト”シリーズの柳ジョージ編。柳ジョージ&レイニーウッド時代からソロ歌手としてのヒット曲までを収録した豪華盤だ。
ガーシュウィンとバーンスタインは97年の録音だが初リリース。バレンボイムのドラマティックな指揮とシカゴ響のにぎやかなノリのコンビネーションが楽しい。後半に彼らのお得意の「ダフニス」や「トリスタン」(ともに90年代前半の録音)も収める。
海を愛するジェイソン・ムラーズや、ナッティなど、人気アーティストのサーフ・サウンド・ナンバーを収録したコンピレーション・アルバム。海の帰りに聴きたい、そんな気分にさせるオーガニックなナンバーが満載だ。
ドラマ『メイちゃんの執事』の主題歌の「My SunShine」や“C1000レモンウォーター”のCM曲に起用された「真夏の太陽」など、耳なじみのあるタイアップ曲を実に6曲も収録した14曲入りのメジャーで初のフル・アルバム。ロックを基調にスカやレゲエなどさまざまなジャンルを取り入れたサウンドが新鮮。
90年代前半を代表するヒップホップ・アルバム(92年発表)。メロウでアーバンなジャズ音楽をベースに、絶妙なサンプリングとコクのあるマイク・パフォーマンスを絡めたサウンド・スタイルが魅力的だ。
ヘヴィ・Dやプリンスなどを手がけたカリスマ・プロデューサ・チームが94年に発表した2ndアルバム。派手ではないが的確な“ネタ”と、とびきりクールなサウンドを聴かせる。いわば大人のヒップホップといったところだ。
サンプリング・サウンドの革命的ヒップホップ・アルバム(89年発表)。スティーリー・ダンやホール&オーツの音源を基としたトラックなど、クラシックが満載。ボーナス・トラック14曲を追加収録した2枚組スペシャル盤だ。
デ・ラ・ソウルの91年発表の2ndアルバム。全27ピースからなるコンセプチュアルな作りながら、日常会話に近い彼ら流の力みのないラップが妙にリアルだ。B.マーリィからゲンズブールまで、ネタ元を明かしながらも独自性は健在だ。
プロデューサーとして知らぬ者のいないパフ・ダディ(P.ディディ)。自身が主宰するレーベル、バッド・ボーイから97年に発表した1stアルバム。「アイル・ビーミッシング・ユー」も収録された、全米1位&グラミー賞受賞の名盤だ。