音楽むすび | 2009年8月発売

キュートなルックスと本格的な歌唱力を兼ね備えたヴォーカリスト、Misakiを擁する4人組メロディック・ポップ・パンク・バンドによるセカンド・ミニ。印象的なグッド・メロディと太いギター・サウンドは、ルックス重視のガールズ・バンドと侮っているとガツンとやられる。

母国ドイツで人気沸騰中の女性シンガーの、日本デビュー盤となる4作目。これぞロリータ・ヴォイス、という歌声はどこまでもキュートで、ポップかつレトロ・モダンなサウンドと相まって、聴く者の心を甘く蕩けさせる。ビジュアルもイケてるお薦め作。

アコースティック・ギター・ブームを牽引する押尾の全曲書き下ろしとなる久々のオリジナル・アルバム。ボサ・ノヴァ、クラシック、ジャズなど、さまざまなエッセンスを消化した楽曲と、オープン・チューニングやタッピング奏法も織り込んだロック世代らしい演奏が新鮮だ。

ミッシー・エリオットのスター発掘番組で注目を浴びたキュートな女性ロック・シンガーの、5人組バンドでの日本デビュー作。パワー・ポップ＋USハード・ロック系の演奏をバックに歌うキャッチーな80年代風の歌はラジオ向きで、パンク／エモ・ファンにも受けそう。

札幌出身のトリオ・バンド。既発表曲のベスト・セレクションに新曲を加えた本編はグルーヴァーズを思い起こす実直なロックで、メッセージ性も強い。プロデューサーでもある上杉昇(猫騙)とコラボレーションした追加曲の「About a Future」がハード・ロック調なのも面白い。