2009年9月30日発売
2009年9月30日リリースの最強アーバン・コンピ“ワッツ・アップ?”シリーズ。ヒップホップもR&Bの枠も超えたセレクトで、レディー・ガガやブラック・アイド・ピーズら人気アーティストが2年以内に発表したトラックばかりを凝縮した一作!
70年代後半〜80年代前半のJ-POPの名曲を100曲収録した6枚組アルバム。豊かな音楽性の“ニュー・ミュージック”を誕生させた、松任谷由実、オフコース、アリスらの色褪せない名曲を収録。
前作に続いてセルフ・プロデュースによるサード・シングル。性急なエモーションにメランコリックなポップ感、そしてダークな心模様が織りなす佳曲であり、陰鬱な時代を揺動するかのように胸に突き刺さる。カップリングには、初の武道館公演の模様を60分弱にわたって収録。
浅井健一のソロ・プロジェクト、SHERBETSの1stアルバム。ヴァイオリンやパーカッションを加えたアコースティック・サウンドを効かせた“裏ブランキー”とも言うべき陰影のある演奏や、デリケートな曲調が聴きどころだ。
東芝EMI時代の集大成ともいえる、98年リリースのベスト盤。メンバー自らの選曲に加え、当時未発表だった「水色」「John Lennon」も収録。サウンドの幅を広げながらも、一貫したピュアな感性がじっくり堪能できるアルバムだ。
約14年ぶりの6作目。曲によってはドゥームな趣のダークなヘヴィ・ロックは健在で、時にリリカル、時にブルージィな味わいを醸し、前シンガーの他界後の活動停止期間に発酵させたエロティックな豊熟のサウンドを聴かせる。日本盤のみの昔の曲「ダウン・イン・ア・ホール」を聴くと、艶やかな新ヴォーカルのハマリ具合に納得。
松田聖子の大ヒット曲ばかりを揃えた人気コンピレーション・シリーズ“BIBLE”の5作目。アイドルの枠を超えてアーティストとして大きく飛躍した時期の名曲の数々を、CD4枚の大ヴォリュームで収録。デビュー30周年を記念してのリリース。
歌手生活25周年記念の2枚組特別盤。ディスク1は、荒木とよひさ、吉岡治、弦哲也など豪華作家陣を迎え、しっとりとした演歌からポップス調までバラエティに富んだ新曲を揃えている。ディスク2は、四季の美しさを歌ったヒット曲に伍代のナレーションと効果音を加え郷愁を感じさせる演出。
スネオヘアーと名乗って10年の節目となる2009年リリースの、自身初のベスト・アルバム。「ロデオ」を含むシングルの数々やインディ時代に発表された「ナロウカーヴ」など、代表曲から知られざる名曲までをもコンプリートした2枚組。
『クイズ!ヘキサゴン?』発。羞恥心の一連のヒット曲と同じコンビが手掛けた「ひとつ500円で買い取らせていただきます」は、“芸能界はイス取りゲーム”なんてフレーズも飛び出す自虐系。だが湿った感じもなく、むしろポジティヴな印象。この明るい開き直りが今の不景気にはむしろ必要か。一足早い年末盛り上げソングの誕生といったところ。
哀愁漂うユーロビート系の「ストレート・スルー・マイ・ハート」で一気にリスナーの心を捉える最強コーラス集団のアルバム。ブリトニー・スピアーズらを手掛けたマックス・マーティンを筆頭に多彩なヒット・メイカー陣が参加、極上のコーラスとメロディでリスナーの期待どおりの内容に仕上げられた。
ア・トライブ・コールド・クエストのフロントマンだった彼が、2002年にセカンド・ソロ作としてリリース予定していたものの発売中止となった、いわくつきのアルバム。このたび7年の時を経て、ようやく日の目を見た。ジャンルで括るのが非常に困難な音楽性で、複雑にしてしなやか。中毒性が高い。
長年コンビを組んできたギター&ヴォーカルの夫婦デュオによる、人気カヴァー曲を集めたベスト盤で、収録曲はスタンダードからビートルズ、クラプトンまで幅広い。タックの見事なギター伴奏をバックに、情愛に満ちたパティの歌声は包容力があって温かく、タックのギター・ソロの妙技も聴ける。
制作・出演
アカデミー室内管弦楽団 / クレオ・レーン / サラ・カニンガム / サー・ネヴィル・マリナー / ザグレブ・ソロイスツ / ジェームズ・ゴールウェイ / チャールズ・ゲルハルト / ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 / マリーサ・ロブレス / ヴィヴァルディベルリン・フィルを去った75年から近作2008年までの録音を並べた古希祝い盤。バロックから映画音楽やポップスにわたる幅広いレパートリー(と数多い盤歴)にはいまさらながらに感嘆させられる。「牧神」など神秘性に欠けるきらいもあるが、どれも歌い回しは巧みで、響もふくよかなのはさすが。
すでに評価を確立している大家と“天才”青年の出会いの記録。“冷戦時代”のセンセーショナリズムを音楽の中に体現させてしまったドキュメントでもある。レコード会社の世界的再編を受け、SONYプレスで聴くRCA音源の音質にも歴史のアイロニーを感じる。
クライバーンの40歳前後のころの録音で、リストのピアノ・ソナタを中心にロマン派の小品を集めたアルバム。彼の豪放さと優れたテクニック、抒情性と深々とした響きやロマンティシズムなどが味わえる。
アメリカの英雄だったクライバーンが、その熱狂をとおり越して音楽に深く沈潜していたころの録音。一曲毎に丹念に、誠実に作品と向き合い、彼の音楽性とテクニックを尽くして表現している。一聴に価する一枚だ。
クライバーンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ名曲集。1966年の「告別」以外は1971年の最後の輝きを保っていた頃の録音で、ピアニストとして一回り大きくなったクライバーンの才能が遺憾なく発揮された、ベストセラー・アルバムだ。
クライバーンがアメリカの英雄となって十年余の時間を経て録音した2曲をカップリング。彼が得意としたショパンとラフマニノフで、オーマンディとフィラデルフィアo.とが一体となった、輝かしくスケールの大きな演奏となっている。