2010年11月24日発売
R&Bシーンをリードするアッシャーが『エッセンシャル・ミックス』シリーズに登場。マキシ・シングルだけに収録されていたリミックスや配信限定ヴァージョンなど、ヒット曲の新たな魅力を届けてくれるリミックスをたっぷり収録。
人気アーティストのヒット曲リミックスやレア音源を収録する『エッセンシャル・ミックス』シリーズのR.ケリー版。90年代前半から現在まで第一線で活躍してきた軌跡を、初CD化音源などとともに振り返ることができる。
90年代から00年代を代表する女性R&Bアーティスト、トニ・ブラクストンのリミックスやレア音源を収録した一枚。R&Bとハウス、両面からのアプローチが融合した作品となっているだけに、かなりお得感を味わえるアルバムに。
一世を風靡したコンビによる全集は、第3番が初CD化とのことだが、他も国内ではCD初登場。中でもルッブラ編のヘンデル・バリエーションは珍品だ。全盛期には響きの明るさをもてはやされたコンビだが、現在ではフレーズ処理のふくよかさや思い切りの良さが耳を捉える。わかりやすく聴きやすいブラームスだ。
バーンスタインによる2度目のプロコフィエフ。バーンスタインが最も充実していた年のひとつ、1979年のイスラエル・フィルとのライヴ録音。プロコフィエフ特有の色彩感とリズム感を表出した躍動感あふれる名演だ。
制作・出演
アンドレアス・シュミット / キャスリーン・バトル / クラウディオ・アバド / フレデリカ・フォン・シュターデ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / マルタ・アルゲリッチ / リヒャルト・シュトラウス / ルネ・フレミング / 安永徹1940年代から1950年代に活躍し、ショパン弾きとして主にアメリカで名声を博したブライロフスキー(1896〜1976)の後期録音集。60年代の録音だけに音像は素っ気ないが、確信に満ちた揺れやタメは、巨匠時代のスターらしい風格と魅力を持っている。楽譜の外側にあり、ステージで磨かれた音楽を楽しめる。
フランス近代作品に優れた録音を残しているクロスリーの代表作のひとつ。この全集が発売された以降、数種の全集が出たが、いまだにこの全集の価値は減じていない。洒落た味わいのプーランクの魅力を湛えている。
制作・出演
イヴリン・リアー / エリザベート・ゼーダーシュトレーム / エルンスト・ヘフリガー / グレース・ホフマン / ゲルト・ニーンシュテット / ピエール・ブーレーズ / マーラー / ロンドン交響楽団 / ロンドン交響楽団合唱団1970年代にソニー・クラシカルに残したブーレーズのマーラー録音のすべてをまとめている。マーラー初録音となった「嘆きの歌」をはじめ、後年のブーレーズとは違った切れ味鋭い刺激に満ちたマーラーが聴ける。
制作・出演
RonaGoldensher / ThomasGeorgi / ジョス・ファン・インマゼール / ジーン・ラモン / ターフェルムジーク・バロック管弦楽団 / デイヴィッド・グリーンバーグ / ブルーノ・ヴァイル / ベートーヴェン / ヴェラ・ベス指揮者としての活動が主になっている名フォルテピアノ奏者、インマゼールが90年代半ばに録音し話題となった全集。第1番と2番は、インマゼール自身の即興によるカデンツァが聴ける。躍動感あふれる演奏だ。
レヴァインの珍しいドビュッシーとエルガーで、BPOとのライヴ録音だ。BPOにしても「映像」と「エニグマ」は唯一の録音である。レヴァインによって明るく透明度の高い響きが生まれ、BPOの新たな魅力が楽しめる。
★グラミー賞受賞作品はこちら⇒ アメリカはテネシー州出身の正当派ルーツ・ロック・バンド、キングス・オブ・レオンの通算5作目。今どき、こんなに飾り気のないオーセンティックな雰囲気を醸し出すバンドはホントに数少ないだろう。進化したサザン・ロックと言えなくもないスタンスが小気味良い。★
青森県むつ市在住の秋田ひろむを中心とするバンドのメジャー2作目(2作ともミニ・アルバム)。ジャケットからも伝わるかもしれないが、歌詞は文学的、社会的で、風刺や狂気があったりするなど、かなり独自なもの。とはいえサウンドはポップで、ヴォーカルも力みすぎず、暗さがないのがいい。
大阪出身の女性6人組による2枚目のアルバム。特徴的なスカのリズムとホーン・セクション・サウンドを素直に中心に置いた作風と言えそうで、プロデュースもLA-PPISCHのtatsuが担当。堂島孝平と共作した「自転車」「街を出るよ」のような歌から匂わせるポップさも表出。音楽面での確立を印象づける。
久保田利伸が歌う、雨にまつわるラヴ・ソングを集めたベスト・アルバム。フジテレビ系ドラマ『Moon Lovers』主題歌としてヒットした「LOVE RAIN〜恋の雨〜」をはじめ、荒井由実「朝陽の中で微笑んで」のカヴァーやリミックスなども収録。
森高千里の95年の「ジン ジン ジングルベル」のサビと、Pentaphonicのラップをフィーチャーした、ゆるクリスマス・チューン。シャッフルとスクエアなリズムが交差する、ある意味プログレッシヴなトラックに、佐々木希のゆるゆるのヴォーカルが世の中の不安や不満を吹き飛ばしてくれる。