2010年12月発売
名古屋のアンダーグラウンドで密かな人気を集めていた男女ユニットのサード・フル・アルバム。サイケ、ポップ、フォーキィが入り混じったサウンドは浮遊感に満ち、個性的すぎる女子ヴォーカルもストレンジ感たっぷり。本当は怖い童話のような独特の歌詞も含め、魅惑の世界観は確立ずみ。
トロンボーンの可能性を追求し続けるトミーのセルフ・プロデュースによるサード・アルバム。この楽器の特性を生かしたジャズ・チューンのほか、マーヴィン・ゲイの大ヒット曲「What's Goin' On」も収録。モダン・ジャズの全盛時代のエッセンスを縦横に駆使したアレンジとソロが光る作品。
結成10周年を控えるタイミングで放たれた5枚目のアルバム。ロック・バンドらしいアンサンブルの盤石さを前提としながら、一切のムダを省くよう磨き上げた楽曲群が印象的で、歌と並立する持ち前の美旋律がより強く押し出されてくる。タイトルに冠された“14行詩”に込めた思いが意味深い。
倉木麻衣の「NEVER GONNA GIVE YOU UP」などの作者としてファンにおなじみのボストン出身のシンガー・ソングライターによる日本限定のデビュー作。2010年度の潮流に乗った快活なポップ作品が多数を占め、「Love one another」には共作者である倉木自身も参加している。
デビュー20周年を記念した上々颱風の初となるセルフ・カヴァー・アルバム。「愛より青い海」「いつでも誰かが」をはじめ、代表曲も多数収録。ワールドワイドな感性をいかした“ちゃんちきミュージック”を展開している。
これがファースト・ミニ・アルバムとなる女性シンガー・ソングライター。清々しく混じりっけのないヴォーカルと爽やかなメロディにのせて、恋愛の応援歌的なラブ・ソングを歌っている。ミディアム〜バラード系が多く、センチメンタルなメロディ・センスも秀逸。
ヤクザ者や渡世人などをうたう、オリジナルの「旅鴉」を含む股旅作品。芝居や映画などの主人公に託された人生の哀歓をうたった戦前からの股旅歌謡名曲をカヴァーしている。五木ひろしがうたうと、さほど古さを感じさせないのが面白い。彼の得意とするジャンルの歌だけに、時にくどいと思えるコブシが快感となっている。
【曲目】 01: BURNOUT SYNDROMES /ラブレター。 (準グランプリ) 02: Naked blue star / 桜色ノスタルジック (準グランプリ) 03: THE★米騒動 / Hys (グランプリ) 04: Strange-Machine / 聞こえない 05:ラムチョップス / 兵隊と子供 06:ちゃの子 / 夏がくる 07:山下歩 / 8183.05km 08: 3103 / みちこちゃん (審査員特別賞) 09: Wandering Love / Hate “IT” 10: The Clap / オーガスト 11: THE××ズ / 平成のアントワネット 12: NewClearFamily / 平和と嘘