音楽むすび | 2010年12月発売

高山惇は、主に日本語のオペラや合唱、歌曲のフィールドで活動してきた作曲家。ハーモニー(ここでは主にピアノ・パート)に適度なコンテンポラリー性を伴いつつ、複雑の隘路に入り込まない作品は、自ら指揮活動も行なうスタンスによるものか。森池日佐子のメゾ・ソプラノは情感の表出と深い音色に優れる。

2007年AK-69主催マイク・コンテストで初代チャンピオンに輝いたA-1のセカンド・アルバム。タイトル曲ほか14曲を収録。生活の中から湧き出る嘘のないライムが閉塞感の中にある時代とマッチして説得力を持つ。若い世代へ向けたポジティヴな姿勢が強烈なメッセージとして発信されている。

2010年に音楽業界を最も震撼させたバンド、神聖かまってちゃんのアルバム。未発表曲を含む全13曲収録。ワーナーよりリリースの『つまんね』も同時発売。

某動画サイトでミリオン再生記録を達成したMothy(別名：悪ノP)のベスト・ワークス。ボーカロイド、鏡音リン&レンでの楽曲制作が注目された人気の“物語音楽”を収録。ドラマチック&アクティヴな2人の声の魅力を120%活かした作品集だ。

他人と差をつけるバレンタインレシピはこちら 80年代後半〜90年代にかけてヒットしたJ-POPのバラード曲を収録したコンピレーション・アルバム。せつなく胸を締め付けるものから心温まるものまで、さまざまなテイストのバラードが堪能できる。

80年代〜90年代にかけてヒットしたロック系の楽曲を収録したコンピレーション。佐野元春、RCサクセション、フリッパーズ・ギター、GACKTなど、ジャンルを超えた懐かしいナンバーが満載。

洋楽を直訳の日本語詞で歌うというスタイルで、90年代半ばに一世を風靡した王様・女王様のベスト・アルバム。ディープ・パープルやクイーンの名曲も、彼の手にかかれば脱力ナンバーに早変わり。

おちまさとプロデュースでデビューを果たし、2006年に惜しまれつつ解散した3人組ガールズ・ユニット、YeLLOW Generation初のベスト・アルバム。ヒット曲「北風と太陽」ほかを収録。

99年に松尾“KC”潔プロデュースでデビューし、CHEMISTRY、中島美嘉らへの楽曲提供でも知られる葛谷葉子のベスト・アルバム。記念すべきデビュー曲「TRUE LIES」ほか、貴重な音源も収録している。

近年ではハロプロのプロデューサーとしても活躍するつんく♂率いるシャ乱Qのベスト盤。「シングルベッド」「ズルい女」といった人気曲はもちろん、シングルのカップリング曲なども収録している。

ヴォーカリストに総史を迎え制作した第1弾マキシ。フリーキーなギター・サウンドが響きわたる疾走系ビート・ナンバーに、哀愁味を持った歌メロと高揚感ある歌声が色を塗り重ねていく。切なく悲しい失恋ソングながら、解放性を持った曲調が聴き手に躍動的な印象を植え付けていくのも嬉しい。