2010年2月24日発売
スウェーデンが誇るドリーム・イーヴルが新ギタリスト探しの旅を終えて(?)リリースする、3年3ヵ月ぶりとなる5枚目のアルバム。1曲目から「どうだぁ!」と言わんばかりの貫禄と自信にあふれたヴォーカルとギターで聴く者を圧倒する。文字どおりの美しいバラード「ザ・バラード」もいいアクセントになっている。
制作・出演
BobbyLavell / CleaveGuyton / DionTuker / RobertLandham / ShelleyCarrol / StaffordHunter3 / デューク・エリントン・オーケストラ / マーク・グロス発売元
キングレコード株式会社名門デューク・エリントン・オーケストラの2009年録音。同時にマーサの息子でデュークの孫にあたるポールが率いた初作品ともなった。楽団の船出を記念するこの作品はオリジナル・アレンジを採用したという。人気の全12曲、三代目のエリントン・ナンバーを楽しんだ。
ここに収められた全作品が初演・初録音という意欲的なCD。バンドのレパートリーと活動の裾野を広げるべく続けられている“バンド維新”の2010年版である。新鮮な響きや音の形が、これまでのバンドとその音楽のイメージを変革していく。演奏も精彩に富む。
発売元
キングレコード株式会社『ドラゴンクエスト』で当たりを取った彼らが、今度はすぎやまこういちのポップス〜歌謡作品を、メンバーによる編曲で披露。クラシック風世界観を持つDQの音楽ほどのハマり感はないが、折り目正しく、かつレトロな味わいで楽しませてくれる。かの名曲「学生街の喫茶店」や「怪獣音頭」がすぎやま作品と知ってびっくり。
ニューヨークを代表するスラッシャーの通算16枚目! 結成25年目となるが、その音や楽曲は初期と何ら変わることがない。摩天楼の暗部を描くようなマイナー旋律と狂気性、そこに切り刻むリフとブリッツ(vo)の声が聴こえれば、彼らの凛とした個性になる。スラッシュ界のAC/DC的存在感。
スウェーデン出身の正統派HR/HMバンド、アストラル・ドアーズの、3年ぶり5枚目となるアルバム。哀愁漂うメランコリックなリフとたたみかける重低音リフ、そしてハイ・トーンで渾身の力を込めて歌うさまは80年代のブラック・サバスやディオに近い。伝統芸ではあるが説得力はある。
デビュー7年目となる北山たけしの、2010年発表作品。挫折しかけた男が、高千穂峡の雄大さを前に再生へと決意新たにする……、そんな自身にも重なる男臭い心情を力強く歌い上げた勝負作。オリジナル・カラオケとメロ入りカラオケを含む全5トラック収録。
オリジナル・アルバムとして5枚目にあたるが、シングルが6枚分収められ、ベスト盤のような手触り。ラップも切ないバラードも、すべてをカラフルなポップ・ソングへと振り切る。このユニットの元気っぷりが全開で、ライヴの盛り上がりも期待できそう。初回盤にはアフロ・キャップ付き。
80年代ディスコ・チューンを最新のフロア・サウンドへと昇華した「GIVE ME UP」、エレクトロ系“友達応援ソング”「Friends!」、松尾潔プロデュースによる哀愁漂うR&B系ラブ・ソング「もしも願いが…」といったシングルを収録。彼女の多彩なヴォーカルをバランスよく引き出した5枚目となる移籍第1弾アルバム。
SOFFetのGooFをラッパーに迎えて制作した、女性二人組ユニットのデビュー・シングル。壊れてしまった恋に対する未練を、思いきり悲哀な声色に乗せて歌っている。GooFのラップが、男性側の想いを吐露。後悔の念を抱きながらも別れを決意。お互いの弱い心の本音がリアルに迫ってくる。
デビュー10周年記念となる2010年2月24日発表のベスト・アルバムの通常盤。ワーナー時代のヒット曲のセルフ・カヴァー、ユニバーサル移籍第1弾シングル「we can go anywhere」、ビヨンセのカヴァー「Listen」などを収録。
ジャイルス・ピーターソン率いる英国のレーベル、トーキング・ラウドの設立20周年を記念したコンピレーション盤。本作はDJの松浦俊夫が選曲を担当。レーベルの現在を物語る、ベスト・オブ・ベスト的な収録内容となっている。
横山剣生誕50周年を記念した、2010年2月24日発表のオールタイム・ベストの“鶴”盤。TBS系ドラマ『タイガー&ドラゴン』オープニング・テーマとなった同名曲や、映画『約30の嘘』主題歌「あぶく」ほか全18曲を収録。⇒クレイジーケンバンドのディスコグラフィをチェック!
鋭敏な感覚で綴られた前奏曲、豊かな表情のバラードなど、20代の演奏とは思えない完成度を持つ。自在な表情を加えた協奏曲1番の即興性にも耳目をひかれる。珍しいレパートリーながら孤高のピアニストらしい反骨精神に富んだユニークな表現と言ってよい。
制作・出演
HenrikWahlgren / J.S.バッハ / クレメンス・レーグナー / グンデル・ジャンネマン=フィッシャー / スザンヌ・ヴェッテマン / デイヴィッド・ペーターゼン / ヨッヘン・プレス / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / リッカルド・シャイーシャイー初のバッハ。彼もまた現代楽器を使用しながらも古楽器奏法を取り入れた、いわゆる最近流行のスタイルである。明るい軽妙さと、ゲヴァントハウスの特に管楽器奏者のうまさが前面に出たものである。全体の響きもすっきりと整理されており、爽快である。
バーンスタインが一度だけベルリン・フィルに客演した際の、貴重な記録。ライヴならではの乱れなど傷はあるが、それを忘れさせるほどの入魂の名演を繰り広げている。リマスタリングによって、名演が一枚に収まっているのもありがたい。