2010年2月発売
LOUD PARK 08での初来日公演と、2009年2月に行なわれたモントリオール、トロント公演の模様からベスト・トラックがチョイスされたライヴ・アルバム。エクスペリメンタルにしてエクストリームなメタル・サウンドの正確無比なプレイは、ライヴの追体験というより、同時性の生々しさを呼び込んでいる。
TNTをはじめ、精力的な活動を行なうヴォーカリスト、トニー・ミルズが新たに参加したニュー・バンドのデビュー・アルバム。スティーヴ・ペリーが在籍した全盛期のジャーニーを彷彿とさせるサウンドは、まさにメロディアス・ハード・ロックの王道をいくもの。ドラマティックな旋律美が心を揺さぶる。
マリア・カラス全盛時の、1949〜59年までの47公演のライヴ録音を103枚のディスクに収録した究極のBOX。カラスの極めつけの演目はもちろん、彼女によって再評価されることになった作品などを収めたファン必携のアイテムだ。
声優界を代表するアイドル、茅原実里のシングル。ヒット・アニメの劇場版作品『涼宮ハルヒの消失』のテーマ・ソングで、“ハルヒ”シリーズ原作者・谷川流(たにがわ・ながる)が歌詞原案を担当した楽曲だ。
ベテラン健在。2009年、70歳時の録音。ピアノ・トリオをバックにスタンダードをしみじみと歌う姿が神々しい。最後の「Mona Lisa」「A Child Is Born」は前作(97年録音の『クローズ・ユア・アイズ』)録音時の未発表トラックで、亡き本田竹広とのデュオ。
2004年に他界した盟友・シミ→ズこと清水和彦の七回忌を機に、彼の作品を中心に構成されたサード・アルバム。HAPPY DRUG STORE時代の香りを盛り込みながら、コバヤシヒロシの清爽で向きな世界観を構築している。優し過ぎない絶妙な手触り感覚が心地よい。
アジア各地のスタンダード曲をボサ・ノヴァにアレンジし、小野リサならではの音楽旅行といった構成になっている。予想以上に力の抜けた情感が醸しだされていき、ハワイアンかと錯覚しそうになる「ダヒル・サヨ」など多彩な響きを聴かせ、「アリラン」「ボーウェン・ドォ」などは言語で歌っている。