2010年5月19日発売
斬新なエレクトロ・ミュージックをポップ・ソングと融合した楽曲で注目を集めるシンガー・ソングライター/DJによるメジャー移籍後初のマキシ・シングルは、フジテレビ系アニメ『さらい屋五葉』のオープニング・テーマ。クールなデジタル・サウンドに妖艶に寄り添うような歌声が魅惑的。
ア・カペラとは信じがたいほどの、強力なグルーヴ感がこのグループの武器だ。ハーモニー要素をバック・コーラス的に留め、ヴォーカルとリズム音圧で真っ向勝負するスタイルは、21世紀J-POP的な志向の極致であり、音響機器の能力を最大限に活用するという意味での新しい流れを実感させる。
エレクトロ・サウンドと民族楽器を融合させ、幻想的で時代を超えた音作りをするコンポーザー/アレンジャーの弘田佳孝。透明感のある声を持ち、RPG『クロノ・クロス』での歌唱で知られるシンガー、みとせのりこ。この二人がタッグを組んで作った音楽奇想憚。幻想文学をサウンド化したといった感じか。
数々のアニメやゲームのCDなどで活躍するヴォーカリストの7枚目のアルバム。自身でプロデュースするメディアミックス連動企画“Fragment_sシリーズ”の一環として、ひとりの少年と蝶の運命を描く。その第1弾となるこのアルバムは、片霧烈火自らが作詞を手賭け、作・編曲をElements Gardenの菊田大介が担当した。
ユニクロやホンダのCM音源制作で知られるハーフビーのアルバム。今作では全編にわたって“夏!&海!”がテーマ。南の島トロピカル・ムード満開のダンス・チューンを楽しませてくれる。南の島といってもいろいろあるが、タヒチあたりの太平洋に浮かぶ素朴な諸島の原風景が似合いそうなサウンドだ。
L'Arc〜en〜Cielのリーダーでベーシストによるソロ・プロジェクト。約3年ぶりのシングルでは、圧巻のベース・プレイに加えて、ヴォーカリストとしての表現も追求。メロディ・メイカーとしての才能を凝縮している。
スウェーデンのメタル・バンドのデビュー作。ヴォーカルも含めて初期のサクソンがアイアン・メイデンのソングライティングを試したみたいで、80年代前半の英国のいわゆるNWOBHM回帰サウンドとして完成度が高い。ジューダス・プリーストもやったフリートウッド・マックのカヴァーの「グリーン・マナリシ」を追加。
ニューヨークの白人ピアノマンが2008年に発表したデビュー作。スティーヴィー・ワンダー風のヴォーカルで、R&B、ソウル、ジャズ、AORなどをブレンドしたポップスを聴かせる。ビリー・ジョエルにも通じる良質な大人のポップスといった風情で、風通しの良さが魅力。
“ARASHI in Wonderland”・・・ 嵐、通算30枚目となるシングル「Monster」は、まるで良質な3Dのショートムービーのような楽曲。5人のキャストがストレンジでミラクル、ストロングでピュアな、めくるめくPop Worldを大展開! ▼CD収録曲<2曲+オリジナル・カラオケ2曲> 日本テレビ系新土曜ドラマ「怪物くん」主題歌 1.Monster 2.タイトル未定 3.Monster (オリジナル・カラオケ) 4.タイトル未定(オリジナル・カラオケ) ※収録内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ⇒DVD付き初回限定盤はこちら
アルバムとしては、大ヒットしたファーストから実に6年ぶりの第2作目。2006年に一度解散し、自らに向かい合ったことで、あらためてスタートを切れたのだろう。彼らは自らの音楽をブルースという。ブルースとは、技術ではなく、経験にほかならない。だからこの音楽は美しく逞しい。