2010年5月26日発売
徹底した打ち込みによるオケという土俵こそPerfumeと同じでも、歌い手の持ち味がダークだと、こうも違う。そのお手本のようなコラボ・シングル。深夜のTVアニメのエンディング・テーマに起用というのがまた、いかにも。参画した三人、いずれもが損していない一枚では。
アジカンのアートワークを手掛けてきた中村佑介がキャラ原案を担当したアニメ『四畳半神話体系』の主題歌「迷子犬と雨のビート」は、繰り返す退屈な日々の中でも前向きに生きていこう、というメッセージがギターとホーンが交錯するサウンドをバックに歌われるポップなナンバー。疾走感に満ちた「雨上がりの希望」もイイ。
スペイン出身のシンフォニック・パワー・メタル5人組のセカンド。暗黒世界で繰り広げる厳かなメタル舞踏会(?)の模様が脳裏に広がるかのようなドラマティックな音世界を展開。歌メロをはじめとするクラシカルで哀愁を帯びたフレーズの数々がまた、メタル心をくすぐる。
英国ポップス・シーンの奇才、トット・テイラーが81年に発表したソロ・デビュー作の紙ジャケット仕様による復刻盤。オーケストラをバックにポップな楽曲を演奏するというスタイルは流行の真逆だったが、80年代英国音楽に隠れた影響を与えた。今も新鮮さを失わない名作だ。
コンパクト・オーガニゼイション主宰のトット・テイラーが83年にリリースした2作目の紙ジャケ化。エレクトロ・ミュージックをベースにしたサウンドに、ポップ・センスに満ちたメロディが乗り、彼独特の世界観を生み出している。そんな中、弾き語りで歌われるコール・ポーターの「オール・オブ・ユー」に、彼のルーツを垣間見られる。
一糸乱れず凄いスピードで突っ走る「All God's Chillun Got Rhythm」に思わず圧倒されるが、アルバム全体はゆったりと聴けるスタンダード演奏という風情。リラックスした音の中に、背筋の伸びた気品を感じさせるのが、この顔ぶれならでは。リズム隊トリオという編成から生まれるグルーヴ感も無類。★
都啓一(key/SOPHIA)、Sakura(ds/元L'Arc〜en〜Ciel、ZIGZO)などの凄腕ミュージシャンたちによる5ピース・バンドのファースト・シングル。怒涛の疾走感をたたえたグルーヴ、ドラマティックな展開、美しさと強さを兼ね備えたメロディがひとつになった、激しくも豊かなロック・チューン。
カフェ・シーンで活躍しているアーティストたちによるコンピレーション。ミディアム・ポップに生まれ変わった「Your Song」、ブラジル色の強い「I Like It」、テクノ・ポップ色の強い「I Only Want To Be With You」、ピアノ・ベースからアコギ・ベースになった「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman 」など、すべての楽曲が新たな装いで生まれ変わっている。
若大将インタビュー掲載中! 加山雄三デビュー50周年記念アルバム! 加山雄三の代表曲、加山雄三が愛唱する昭和の名曲を新録。 先行シングル「座・ロンリーハーツ親父バンド」でコラボレーションしたザ・ヤンチャーズの各メンバー(森山良子/谷村新司/南こうせつ/さだまさし/THE ALFEE)が加山雄三の代表曲のレコーディングに参加し、新たな魅力を吹き込む。 ⇒加山雄三とザ・ヤンチャーズ「座・ロンリーハーツ親父バンド」はコチラ ※下記キャンペーンは終了いたしました。 ◆『若大将50年!』購入者抽選プレゼントキャンペーン◆ 下記期間中に『若大将50年!』を楽天ブックスでご予約・ご購入の方を対象に、 抽選で合計10名様に加山雄三さん直筆サイン入り色紙をプレゼント! ■キャンペーン期間:2010年3月30日(火)10:00から2010年6月1日(火)23:59まで ■キャンペーン対象 :キャンペーン期間中に以下をすべて満たした楽天会員の方 ー楽天ブックス(PC・ケータイ)で「対象商品」をご購入(ご注文完了) ■対象商品 :加山雄三『若大将50年!』(品番:MUCD-1225) ■プレゼント内容 「加山雄三さん直筆サイン入り色紙」 ■その他ご連絡 ーお客様都合によるキャンセルの場合は「キャンペーン対象外」 ーご注文後「対象商品」が欠品や発売延期・中止などで発送できない場合は「キャンペーン対象外」 ー当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。 ー当選された方への賞品発送は、2010年6月8日頃にご注文者様のご住所・お名前宛てにお届けいたします。 ーメンテナンスなどで、ご注文いただけない場合がございますが、キャンペーン期間を延長することはございません。何とぞご了承ください。 ー当キャンペーンを予告なく中止させていただく場合がございます。 ー取得した個人情報は個人情報保護方針に基づいてお取り扱いいたします。
デビュー50周年を迎えた中村紘子が演奏するショパンのエッセンス。どの曲もきわめて個性的で、守りに入った演奏はどこにもない。おそらく彼女にとって完成形というものは存在しないのだろう。常に進化し変容し続けること……そうした演奏家魂が込められたショパンに凄味さえ感じさせられる。
奄美大島で島唄を歌い続けてきた元ちとせが、初めてポップ・ソングでその歌唱力を問うことになったインディーズでのファースト・ミニ・アルバムが再発。カヴァー曲6作品は、キャロル・キングから山崎まさよしやあがた森魚など。当たり前といってしまえばそれまでだが、すべて見事な彼女の持ち歌になった。