2010年5月発売
1年半ぶりのアルバム。ニューヨークの新鋭The Shanghai Restoration Projectのデイヴ・リアンをプロデューサーに迎えて共作されたのは、軽快なエレクトロニカ・ポップ。天上の調べのようなハイ・トーン・ヴォイスが、聴き手のイマジネーションをどこまでも広げてくれる。日常に疲れた心を解き放つヒーリング・サウンドだ。
千葉出身のメロディック・パンク三人組のセカンド・ミニ。キャッチーなメロディ・センスとライヴで叩き上げたエモーショナルなバンド・サウンドを武器にした楽曲群は、シンガロングであり、ポジティヴなヴァイブも相まって痛快のひと言。思わず胸が熱くなる好曲のオン・パレードだ。
横浜出身のレゲエ・シンガー/DJが現在までに残した共演作をまとめた編集盤。ZEEBRAやMINMI、加藤ミリヤ、MOONINほか、レゲエ、ヒップホップ、R&Bシーンで活躍するアーティストとのコラボを通じて、RUDEBWOY FACEの卓越したスキルとラガ/レゲエへの愛が伝わってくる。
6枚目のシングルは、他の女性に心変わりをしてしまった元彼のことを思い続け、“会いたくて”と繰り返す切ない失恋ソング。リアルに傷ついた心を本人がそのまま歌詞に反映させ、痛いほどの苦しい歌詞を、ピアノやストリングスをエッセンスとして取り入れた繊細なサウンドで彩った。
2008年11月にメジャー・デビューした女性シンガー・ソングライターの初のフル・アルバム。ラジオのレギュラー番組から生まれたメッセージ・ソングの「ハローグッバイ」やメジャー・デビュー曲の「Runaway」、アニメのエンディング・テーマ曲に起用された「Sky chord〜大人になる君へ〜」「M/elody」など、女子中高生の心にヴィヴィッドに響くポップな曲が満載の一枚。
斬新なエレクトロ・ミュージックをポップ・ソングと融合した楽曲で注目を集めるシンガー・ソングライター/DJによるメジャー移籍後初のマキシ・シングルは、フジテレビ系アニメ『さらい屋五葉』のオープニング・テーマ。クールなデジタル・サウンドに妖艶に寄り添うような歌声が魅惑的。
ア・カペラとは信じがたいほどの、強力なグルーヴ感がこのグループの武器だ。ハーモニー要素をバック・コーラス的に留め、ヴォーカルとリズム音圧で真っ向勝負するスタイルは、21世紀J-POP的な志向の極致であり、音響機器の能力を最大限に活用するという意味での新しい流れを実感させる。
エレクトロ・サウンドと民族楽器を融合させ、幻想的で時代を超えた音作りをするコンポーザー/アレンジャーの弘田佳孝。透明感のある声を持ち、RPG『クロノ・クロス』での歌唱で知られるシンガー、みとせのりこ。この二人がタッグを組んで作った音楽奇想憚。幻想文学をサウンド化したといった感じか。