2010年8月発売
アシュケナージ久々のOndine登場! スークの大作『アスラエル』 チェコと縁のあるアシュケナージがヘルシンキ・フィルハーモニーを指揮したコンサートのライヴ。この作品の初SACD録音です。チェコ、クレチョヴィーチェの生まれ、プラハ音楽院でドヴォルザークに学んだ作曲家でヴァイオリニスト、ヨセフ・スーク(1874-1935)が大管弦楽のために書いた交響曲第2番は、「ドヴォルザークとオチルカの気高き思い出に」捧げられた曲。1904年、ドヴォルザークの死をきっかけに作曲に着手。3つの楽章が完成した翌年、こんどはドヴォルザークの娘だった妻オチルカの死に遭遇します。死者の魂を永遠の地に導く死の天使、アスラエルの名が副題につけられました。 この5楽章構成の大作をヘルシンキ・フィルのクリアーなアンサンブルとアシュケナージのスケール大きい指揮が感動的に仕上げています。(キングインターナショナル) ・スーク:交響曲第2番ハ短調 作品27『アスラエル』 (1905-06) ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:2008年4月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール(ライヴ) 制作:セッポ・シーララ 録音:エンノ・マエメツ SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : Suk: Asrael Symphony, Op. 27[61:32]: I. Andante sostenuto [16:13] 2 : II. Andante [08:00] 3 : III. Vivace [12:28] 4 : IV. Adagio [10:48] 5 : V. Adagio e maestoso [13:58] Powered by HMV
超難関、名門校カーティス音楽院の最高レベルの若手オーケストラ、 カーティス交響楽団を巨匠エッシェンバッハが率いての『新世界』 レオン・フライシャーによる世界初録音、 ヒンデミット:左手のための協奏曲 「このような素晴らしいオケを持ったフィラデルフィアの市民は幸せだ。」 By クリストフ・エッシェンバッハ メーリー・ルイーズ・カーティス・ボックが1924年、フィラデルフィアに創立したカーティス音楽学校は、高度なプロフェショナル教育を行う音楽学校として知られます。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アラン・ギルバート、ヒラリー・ハーン、ラン・ランらがカーティスの出身です。 厳しいオーディションを経て入学を許された学生には全員、長所と才能に応じて奨学金が給付され、授業料に充てられます。オーケストラとオペラのプロフェッショナルを養成する課程を中心に、鍵盤楽器、作曲、指揮の教育も行われ、2008/09年度には162名の学生が在籍しています。カーティス交響楽団は、14歳から25歳まで100名を超すプレーヤーで構成され、フィラデルフィア管弦楽団が本拠とするヴェリゾンホールで年3回のコンサートを行っています。 2008年4月27日のコンサートで彼らは、ヒンデミットの管弦楽つきピアノ音楽とドヴォルザークの『新世界』を演奏。ヒンデミットの左手の協奏曲は、フライシャーが初演をして世界各地で演奏を行っている曲で、ラヴェル同様ヒンデミットが第一次大戦で右手を負傷したピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインへ献呈。そのまま演奏されることなく彼の遺品から発見され、その後フライシャーが手に入れ2004年にラトル&BPOとともに初演されました。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ヒンデミット:管弦楽つきピアノ音楽〜左手のためのピアノ協奏曲 Op.29(世界初録音) ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』 レオン・フライシャー(ピアノ) カーティス交響楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) 録音時期:2008年4月27日(ライヴ) 録音場所:ペンシルヴェニア州、フィラデルフィア、ヴェリゾンホール Disc1 1 : Hindemith: Klaviermusik mit Orchester, Op. 29: I. Einleitung. Masige schnelle Halbe [02:30] 2 : II. Sehr lebhafte Halbe [03:10] 3 : III. Trio. Basso ostinato. Langsame Viertel, nur sehr wenig Ausdruck [06:43] 4 : IV. Finale. Bewegte Halbe [05:37] 5 : Dvorak: Symphony No. 9, Op. 95: I. Adagio - Allegro molto [12:14] 6 : II. Largo [13:53] 7 : III. Molto vivace [07:55] 8 : IV. Allegro con fuoco [11:58] Powered by HMV
ペッカ・クーシストとエスケリネンに誘われる やすらぎの時間、至福の時。音楽の豊かさを改めて感じる1枚 時代の先端を行き、国際的に人気の高いヴァイオリニストのひとり、ペッカ・クーシスト(1976-)。彼が録音したシベリウスのヴァイオリン協奏曲(ODE878/ODE1115)はリリースからずっとロングセラーをつづけ、BBC Music Magazine の2009年6月号でも最良の演奏のひとつに選ばれています。 イスモ・エスケリネン(1971-)はクオピオの生まれ。ティモ・コルホネン、オスカル・ギリヤらに学び、スカンディナヴィア・ギター・コンペティションを初めとする各地のコンクールで優勝した後、ソロイスト、室内楽奏者として活躍しています。 ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして人気を博したニコロ・パガニーニ(1782-1840)。彼は、ヴァイオリニストとしてだけでなくギタリストとしても熟練の域にあり、ギターのために200を超す曲を書いたといわれます。ギターとヴァイオリンのためのデュオ曲も多く、ギタリストとヴァイオリニストにとっては、ジュリアーニらの作品とともに貴重なレパートリーになっています。パートナーとして室内楽活動をするペッカ・クーシストとエスケリネンにとってもパガニーニの作品はコンサートのプログラムに欠かせず、ふたりのパガニーニ・ライヴはいつも好評をもって迎えられます。2年前にふたりが聴かせたパガニーニをイギリスの新聞「ガーディアン」(2007年1月16日)は、「無条件に魅力的な」と評し、「近年クラシカル音楽に起きた最高の出来事だろう」とまで讃えています。「ヴィルトゥオーゾ」 パガニーニから連想されるような「技巧偏重」とはまったく違った、愉しさいっぱいの音楽には、ハイドンかベートーヴェンの初期の作品でも聴くような古典的な趣があります。ペッカ・クーシストとエスケリネンに誘われる至福の時。音楽とは、なんと豊かで贅沢なものでしょう。(キングインターナショナル) 【収録情報】 パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための二重奏曲集 ・協奏的ソナタ イ長調 MS2 (作品61) ・カンタービレ ニ長調 MS109 (作品17) ・ソナタ ニ長調 MS112/2 (チェントーネ・ディ・ソナタ 作品64-2) ・ソナタ イ長調 MS112/4 (チェントーネ・ディ・ソナタ 作品64-4) ・ソナタ ホ短調 MS27/6 (作品3-6) ・タランテッラ MS76 (作品33) ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン) イスモ・エスケリネン(ギター) 録音時期:2008年9月 録音場所:ヘルシンキ、オステルスンドム教会 録音方式:デジタル(セッション) 制作:セッポ・シーララ 録音エンジニア:エンノ・マエメツ Disc1 1 : 協奏的ソナタ イ長調 MS2 ( 作品61) 2 : カンタービレ ニ長調 MS109 ( 作品17) 3 : ソナタ ニ長調 MS112/2 ( チェントーネ・ディ・ソナタ 作品64-2) 4 : ソナタ イ長調 MS112/4 ( チェントーネ・ディ・ソナタ 作品64-4) 5 : ソナタ ホ短調 MS27/6 ( 作品3-6) 6 : タランテッラ MS76 ( 作品33) Powered by HMV
クラミの多彩な音楽性を堪能! 色彩豊かな録音にも注目 シベリウス後のフィンランドを代表する管弦楽曲作家といえばウーノ・クラミ(1900-1961)の名がまず挙げられます。そのクラミの作品を3曲、2008年に首席指揮者に就任したヨン・ストゥールゴールズが、ヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮して録音しました。 クラミが10年以上かけて作曲した『カレヴァラ組曲』は、彼の代表作のひとつ。ナショナル・ロマンティシズムやシベリウスの『レンミンカイネン組曲』の「カレヴァラ様式」に別れを告げ、表現力の強い鮮やかな色彩を施した新しいスタイルの音楽は高い評価を受け、コンサートのプログラムでもしばしば取り上げられてきました。ヴォルガ川流域に住むフィノ=ウゴル語族チェレミスに素材を採った、独奏チェロと管弦楽のための『チェレミス幻想曲』と、ベルリオーズ、シャブリエ、リムスキー=コルサコフ、ラヴェル、ストラヴィンスキーの遺産を継ぐ管弦楽法で書かれた『北極光』は、ともに雰囲気ゆたかで詩的な音楽です。ヘルシンキ・フィルハーモニックの若いチェロ奏者、サムリ・ペルトネンが『チェレミス幻想曲』のソロを弾きました。 フィンランディア・ホールで録音セッションが行われ、ダイナミックレンジの広い録音が、繊細で色彩的なクラミの管弦楽法を際立たせます。(キングインターナショナル) 【収録情報】 クラミ: ・管弦楽のための幻想曲『北極光』 作品38 (1946) ・チェレミス幻想曲 作品19 (1931) 〜チェロと管弦楽のための ・カレヴァラ組曲 作品23 (1943)(大地の創造/春の芽吹き/テルヘンニエミ/レンミンカイネンの子守歌/サンポの鋳造) サムリ・ペルトネン(チェロ) ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ(指揮) 録音時期:2009年1月30日、2月2日、9月11日 録音場所:フィンランド、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール 制作:セッポ・シーララ 録音エンジニア:エンノ・マエメツ Powered by HMV
ムストネン×タピオラ・シンフォニエッタ アゴーギク自由自在!アクセント縦横無尽! ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&『皇帝』 N響とのニ長調協奏曲共演でも好評だったムストネンによる、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音完結編。6曲の協奏曲のうち最も有名な2曲だけに、4番フィナーレ、『皇帝』冒頭やフィナーレなど、一瞬「何が起きた?」と思わせるほど個性的なアゴーギクは驚きの連続。しかしオケと一体となったテンポ感とアクセントにはたいへん説得力があり、軽やかさを基調とする表情もあいまって面白く聴かせられます。さらには『皇帝』第2楽章の美しさなども特筆もの。ムストネン、やはりただものではないです。 【収録情報】 ベートーヴェン: ・ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58 ・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』 タピオラ・シンフォニエッタ オッリ・ムストネン(ピアノ、指揮) 録音時期:2009年3月(第5番)、6月(第4番) 録音場所:フィンランド、エスポー、タピオラホール 録音方式:DSD 制作:セッポ・シーララ 録音:エンノ・マエメツ SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND Disc1 1 : Beethoven: Piano Concerto No. 4, Op. 58 [32:31]: I. Allegro moderato (Cadenza: Beethoven) [18:14] 2 : II. Andante con moto [04:45] 3 : III. Rondo. Vivace (Cadenza: Beethoven) [09:31] 4 : Piano Concerto No. 5, Op. 73 [39:57]: I. Allegro [21:10] 5 : II. Adagio un poco moto [07:23] 6 : III. Rondo. Allegro, ma non troppo [11:21] Powered by HMV
イソコスキが「神の母」マリアに寄せる ヒンデミット:マリアの生涯 天使の告げる聖母マリアの誕生から、マリアが天使に連れられて天国に行く最終章まで。リルケのRainer Maria Rilkeの連作詩をテクストに28歳のヒンデミットが作曲した歌曲集。ヒンデミットがナチスから逃れてアメリカに移住した後、1948年に改訂稿が完成し、出版されました。 現代を代表するリリック・ソプラノのひとり、フィンランドのイソコスキ が「神の母」マリアに共感を寄せ、歌います。1987年からイソコスキのデュオ・パートナーを務めるヴィータサロの共演です。 フランクフルト・アム・マインのヒンデミット研究所のディレクター、ギーゼラー・シューベルトによるプログラムノーツ(ドイツ語・英語訳・フィンランド語訳)とドイツ語歌詞が英語対訳とともにブックレットに収録されています。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ヒンデミット:歌曲集『マリアの生涯』作品27(1948年改訂版) ソイレ・イソコスキ(ソプラノ) マリタ・ヴィータサロ(ピアノ) 録音時期:2009年2月9-13日 録音場所:フィンランド、エスポー、セッロホール 録音方式:デジタル(セッション) 制作:セッポ・シーララ 録音:エンノ・マエメツ Powered by HMV
ラウタヴァーラ 祈りの音がこだまする! 最新管弦楽曲収録! ラウタヴァーラの最新の管弦楽作品2曲をヘルシンキ・フィルハーモニックとセーゲルスタムが録音しました。 『Before the Icons(イコンの前に)』は、彼のキャリアの初期、1955年に作曲されたピアノ曲集『イコン (Ikonit)』作品6に基づく作品。東方正教会の宗教画、イコンからインスピレーションを得たオリジナルの6曲『Death of the Mother of God(神の母の死)』『Two Village Saints(村のふたり聖人)』『Black Madonna of Blakernaya(ブラケルナヤの黒いマドンナ)』『The Baptism of Christ(キリストの洗礼)』『The Holy Women at the Sepulchre(聖墓の聖なる婦人)』『Archangel Michael Fighting the Antichrist(反キリストと戦う天使長ミカエル)』をオーケストラのために編曲。途中に3曲の『Prayer(祈り)』と終曲に『Amen(アーメン)』を追加し、全曲を通して宗教的高揚を図る音楽としています。 『A Tapestry of Life(生のタペストリー)』は、大病を患ったラウタヴァーラが、奇跡的に回復した後に作曲した作品。『Stars Swarming(星が集合する)』『alcyon Days(穏やかな日々)』『Sighs and Tears(ため息と涙)』『The Last Polonaise(最後のポロネーズ)』の4曲。2008年4月5日オークランド、ニュージーランド交響楽団がピエタリ・インキネンの指揮で初演。ニュージーランド・ヘラルド紙が「妥協せず調性を使うことに関してラウラヴァーラに匹敵する作曲家は、稀だ」と評した作品です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ラウタヴァーラ:管弦楽作品集 ・Before the Icons(イコンの前に) (1955/2005) ・A Tapestry of Life(生のタペストリー) (2007) ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム(指揮) Powered by HMV
贅沢CD2枚組! エッシェンバッハの濃密演奏によるチャイコフスキー悲恋の管弦楽 &フィラデルフィア管のメンバーによる金管奏者必聴のエヴァルド エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年までフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露しています。 シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写しています。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハお得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出しています。後半のクライマックスシーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印象を残します。『弦楽のためのセレナード』はオーケストラの実力が表れる緊密なアンサンブルを聴かせてくれます。『フランチェスカ・ダ・リミニ』はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッシェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目です。 ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストとして活躍しました。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。それまでは生前に出版された変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーとして広く演奏されるようになりました。フィラデルフィアのメンバーによるクインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なアンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァルトの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変します。全4曲を演奏したストックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS613)ととともに、この曲集の代表的録音に挙げられるでしょう。(キングインターナショナル) 【収録情報】 CD1: チャイコフスキー: ・幻想的序曲『ロメオとジュリエット』 (1880) ・弦楽オーケストラのためのセレナード作品48 フィラデルフィア管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) 録音時期:2008年1月、2007年11月(セレナード) 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール 録音方式:デジタル(ライヴ) CD2: チャイコフスキー: ・幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』作品32 フィラデルフィア管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) 録音時期:2008年1月 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール 録音方式:デジタル(ライヴ) エヴァルド: ・金管五重奏曲第1番変ロ短調 作品5 ・金管五重奏曲第3番変ニ長調 作品7 フィラデルフィア管弦楽団員 デイヴィッド・ビルガー、ジェフリー・カーナウ(トランペット) ジェニファー・モントーン(ホルン) ニッツァン・ハロズ(トロンボーン) キャロル・ジャンチュ(チューバ) 録音時期:2009年6月 録音場所:フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール 録音方式:デジタル(セッション) 制作: マーサ・デ・フランシスコ 録音: ジャン=マリー・ジャイサン、チャールズ・ギャグノン Disc1 1 : Tchaikovsky: Romeo and Juliet [22:21] 2 : Serenade for String Orchestra, Op. 48: I. Pezzo in forma di sonatina: Andante non troppo - Allegro moderato [10:46] 3 : II. Valse: Moderato. Tempo di valse [04:03] 4 : III. Elegia: Larghetto elegiaco [11:17] 5 : IV. Finale (Tema russo): Andante - Allegro con spirito [08:16] Disc2 1 : Tchaikovsky: Francesca da Rimini,Op. 32 [26:24] 2 : Ewald: Brass Quintet No. 1, Op. 5: I. Moderato [04:47] 3 : II. Adagio - Allegro - Adagio [03:47] 4 : III. Allegro moderato [03:45] 5 : Brass Quintet No. 3, Op. 7: I. Allegro moderato [05:31] 6 : II. Intermezzo [04:36] 7 : III. Andante [03:52] 8 : IV. Vivo [03:48] Powered by HMV
プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団 ONDINEレーベル初登場! 刺激的で鮮烈な『白鳥の湖』 ピアニストのミハイル・プレトニョフがロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を創設したのは1990年でした。最初の録音はチャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』。作品を深く洞察し、それを音に表現した演奏に対し、英グラモフォン誌のジョナサン・スウェインが、「ムラヴィンスキーの録音と肩を並べる最新の『悲愴』、レニングラード・フィルハーモニックに匹敵するオーケストラ、驚くほど見事にピアノから指揮台に移ってみせたプレトニョフ」(The Grammophone 1992年1月号) と賛辞を呈しました。 2010年はオーケストラ創立20周年。プレトニョフ&RNOの記念すべきONDINEレーベル第1弾はロシア古典バレエの最高峰である『白鳥の湖』。驚きと閃きに満ちたプレトニョフの音楽性がチャイコフスキーの華麗で美しい旋律を鮮やかに描き出しています。オケの持つ音色を魅力的に引き出すONDINEサウンドがRNOの特徴でもある力強さ繊細さのコントラストを際立たせています。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』作品20(全曲) ロシア・ナショナル管弦楽団 ミハイル・プレトニョフ (指揮) 録音時期:2009年8月 録音場所:モスクワ国立音楽院大ホール 録音方式:デジタル(セッション) 制作・録音:ライナー・マイヤール Powered by HMV
カリタとともに過ごす洗練されたひと時 オペラのヒロイン、ミュージカルのスター、ジャズ・シンガー。カリタ・マッティラは、どんな役を演じても決まります。2010年の9月、50歳の誕生日を迎える彼女のライヴ録音とスタジオ録音から選んだコンピレーション。キルモ・リンティネンのピアノとフィーバー・バンドの共演する2曲、『ミスティ』と『ラウンド・ミッドナイト』は、タンペレ・ホールで行われたコンサートのライヴ・アルバム「フィーバー」に収められていなかった録音です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 1.エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」(ワーグナー:タンホイザーより) 2.月に歌う「月よ空高く」(ドヴォルザーク:ルサルカより) 3.アイーダのアリア「勝ちてかえれ」(ヴェルディ:アイーダより) 4.トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」(プッチーニ:トスカより) 5.逢い引きから帰ってきた娘 op.37-5(シベリウス/ユッシ・ヤラス編) 6.ミュルスキュルオトのマイヤ(ラッセ・モッテンソン) 7.虹の彼方に(ハロルド・アーレン/ユルヨ・イェルト 編) 8.アルゼンチンよ泣かないで(ロイド・ウェッバー/リク・ニエミ 編) 9.ヴンダバー(コール・ポーター/ユルヨ・イェルト 編) 10.サムウェア(バーンスタイン/リク・ニエミ 編) 11.一晩じゅう踊れたら(フレデリック・ロウ/リク・ニエミ 編) 12.煙が目にしみる(ジェローム・カーン)* 13.ミスティ(エロル・ガーナー)* 14.ラウンド・ミッドナイト(セロニアス・モンク)* カリタ・マッティラ(ソプラノ) (1-5)フィンランド放送交響楽団、ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮) (6)ユヴァスキュラ交響楽団、リク・ニエミ(指揮) (7-11)タピオラ・シンフォニエッタ、ペッカ・サヴィヨキ(指揮) (12-14)フィーバー・バンド、ストリングス、ハウ・メニー・シスターズ、キルモ・リンティネン(ピアノ、指揮) 録音(12-14):2007年8月、フィンランド、タンペレ・ホール(ライヴ) *初出 Powered by HMV
2000年より活動を続ける大阪のラヴァーズ・ロック・バンド、BAGDAD CAFE THE trench townの初のベスト盤。自ら選曲を行ない、新たにレコーディング。オリジナルはもちろん、カヴァーやインスト、さらには新曲も収録。
名曲「ハナミズキ」を含む一青窈のベスト・アルバムは、影踏み、栞、ただいまなど懐かしい子どもの頃の風景をテーマにした曲を収録。一言ひとこと丁寧になぞるヴォーカルには、彼女の祈りにも似た気持ちが込められている。あらためて「かざぐるま」「もらい泣き」にも聴きほれてしまった。
三人のヴォーカリストで結成したバンドの6枚目のアルバム。作・編曲家としてヒット曲を生み出している徳永暁人、驚異のハイ・トーン・ヴォイスを持つ大田紳一郎、レーシング・ドライヴァーとしてのキャリアも持つ吉本大樹の三人の声の個性が、アコースティックなサウンドに乗って多彩に展開する。