2019年2月発売
フィンランドの名手メルタネンがカスキを弾く オスカル・メリカントと同じようにピアノの小品で人気を集めた作曲家として名を残す、フィンランドのカスキのソロ・ピアノのための作品。ヘイノ・カスキは1885年、ピエリスヤルヴィ(リエクサ)の教会音楽家の子に生まれました。ヘルシンキでイルマリ・クローンに音楽理論、エルッキ・メラルティンに作曲を学び、ベルリンのパウル・ユオンの下で4年間、作曲の勉強を続けました。ピアノの小品の他に、ヴァイオリン、チェロ、フルートのためのソナタなどの室内楽や歌曲を作曲しています。 「印象主義風のデリカシーを感じさせる和声がごく稀にみられるものの、基本のスタイルはナショナル・ロマンティシズム」(キンモ・コルホネン)。 カスキは、100曲近いピアノの小品を書き、『ばら園の乙女』『夢の姿』『夕べの気分』『森の静けさ』など、その多くに音楽の内容を示唆する曲名がつけられています。 フィンランドのピアニスト、ヤンネ・メルタネン[1967-]のアルバムには、彼が以前に録音したことのある『夜の海辺にて』のほか、カスキのピアノ音楽を代表する作品が全部で20曲収められています。ロマンティックな『前奏曲 変ト長調』、グリーグを思わせるともいわれる爽やかさのある『山のトロルのセレナード』。前奏曲『パンカコスキ急流(激流)』は、フィンランドでもっとも壮大な急流のひとつ「パンカコスキ急流」を「トレモロ、アルペッジョ、分散和音、パッセージワークにより、典型的にロマンティックな情景に描いた」作品です。ショパンの『夜想曲』と2つのピアノ協奏曲、コッコネンやサティの作品などのアルバムを録音したメルタネンが、抑えがたい気持ちをピアノに託したカスキの世界に聴き手を誘います。(輸入元情報) 【収録情報】 カスキ: ● 夜の海辺にて Op.34-1 ● ばら園の乙女 Op.24-1 ● 前奏曲 変ト長調 Op.7-1 ● 山のトロルのセレナード Op.15-1 ● 森の静けさ Op.25-2 ● 流行り歌 Op.27-3 ● 夏の夜 Op.38-1 ● 牧歌 Op.10-4 ● 前奏曲 ハ長調 Op.46-1 ● 詩 Op.46-2 ● 夢の姿 Op.27-1 ● ブルレスケ Op.32-3 ● ヴェネツィアの夕べ Op.15-2 ● 前奏曲 ロ短調『パンカコスキ急流(激流)』 Op.48-1 ● 子守歌 Op.17-3 ● 泉のほとりのニンフたち Op.19-2 ● 秋の朝 Op.21-2 ● 無言歌 Op.24-2 ● 夕べの気分 Op.14-3 ● 悲しい歌 Op.32-4 ヤンネ・メルタネン(ピアノ/Steinway & Sons D371281) 録音時期:2018年11月2,3日 録音場所:ヘルシンキ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 制作・録音:ヘイッキ・サヴォライネン Powered by HMV
ダン・オーバックが見出した隠れた才能、YOLA。UKソウルとアメリカーナ・サウンドが織りなすパワフルで繊細、ソウルフルでセンチメンタルなデビュー・アルバム『WALK THROUGH FIRE』完成。 ワーリッツアーの音色で幕を開ける1曲目の「Faraway Look」からピアノが印象的なアルバムを締めくくる「Love Is Light」まで、心の痛みや失恋、忘却や破滅などを描いた物語が全編を通して綴られている。ファースト・シングルとなる「Ride Out In The Country」は、70年代のソフト・ロックを思わせるドリーミーなメロディーに、少しハスキーでソウルフルで情感豊かなYOLAのヴォーカルが絡み合ったセンチメンタルなロード・トリップを描いたナンバー。 <収録内容> 1. Faraway Look 2. Shady Grove 3. Ride Out In The Country 4. It Ain't Easier 5. Walk Through Fire 6. Rock Me Gently 7. Love All Night (Work All Day) 8. Deep Blue Dream 9. Lonely The Night 10. Still Gone 11. Keep Me Here 12. Love Is Light
制作・出演
DavidDrazin / JeanetteWilliams / LeeSavory / RandyMather / RogerMyers / アンドリュー・ヴェンソン / シーズ・オブ・フルフィルメントソニー・ミュージック移籍第1弾!原点回帰による最強のドリーム・シアター帰還! グレッシヴ・メタルの最高峰としてここ日本でも高い人気を誇るドリーム・シアターの14thオリジナル・アルバム。 1989年のデビュー以来、プログレッシヴ・メタル界をリードしてきたロック界屈指の凄腕バンドが、 この度ソニーミュージックに移籍、その第1弾となる。HR/HMと一言では語れないほど豊かな音楽性を誇る彼らは、 圧倒的に視野の広いミュージシャンシップと哀愁に満ちた美しいメロディーが大きな魅力だ。 2016年の前作『ジ・アストニッシング』ではオーケストラを従えての2時間を超える壮大なロック・オペラだったことも記憶に新しい。 レーベルを移籍し心機一転となる本作において彼らが目指したのはただひとつ。「自分たちのルーツに戻って、 もっと有機的なアルバムを作ることだった。ヘヴィでプログレッシヴ的な側面を取り戻して、 プレイを心から楽しめる音楽を作るためにコラボレイトしたんだ。今まで作ってきた中で最高のサウンドを持つドリーム・シアターの 作品を作るのを目標にしてね」(ジョン・ペトルーシ)。メンバーの結束力を強化しながら原点に戻れるバンドは強い。 最強のドリーム・シアターが帰ってきた!
米国東海岸を代表するスラッシュ・メタルの重鎮 オーヴァーキル、 通算19枚目のフル・アルバム『ザ・ウィングス・オブ・ウォー』を完成ーー。 バンド史上最もヘヴィでアグレッシヴ、かつドラマティックと評された前作『ザ・グラインディング・ウィール』を 凌駕するほどの仕上がりのこの新作、2019年度のヘヴィ・メタル・シーンにおける台風の目となること確実! 【メンバー】 ボビー“ブリッツ”エルズワース (ヴォーカル) D.D. ヴァーニ (ベース) デイヴ・リンスク (ギター) デレク・テイラー (ギター) ジェイソン・ビットナー (ドラムス)