音楽むすび | 2023年7月14日発売

2023年7月14日発売

ウィ・シャル・リメインウィ・シャル・リメイン

女性ヴォーカリストマデリンをフィーチャしたスウェーデンのシンフォニック・メタル・バンド、 エレインのニュー・アルバムは、ヘヴィなギター、女性ヴォーカルとデス声、荘厳なアレンジメントとシンフォニック・メタルのすべてが詰まったアルバム。 エピカやナイトウィッシュのファン必聴! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スウェーデンのシンフォニック・メタル・バンド、エレイン。 14年に女性ヴォーカリスト、マデリンとギタリストのリカルドによって結成され、翌 15年には、バンド名を冠したアルバムでデビュー。 女性ヴォーカル+デス・ヴォイスをフィーチャしたヘヴィサウンドという、実にヨーロッパらしいスタイルを聴かせた。 その後、母国スウェーデンのブラック・ロッジ・レコードと契約。 18年にセカンド・アルバム『Until the End』を、20 年にサード・アルバム『Dancing in Hell』をリリースすると、 その精力的な活動がアトミック・ファイアー・レコードの目に留まる。22 年にはそのアトミック・ファイアーから、 『アコースティック・イン・ヘル』と題された、過去の楽曲をアコースティック・アレンジした EP を発表したことも記憶に新しい。 そんなエレインが、待望のニュー・アルバムをリリースする。『ウィ・シャル・リメイン』と題された本作。 世界を襲ったパンデミックの真っ最中に制作されただけあり、マッシヴでエピックでありながら、恐ろしいほどにヘヴィでダークな仕上がりとなっている。 アグレッシヴなギター・リフに乗る美しい女性ヴォーカルとブルータルなデス声のコントラスト、そして荘厳なアレンジメント。 シンフォニック・メタルのすべてを備えたアルバムに仕上がっている。エピカやナイトウィッシュのファンは必聴! 【メンバー】 マデリン・リリヤスタム (ヴォーカル) リカルド・エクベリ (ギター/ヴォーカル) フィリップ・ストールベリ(ベース) イェスパー・サンヘイゲン (ドラムス)

ジ・アンノウンジ・アンノウン

00年代後半のスラッシュ・メタル復権に大きな貢献をしたイギリスのイーヴァイルが、ニュー・アルバムをリリース! スピードよりもヘヴィネス、ダークさを重視した本作は、伝統芸と化したスラッシュ・シーンへの挑戦状。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 00年の後半、スラッシュ・メタルのリヴァイヴァルが起こった。いわゆるニュー・ウェイヴ・オブ・スラッシュ・メタルのムーヴメントである。 その中で、ガマ・ボム、ウォーブリンガー、ボンディッド・バイ・ブラッドらとともに中心的役割を果たしたのが、イギリスのイーヴァイルである。 結成は 99 年。元々はメタル・ミリシアという名で、メタリカのカバーを中心にプレイしていた彼ら。 04年に現在のイーヴァイルへと改名し制作したデモが、イギリスの大手レーベル、イヤーエイク・レコードの目にとまる。 07年には『Enter the Grave』でアルバム・デビュー。イヤーレイクは、 前述のニュー・ウェイヴ・オブ・スラッシュ・メタル・ムーヴメントのホームとなっていたこともあり、 イーヴァイルはガマ・ボムやミュニシパル・ウェイストらと共に、スラッシュ・メタル界期待の新星として、 多くの注目を集めることとなった。09年にはセカンド・アルバム『Infected Nations』をリリース。 しかし、同年ヨーロッパ・ツアー中に、ベーシストのマイク・アレクサンダーがわずか 32 歳の若さで急逝するという悲劇に見舞われる。 マイクの遺志をついだバンドは続行を決意。さらに『Five Serpent's Teeth』(11 年)、『Skull』(13年)と 2枚のアルバムをリリース。 だがその後、ギターのオル・ドレイクが脱退するなどあり、バンドはしばらく沈黙を守ることになる。 18年に入るとオルが復帰。そしてオーストリアの大手、ナパーム・レコードと契約を交わしたイーヴァルは 21年、 8年ぶりとなる 5th アルバム『ヘル・アンリーシュド』をリリース。彼らの復活を待ち望んでいたファンを狂喜乱舞させた。 この度、そんな彼らが 6枚目のアルバムをリリースする。 『ジ・アンノウン』と題された本作は、バンド史上最高速となった前作から一転、非常に作り込まれたダークすぎる作品になっている。 スピードよりもヘヴィネスを重視。メロディックだが陰鬱なヴォーカル。 それに呼応するように歌詞の内容も、鬱、喪失感、繰り返す悪夢など、非常に重い内容になっており、バンドが新境地を開拓しようとしていることは明らかだ。 もともとメタリカのコピー・バンドとしてスタートした彼ら。『ジ・アンノウン』には 80年代終わり〜90年代のメタリカの香りも強く漂う。 「スラッシュ・メタルは速くなくてはならないなんて誰が決めた」と言わんばかりの、すっかり伝統芸と化したシーンへの挑戦状とも言える本作。 一方でこの重さ、この暗さは、ヘヴィメタルの本質をズバリ突いたものであることも間違いない。特に中期メタリカのファンは必聴の作品だ。 【メンバー】 オル・ドレイク (ヴォーカル / リードギター) アダム・スミス (リズムギター) ジョエル・グラハム (ベース) ベン・カーター (ドラムス)

ガンズ・フォー・ハイアーガンズ・フォー・ハイアー

イギリスのヘヴィメタル・バンド、テイルガナーがアルバム・デビュー! ヴォーカルはカイ・ハンセンの息子、ティムハンセン率いるインダクションでもヴォーカルを務めるクレイグ・ケアンズ。 ミックス/マスタリングを担当したのはエンフォーサーのオロフ・ヴィクストランド。ヘヴィメタル界期待の新星の登場だ! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 テイルガナーはイギリスのヘヴィメタル・バンド。その結成は 19年だから、まさに期待の若手である。 18年の夏頃、ベーシストのトム・ヒューソンは考えた。「子供の頃から頭にあったバンドを始めたい。 一切妥協のない究極のヘヴィメタル・バンドをやりたい」と。地元の楽器屋やバーにチラシを貼り、地道にメンバー探しをスタート。 そして出来上がったのが、テイルガナーだ。そんなテイルガナーが、アルバム・デビューを果たす。 『ガンズ・フォー・ハイアー』と題された本作。墓場に囲まれた 19世紀の古い教会に機材を持ち込み、 夜中にローソクの炎だけでレコーディングしたというのだから、それだけでもワクワクするではないか。 トムはテイルガンナーのスタイルを「ハロウィン、アイアン・メイデン、メガデス、キング・ダイアモンド、 そしてジューダス・プリーストからインスパイアされたヘヴィメタル」と説明しているが、確かにそのサウンドは、純度 100%のメタル。 シンガーのクレイグ・ケアンズは、カイ・ハンセンの息子、ティム・ハンセン率いるインダクションでもヴォーカルを務める人物だ。 さらにミックス/マスタリングを手がけたのは、あのエンフォーサーのオロフ・ヴィクストランドだというのだから、 何から何までヘヴィメタルとしか言いようがない。まさにメタル界期待の新星の登場だ! 【メンバー】 クレイグ・ケアンズ (ヴォーカル) パトリック・ファン・デル・ファレリング (ギター) ザック・サルヴィニ (ギター) トーマス・ヒューソン (ベース) サム・コールドウェル (ドラムス)

ビスティアル・ディヴァステーションビスティアル・ディヴァステーション

マックス、イゴールのカヴァレラ兄弟が、セパルトゥラ初期の名作 2 枚をリレコーディング! ブラック・メタルにも大きな影響を与えたプリミティヴ・スピリットはそのままに、 現代のレコーディング技術を用いてブルータルさは倍増という奇跡!未発表のボーナス・トラック入り。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 エクストリーム・メタル・ファンで、セパルトゥラを知らぬものはいないだろう。 80年代後半から 90年代にかけての『Schizophrenia』や『Beneath the Remains』、『Chaos A.D.』、『Roots』といった作品で、 デス・メタル、そしてニュー・メタルという 2つのジャンルを牽引していったブラジルのバンドである。 だが、彼らにはそれ以前にも重要な歴史がある。85年の『Bestial Devastation』(Overdose とのスプリット)、 そして 86年のデビュー・アルバム『Morbid Visions』の持つスピード、プリミティヴさ、イーヴルさは、 北米やヨーロッパのバンドのそれとは比較にならないほど突出したものだった。 当時、世界中のメタル・マニアがこれらのレコードを探し求めたものだ。 実際、いまだにこの2作をセパルトゥラのベストとするものも少なくない。 この度、マックス(G,Vo)、イゴール(Dr)のカヴァレラ兄弟が、この 2枚の作品をリレコーディングし、 再び世に放つこととなった。「その荒々しさや時代を超えたスピリットはそのままに、現代のサウンド・クオリティで」という コンセプトで再録されたという本作。その謳い文句通り、確かにサウンドは良くなっているものの、 ブルータルさはオリジナルの 2倍増しという奇跡の仕上がり!アンドレアス・キッサー加入以降のセパルトゥラ・ファンも、 これで初期の素晴らしさに開眼するであろうし、初期ファンも改めてこれらの作品に惚れ直すことだろう。 85年の時点でほぼブラストビートに到達していた彼らの慧眼には、ただただ驚くばかり。未発表のボーナス・トラック入り! 【メンバー】 マックス・カヴァレラ (ギター、ヴォーカル) イゴール・カヴァレラ (ドラムス)

モービッド・ヴィジョンズモービッド・ヴィジョンズ

マックス、イゴールのカヴァレラ兄弟が、セパルトゥラ初期の名作 2 枚をリレコーディング! ブラック・メタルにも大きな影響を与えたプリミティヴ・スピリットはそのままに、 現代のレコーディング技術を用いてブルータルさは倍増という奇跡!未発表のボーナス・トラック入り。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 エクストリーム・メタル・ファンで、セパルトゥラを知らぬものはいないだろう。 80年代後半から 90年代にかけての『Schizophrenia』や『Beneath the Remains』、『Chaos A.D.』、『Roots』といった作品で、 デス・メタル、そしてニュー・メタルという 2つのジャンルを牽引していったブラジルのバンドである。 だが、彼らにはそれ以前にも重要な歴史がある。 85年の『Bestial Devastation』(Overdose とのスプリット)、そして 86 年のデビュー・アルバム『Morbid Visions』の持つスピード、 プリミティヴさ、イーヴルさは、北米やヨーロッパのバンドのそれとは比較にならないほど突出したものだった。 当時、世界中のメタル・マニアがこれらのレコードを探し求めたものだ。 実際、いまだにこの2作をセパルトゥラのベストとするものも少なくない。この度、マックス(G,Vo)、 イゴール(Dr)のカヴァレラ兄弟が、この 2 枚の作品をリレコーディングし、再び世に放つこととなった。 「その荒々しさや時代を超えたスピリットはそのままに、現代のサウンド・クオリティで」というコンセプトで再録されたという本作。 その謳い文句通り、確かにサウンドは良くなっているものの、ブルータルさはオリジナルの 2倍増しという奇跡の仕上がり! アンドレアス・キッサー加入以降のセパルトゥラ・ファンも、これで初期の素晴らしさに開眼するであろうし、 初期ファンも改めてこれらの作品に惚れ直すことだろう。 85年の時点でほぼブラストビートに到達していた彼らの慧眼には、ただただ驚くばかり。未発表のボーナス・トラック入り! 【メンバー】 マックス・カヴァレラ (ギター、ヴォーカル) イゴール・カヴァレラ (ドラムス)

ヴィレッジ・ゲイトの夜ヴィレッジ・ゲイトの夜

ジャズ史上最大のカリスマであるサックス奏者のジョン・コルトレーンが、 1961年8月にニューヨークのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ゲイト」にて行ったライヴの完全未発表音源が近年、 ニューヨーク公共図書館にて発掘。 1961年夏、ジョン・コルトレーンは、マッコイ・タイナー、レジー・ワークマン、エルヴィン・ジョーンズに エリック・ドルフィーを加えたクインテット編成で「ヴィレッジ・ゲイト」に1ヵ月間出演。 この貴重な音源は、1961年当時、新しい音響システムのテストの一環としてエンジニアのリッチ・アルダーソンによって録音。 収録曲は、コルトレーンの代表的レパートリーである「マイ・フェイヴァリット・シングス」、「インプレッションズ」、 「グリーンスリーヴス」に加え、エリック・ドルフィーのバス・クラリネットが光る「ホエン・ライツ・アー・ロウ」、 そしてライヴ音源としては初登場となるコルトレーン作曲の「アフリカ」の5曲。 アルバムのCDブックレットには、このライヴに参加したベーシストのレジー・ワークマンと 録音エンジニアのリッチ・アルダーソン、さらに、音楽史家のアシュリー・カーンやサックス奏者の ブランフォード・マルサリスとレイクシア・ベンジャミンが寄稿した洞察に富んだエッセイが収録される。 日本盤は、SHM-CDとSA-CD 〜SHM仕様〜の2形態でのリリース。

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