小説むすび | 著者 : 小手鞠るい

著者 : 小手鞠るい

情事と事情情事と事情

出版社

幻冬舎

発売日

2022年5月25日 発売

「すべての愛には、裏がある。」恋愛小説の名手が描く、大人たちの上品で下品な恋愛事情、その一部始終。著書メッセージ:「不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも」だらしない女ときちんとした女。女癖の悪い男と誠実な男。天使と悪魔。結婚と不倫。純愛と情事。あなたは、どっちが好きですか。私はもちろん、だらしない女と、女癖の悪い男と、悪魔と、不倫と、情事です。だって、おもしろいじゃないですか、読むのも書くのも。きちんとした女と誠実な男が結婚したって、つまらない家庭しか築けませんよ。「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったのはトルストイですが、私はこう言いたい。「恋愛を描いた小説はどれも似たようなものだが、情事を描いた小説はそれぞれに不条理で病み付きになる」と。アメリカのテレビドラマシリーズを意識して、毎回ノンストップで読ませるエピソード7つ。今までの小手鞠るいとは、ひと味もふた味も違った悪魔的に優雅な情事小説です。不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも、自信を持っておすすめします。もちろん、恋愛小説が好きなあなたにも、嫌いなあなたにも。

飛ぶ教室 第66号 あの物語とその周辺飛ぶ教室 第66号 あの物語とその周辺

■創作 <「シンデレラ」のその周辺> 「ふたりは、おねえさん」おくはらゆめ(絵本作家) <「桃太郎」のその前> 「みちすがら」大塚健太(絵本作家) <「三匹の子ぶた」のその後> 「こぶたとオオカミ」大前粟生(小説家) <「浦島太郎」のその周辺> 「浦島次郎のゆううつ」村上しいこ(児童文学作家) <「ポリー やかんを火にかけて」のその周辺> 「やかんはうたう」蜂飼耳(詩人、作家) ■表紙 tupera tupera(絵本作家) ■特集『森の歌が聞こえる』刊行記念インタビューーーー 「書くこと。そして森と子どものこと」小手鞠るい(作家) ■読み切り 「文の手紙」櫻井とりお(小説家) 「これはきみへの手紙」佐々木愛(小説家) ■連載 新連載! 童話「りすねえさんのおはなし 1」大久保雨咲(児童文学作家) 対談「本屋さん探訪 2」ブックハウスカフェ/探訪者:しおたにまみこ(絵本作家) 漫画「さんぱつやきょうこさん 65」長谷川義史(絵本作家) 映画コラム「子どもたちによろしく 46」長崎訓子(イラストレーター) 絵エッセイ「日々臆測 20」ヨシタケシンスケ(絵本作家) ■BOOKS 〈絵本〉及川賢治(100%ORANGE)/〈児童書〉安藤由希(児童文学作家)/ 〈YA〉金原瑞人(翻訳家)/〈大人の本〉幅允孝(ブックディレクター) ■表紙 tupera tupera

ラストは初めから決まっていたラストは初めから決まっていた

出版社

ポプラ社

発売日

2021年1月8日 発売

☆迷走する恋、疾走する小説。 ☆恋愛における、ありとあらゆる感情を味わえる媚薬小説。 ☆『エンキョリレンアイ』の著者が15年ぶりに放つ、せつない胸キュン小説。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 結末がなかったら、作品は「いつまでもつづく」になってしまうか、あるいは、 単なる「書きかけ」のままで終わってしまう。書き上げられないまま、作者が 死んだってこともあるかもな(言っておくけど、僕は死なないし、主人公も彼 女も死なない。どっちかが死んで終わるラブストーリーほど、僕の嫌いなもの はない! ラブストーリーで片方を死なせるのは、作者の怠慢である! 鼻息 荒いぞ)。----本文より +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 【担当編集者からのメッセージ】 『空と海のであう場所』で読者のハートをわしづかみにした著者の、純度100 パーセントの恋愛小説です。失恋中の人は癒され、慰められ、恋愛中の人は励 まされ、勇気をもらえます。恋愛なんて自分には縁がないと思っている人にも、 過去の恋愛をなつかしみたい人にもおすすめします。おまけに、読み終えたあ とには「恋愛小説の書き方」がマスターできている! という前代未聞の恋愛 小説。人を好きになるって、こういうことだよなぁ、と、男性読者である僕も しみじみ感動してしまいました。今日マチ子さんの装画にもご注目を!

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