小説むすび | 著者 : 悠木美桜

著者 : 悠木美桜

身重の花嫁は一途に愛を乞う身重の花嫁は一途に愛を乞う

一夜で燃え尽きた恋に後悔はない。 私のお腹には残り火が宿っているから。 富豪ヴァレンティノが結婚すると聞き、カルリッツは呆然とした。 3年前に熱いキスを交わして以来、一途に想い続けてきたのに。 そう、彼こそが運命の人。カルリッツは居ても立ってもいられず、 結婚式に駆けつけるが、なぜか花嫁は現れず、式は中止となった。 動揺するヴァレンティノに寄り添ううちに空気は熱を帯び、 気づけばカルリッツは彼に身も心も捧げていた。 だが翌朝、ヴァレンティノから別人のように冷たく拒絶され、 彼女は泣く泣く立ち去るしかなかった。もう彼には会わない。 そう誓った矢先、カルリッツは身ごもっていることに気づき……。 思いがけず一夜で最愛の人の子を授かり、彼から便宜結婚を申し込まれたヒロイン。ところが迎えた新婚初夜、ヒーローは花嫁を置き去りにして出かけてしまい……。人気のケイトリン・クルーズらしい軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください!

午前二時からのシンデレラ午前二時からのシンデレラ

お腹の子のために夢を捨てられるの? 愛する人と永遠に結ばれるという夢を。 「これでパーティは終了。今から僕ときみはただの男と女だ」 時間は午前2時。ミアは顧客の大富豪ザンダーにそう囁かれ、 思わず身を震わせた。4カ月前に彼の誕生日パーティの企画と、 ケータリングを請け負ったときから、二人の間には熱い緊張が 張り詰めていた。だが、ミアは彼の誘惑をことごとくはねつけた。 父親を知らず、身持ちの悪い母に翻弄されてきた彼女にとって、 恋愛は毒。仕事こそが人生の拠り所だったから。でも、もう限界。 たった一夜だけ、情熱の渦に身を任せてもいいでしょう? 7週間後、ミアは妊娠していた。ザンダーからの愛なき求婚を 一度は拒むが、直後に流産しかけ、彼の援助が必要になって……。 『天使に捧ぐ秘密の夜曲』で衝撃の日本デビューを飾った、話題のルーシー・キング。今作も、思いがけない妊娠から始まるせつないロマンスを描きます。安静のため、ヒーローの邸宅で2週間だけ同居することになったヒロインは、彼の家族の秘密を知り……。

傲慢富豪の父親修行傲慢富豪の父親修行

結婚か、それとも親権を争うのか。 愛しい我が子を守るためなら── ロンドンのホテルで働くアレイナは、一人の男性客を目にして 凍りついた。嘘でしょう? なぜラファエロがここにいるの? イタリアの富豪弁護士である彼とは5年前、カリブで出会った。 互いに惹かれ合って逢瀬を重ね、アレイナは永遠の愛を夢見た。 ところが突然彼に“僕は誰とも結婚しない”と冷たく拒絶され、 涙を堪えて、帰国するラファエロを見送るしかなかった。 呆然とするアレイナのもとに、4歳になる息子が駆け寄ってきた。 じつは別れた直後に妊娠がわかり、密かに産み育ててきたのだ。 するとラファエロが表情を一変させ、彼女に詰め寄って……。 大スター作家リン・グレアム譲りのドラマティックな展開と、共感せずにはいられないヒロイン像に定評がある、スター作家ジュリア・ジェイムズの登場です。「息子の人生から僕を締め出すなら法廷で争う」というヒーローは、はたして良い父親になれるのか……?

貧しき乙女は二度恋におちる貧しき乙女は二度恋におちる

18歳の誕生日の夜に戻りたい。 あなたの愛を信じていたあの頃に。 父が詐欺罪で逮捕され、莫大な借金を残して獄死したあと、 サヴァンナは難病の母を介護しながら必死で働いてきた。 ある日、知り合ったばかりのデート相手に誘われるまま、 彼女がホテルに足を踏み入れると、怒りもあらわな男性に いきなり詰め寄られた。ディミトリス! どうしてここに? 「その男は僕の妹の婚約者だ。きみは妹の結婚を台なしにした!」 10年前、サヴァンナを捨てて去った彼は今や有名な大富豪だ。 優しかったディミトリスはもういない。でも誤解だけは解きたい。 夢中で抗議するうち、サヴァンナは彼の腕にかき抱かれて……。 理不尽な理由で自分を捨てたヒーローに再会し、再び恋におちたヒロイン。またしても運命に翻弄されて……。大スター作家ダイアナ・パーマーを彷彿とさせる、傲慢富豪と貧しいヒロインのドラマティックなロマンスを、スター作家シャンテル・ショーが描きます。

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