小説むすび | 著者 : 悠木美桜

著者 : 悠木美桜

放蕩ボスへの秘書の献身愛放蕩ボスへの秘書の献身愛

私は愛するあなたの目になりたい。 だから、どうか私に心を開いて。 父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。 母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。 その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。 放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。 オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すには もっと大きなニュースで世間の関心を逸らしては、と提案した。 「よし。僕が結婚すれば大ニュースだ。相手は……きみだ」 あくまで偽装だと言われて、オーガスタは同意する。 だがこのあと、二人の乗った車が木に激突する事故が起き、 まさか憧れのボスが失明するなど、夢にも思わなかったーー! 人気急上昇中のテーマ“ハンディキャップ”を乗り越え恋を成就させる感動作をお贈りします。視力を失ったヒーローがプレイボーイの仮面の下に隠していた素顔とは? どんなテーマでも自由自在に読み応えある作品に紡ぎ出す、ミリー・アダムズの筆が冴えます!

身重の花嫁は一途に愛を乞う身重の花嫁は一途に愛を乞う

一夜で燃え尽きた恋に後悔はない。 私のお腹には残り火が宿っているから。 富豪ヴァレンティノが結婚すると聞き、カルリッツは呆然とした。 3年前に熱いキスを交わして以来、一途に想い続けてきたのに。 そう、彼こそが運命の人。カルリッツは居ても立ってもいられず、 結婚式に駆けつけるが、なぜか花嫁は現れず、式は中止となった。 動揺するヴァレンティノに寄り添ううちに空気は熱を帯び、 気づけばカルリッツは彼に身も心も捧げていた。 だが翌朝、ヴァレンティノから別人のように冷たく拒絶され、 彼女は泣く泣く立ち去るしかなかった。もう彼には会わない。 そう誓った矢先、カルリッツは身ごもっていることに気づき……。 思いがけず一夜で最愛の人の子を授かり、彼から便宜結婚を申し込まれたヒロイン。ところが迎えた新婚初夜、ヒーローは花嫁を置き去りにして出かけてしまい……。人気のケイトリン・クルーズらしい軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください!

午前二時からのシンデレラ午前二時からのシンデレラ

お腹の子のために夢を捨てられるの? 愛する人と永遠に結ばれるという夢を。 「これでパーティは終了。今から僕ときみはただの男と女だ」 時間は午前2時。ミアは顧客の大富豪ザンダーにそう囁かれ、 思わず身を震わせた。4カ月前に彼の誕生日パーティの企画と、 ケータリングを請け負ったときから、二人の間には熱い緊張が 張り詰めていた。だが、ミアは彼の誘惑をことごとくはねつけた。 父親を知らず、身持ちの悪い母に翻弄されてきた彼女にとって、 恋愛は毒。仕事こそが人生の拠り所だったから。でも、もう限界。 たった一夜だけ、情熱の渦に身を任せてもいいでしょう? 7週間後、ミアは妊娠していた。ザンダーからの愛なき求婚を 一度は拒むが、直後に流産しかけ、彼の援助が必要になって……。 『天使に捧ぐ秘密の夜曲』で衝撃の日本デビューを飾った、話題のルーシー・キング。今作も、思いがけない妊娠から始まるせつないロマンスを描きます。安静のため、ヒーローの邸宅で2週間だけ同居することになったヒロインは、彼の家族の秘密を知り……。

傲慢富豪の父親修行傲慢富豪の父親修行

結婚か、それとも親権を争うのか。 愛しい我が子を守るためなら── ロンドンのホテルで働くアレイナは、一人の男性客を目にして 凍りついた。嘘でしょう? なぜラファエロがここにいるの? イタリアの富豪弁護士である彼とは5年前、カリブで出会った。 互いに惹かれ合って逢瀬を重ね、アレイナは永遠の愛を夢見た。 ところが突然彼に“僕は誰とも結婚しない”と冷たく拒絶され、 涙を堪えて、帰国するラファエロを見送るしかなかった。 呆然とするアレイナのもとに、4歳になる息子が駆け寄ってきた。 じつは別れた直後に妊娠がわかり、密かに産み育ててきたのだ。 するとラファエロが表情を一変させ、彼女に詰め寄って……。 大スター作家リン・グレアム譲りのドラマティックな展開と、共感せずにはいられないヒロイン像に定評がある、スター作家ジュリア・ジェイムズの登場です。「息子の人生から僕を締め出すなら法廷で争う」というヒーローは、はたして良い父親になれるのか……?

貧しき乙女は二度恋におちる貧しき乙女は二度恋におちる

18歳の誕生日の夜に戻りたい。 あなたの愛を信じていたあの頃に。 父が詐欺罪で逮捕され、莫大な借金を残して獄死したあと、 サヴァンナは難病の母を介護しながら必死で働いてきた。 ある日、知り合ったばかりのデート相手に誘われるまま、 彼女がホテルに足を踏み入れると、怒りもあらわな男性に いきなり詰め寄られた。ディミトリス! どうしてここに? 「その男は僕の妹の婚約者だ。きみは妹の結婚を台なしにした!」 10年前、サヴァンナを捨てて去った彼は今や有名な大富豪だ。 優しかったディミトリスはもういない。でも誤解だけは解きたい。 夢中で抗議するうち、サヴァンナは彼の腕にかき抱かれて……。 理不尽な理由で自分を捨てたヒーローに再会し、再び恋におちたヒロイン。またしても運命に翻弄されて……。大スター作家ダイアナ・パーマーを彷彿とさせる、傲慢富豪と貧しいヒロインのドラマティックなロマンスを、スター作家シャンテル・ショーが描きます。

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