小説むすび | 著者 : 朝戸まり

著者 : 朝戸まり

狙われた無垢な薔薇狙われた無垢な薔薇

何の変哲もないウェイトレスの私を、 なぜ大富豪が花嫁にしたがるのーー? 姉が遺した幼子2人を引き取ったフレディは、大学を辞め、 高級ホテルのバーでウェイトレスとして働いている。 まだ若く貧しいので、正式な養母になれないのが悩みの種だ。 そんな折、最上階の大富豪から契約結婚を持ちかけられて驚く。 ザック・ダ・ローシャは言ったーー 莫大な遺産を継承させる後継ぎのみが必要で、愛はいっさい不要、 子供さえ産んでくれれば、幼子たちも養子に迎えよう、と。 もちろん、愛する家族を守りたい。 でも……そのために純潔を捧げてしまっていいの? ハンサムなだめ男に身を滅ぼされた亡姉のようになるのが怖くて、恋愛に臆病なヒロイン。ハンサムな大富豪と契約結婚することで、運命はどう変わるのでしょうか? 『天使に魅入られた大富豪』、『王子と間に合わせの妻』に続く、身分違いロマンスの決定版!  リン・グレアムが得意とする、ピュアで芯のあるヒロインが登場する心揺さぶる珠玉作です。

天使に魅入られた大富豪天使に魅入られた大富豪

金で片をつけようとして音信不通になった 彼女が産んだ子は今、どうしているだろう? 父の顔を知らず母に育児放棄されたメリーは、 伯母の助けで勉学に励んで大学を卒業後、巨大企業の社長で ギリシア富豪アンゲルのアシスタントに採用され、彼と恋におち、 やがて純潔を捧げた。だが妊娠を告げる前に、解雇されたのだ。 そして生後半年の幼い娘とつつましく暮らしてきたのに、 突然アンゲルが現れ、メリーに選択を迫った。 「僕との結婚に応じるか、娘の親権を法廷で争うか」 娘には父親が必要だわ。でも……本当に結婚していいの? 身勝手で傲慢で、プロポーズ前日、美女と戯れていた男性と。 メリーは悩んだすえ、一つ条件を出す。 結婚したらほかの女性とは縁を切ってほしいというメリーの望みをアンゲルは承諾。驚いたメリーは思わず結婚に応じます。初めて我が子と対面したアンゲルは……? 〈ハーレクイン・ロマンス・プレミアム〜リン・グレアム・ベスト・セレクション〜〉第3弾!

愛し子は秘密の世継ぎ愛し子は秘密の世継ぎ

結婚するなら愛されたいと願う私を、 おとぎの国に生きているのかと彼は嘲笑う。 貧しい画学生フランセスは街で出会った美貌のマットに恋をし、 熱く結ばれた。だが、彼は夜も明けないうちに姿を消した。 3年後、あの夜の情熱の証である息子は健やかに育っている。 そして初の個展の前夜、なんとマットが画廊に現れた。 そればかりか、彼はフランセスの描いた幼子の絵を見て、 瞬時にわが子と見抜いたのだ。「僕の息子を跡継ぎにする」 彼の本当の名前はマシアス・ヴァシリアス。一国の王と明かした マシアスの突然のプロポーズに、フランセスは驚き、懊悩する。 結婚すれば息子に父親を与えられる。でも……そこに愛はない。 一夜で散った恋の相手との苦い再会。愛しい息子を奪うと迫られては、夫に愛されぬ孤独な結婚生活に耐えるほかなくて……。『水の都の孤独な花嫁』の感動的な作風で人気を博したクレア・コネリーが、身分違いの王道シークレットベビー・ロマンスで泣かせます!

百万ユーロのシンデレラ百万ユーロのシンデレラ

彼がほしいのは週末だけの婚約者。 永遠に続く週末を願うのは私だけ……。 幼くして両親が離婚したアシュリンにとって家族は宝物だった。 だから異父姉の息子が重病を患い、高額の治療費が必要と聞いて 姉の亡父の遺産を独占した実業家ダンテの住むシチリアへ飛んだ。 だがダンテは援助を拒み、逆にアシュリンに協力を求めてきた。 パーティに婚約者として同行すれば100万ユーロ払おう、と。 取引先の要人が同席する場で遊び人の汚名を返上したいらしい。 かわいい甥を救うためなら、なんだってするわ。 アシュリンは承諾し、男女の一線だけは越えないと約束する。 ところが当日、宿には部屋が1つしかないと知って……。 婚約者のふりから始まるせつないシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。本国編集部のお墨付きの実力派作家、ミシェル・スマートも日本デビューを果たして早3年。共感を呼ぶ愛らしいヒロインを描くその手腕に、ますます磨きがかかっています。要注目!

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