小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

スター作家傑作選〜愛は心の瞳で、心の声で〜スター作家傑作選〜愛は心の瞳で、心の声で〜

妹の婚約者の兄がサクソンだったなんて!かつてマギーは仕事で出逢った年上の魅力的な大富豪サクソンに惹かれたが、誤解がもとで猛烈な怒りを買い、故郷に逃げ帰って密かに彼を想い続けてきたのだ。それがまさか、妹の婚約者の実家で再会するとは。目的のためなら手段を選ばない冷徹な実業家の彼は今、事故で視力を失い、家にこもりっきりで看護師の世話も拒んでいるらしい。そんなサクソンが、思わぬ再会に戸惑うマギーに鋭い口調で命じた。「君が心から反省しているとわかるまで、数週間、私の目になってもらう」(『この愛が見えない』)。ジーナは法律事務所で地味な下働きをする毎日。耳が聞こえず、普通の暮らしもままならなかった以前に比べれば夢のようだ。今も障害がなくなったわけではない。皮下に埋め込んだ器具を外せばすぐに聞こえなくなってしまう。だがそのことに気づく人はほぼいなかった。そんなある日、顧客で敏腕実業家のカースンに出逢い、自分の障害のことを話すと、彼はとたんに顔を強ばらせ、ジーナの心は塞いだ。やっぱり彼も偏見を持っているのね…。けれども、そのときの彼女はまだ知らなかったー彼の苦渋の表情の本当の意味を。(『あなたの声が聞こえる』)。

ときめきの丘でときめきの丘で

たとえ友情でもかまわない── あなたの隣にいられるのなら。 掃除、洗濯、買い物、料理……すべての家事をこなしながら、 セリーナはもう何年も、わがままで気難しい父の世話をしてきた。 26歳の誕生日、彼女が休息を求めて近くの丘にのぼると、 いつもは誰もいない頂上に、見知らぬハンサムな男性がいた。 なぜか初対面の彼に親しみが湧いておしゃべりに興じるが、 気づけばセリーナの心はほぐれ、笑顔を取り戻していた。 その後すぐ父が心臓発作で倒れ、主治医と共に現れた医師、 ファンドーレンを見て、彼女は驚く──丘の上の想い人だった! 父の死後に家を失い、仕事もなく追いつめられたセリーナは、 ファンドーレンから思いがけず“友情結婚”を申し込まれて……。 貧しくとも純粋で気高い心を持つヒロイン。ヒーローと結婚したものの、友情だけでは満たされなくなり、彼を愛し始めていることに気がついて……。大スター作家ベティ・ニールズの真骨頂! 切ないシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。

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