小説むすび | 2019年6月発売

2019年6月発売

この長い夜のためにこの長い夜のために

エロティックなロマンスとサスペンスが融合し、どんどんヒートアップする作品! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーロマンティック・タイムズ誌 大人気官能サスペンス〈マクラウド兄弟シリーズ〉最終話! 自殺した母から送られてきた謎の画像。 それをめぐる巨大な陰謀がうごめいて… 母を突然の自殺によって亡くしたスヴェティ。ある日参列した結婚式で元刑事のサムと再会し、命を狙う脅迫状が何者かから届いていることを話してしまう。 心配したサムと熱いキスをかわすが、その夜、家に戻ると何者かが侵入しているのに気づき、そのままサムのアパートメントに避難した。 2年前、初めて会った瞬間に恋に落ちながら、男性経験の少なさから彼を避けてしまったスヴェティ。 愛を交わし、初めての官能を知るが、母の自殺を巡る陰謀の影が忍びよっているとは知るよしもなく…… 原題:In For the Kill ◆ 著者について シャノン・マッケナ Shannon McKenna イェール大学卒業後、ニューヨークの保険会社に勤務しながら執筆活動を開始。 同時にシンガーとしてキャリアを積んでいるときイタリア人音楽家ニコラと電撃的な恋に落ちる。 ひと夏の恋のはずだったがイタリアまで彼を追いかけ、結婚。移住し、持て余す時間を使って再度書き始めた小説が出版社に採用され、作家デビューを果たす。 ロマンス小説を書くヒントはニコラとの結婚生活から得ているという。 ◆ 好評既刊 ロマンティック・サスペンス マクラウド兄弟 シリーズ 『 そのドアの向こうで 』 『 影のなかの恋人 』 『 運命に導かれて 』 『 真夜中を過ぎても 』 『 過ちの夜の果てに 』 『 危険な涙がかわく朝 』 『 このキスを忘れない 』 『 朝まではこのままで 』 『 その愛に守られたい 』 『 夢の中で愛して 』 ( いずれも二見書房 ロマンス・コレクション )

ときめきは心の奥にときめきは心の奥に

人の女性をストーカーが襲う。 それは、「あの男」の復活を意味していた……。 クィントン・ゼインをめぐる三部作、謎も恋も、ついに完結! 22年前、ゼインによる教団施設炎上を経験した犯罪心理学者のジャックは、隣人の女性ウィンターに一目で惹かれてしまう。 ある日、彼女をストーカーから救った彼だったが、軽傷のはずの犯人が死亡。 彼は、ゼインが再び姿を現す徴候ではないかと調査を開始する。一方のゼインも自分の出自を知り、「父」の企業乗っ取りを画策していた……。 やがてウィンターが誘拐され、ジャックたちはゼインとの最後の対決に向かうことに──。 原題:Untouchable ◆ 著者について ジェイン・アン・クレンツ Jayne Ann Krentz 米国ロマンス小説界を代表するベテラン作家。サンノゼ州立大学で図書館学の修士号を取得し、デューク大学図書館で司書をしながら執筆活動を続けた。 1979年に処女作を刊行以来、30作以上が<ニューヨーク・タイムズ>紙のベストセラーリストに載る。邦訳作品多数。 ヒストリカル作品にはアマンダ・クイック、パラノーマル作品にはジェイン・キャッスルと複数のペンネームを使いわけている。 現在は航空宇宙関連のエンジニアである夫フランクとともにシアトル在住。 ◆ 好評既刊 『 ときめきは永遠の謎 』 『 あの日のときめきは今も 』 ( いずれも二見書房 ロマンス・コレクション )

ウィリアムが来た時ウィリアムが来た時

発売日

2019年6月24日 発売

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ドイツ帝国に支配された架空のロンドンを舞台とした、 「短編の名手」サキによる、 本邦初訳ディストピア歴史IF群像劇! ドイツによる支配が始まってから数ヶ月。街には独英二ヶ国語の文字が並び、ドイツ風の名前の料理店やカフェが軒を連ね、バッキンガム宮殿にはドイツ国旗がはためき、ロンドンはすっかり様変わりした。 その頃社交界では、体制に迎合する者、上手く利用しようとする者、反対する者、関心を持たぬ者など、さまざまな思惑をもった人物たちが、それぞれ己のため、あるいは国のために活動していた。 有閑階級夫人のシシリー・ヨービルが華やかなパーティや催しごとを開く中、野心的な人々が敗戦下での地位を築くために政治劇を水面下で繰り広げる。一方、ドイツによる英国支配をより堅固なものにするべく、クワル卿なる怪人物が暗躍する。 そして、ある晴れた暖かい五月の午後のハイド・パーク。支配を象徴するかのように、高らかにファンファーレを響かせるパレードを従えたドイツ皇帝が、ついにその姿を現す── 第一章  鳴鳥と気圧計 第二章  帰国 第三章  メツゥキー・ツァール 第四章  立ち入るべからず(エス・イスト・フェルボーテン) 第五章  親類になる方法(ラール・デートル・クージン) 第六章  クワル卿 第七章  誘惑 第八章  初日公演 第九章  「記憶に残すべき」夜 第十章  よぎる考えと「礼拝(テ・デウム)」 第十一章 喫茶店 第十二章 旅の連れ 第十三章 トーリーウッド 第十四章 午後の大きな勝利 第十五章 巧みな商売人 第十六章 朝日 第十七章 今シーズンで一番のイベント 第十八章 言い訳が通じない死者たち 第十九章 小狐      訳者あとがき  深町悟

怪奇骨董翻訳箱怪奇骨董翻訳箱

発売日

2019年6月24日 発売

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ドイツが生んだ怪奇・幻想・恐怖・耽美・諧謔・綺想文学の、いまだ知られざる傑作・怪作・奇作18編を収録。 ≪人形≫≪分身≫≪閉ざされた城にて≫≪悪魔の発明≫≪天国への階段≫≪妖人奇人館≫…… 6つの不可思議な匣が構成する空前にして絶後の大アンソロジー。ほとんど全編が本邦初訳!! I 人形  クワエウィース? フェルディナンド・ボルデヴェイク  伯林白昼夢 フリードリヒ・フレクサ  ホルネクの自動人形 カール・ハンス・シュトローブル II 分身  三本羽根 アレクサンダー・レルネット=ホレーニア  ある肖像画の話 ヘルマン・ヴォルフガング・ツァーン  コルベールの旅 ヘルマン・ウンガー III 閉ざされた城にて  トンブロウスカ城 ヨハネス・リヒャルト・ツアー・メーゲデ  ある世界の終わり  ヴォルフガング・ヒルデスハイマー  アハスエルス ハンス・ヘニー・ヤーン IV 悪魔の発明  恋人  カール・フォルメラー  迷路の庭  ラインハルト・レタウ  蘇生株式会社  ヴァルター・ラーテナウ    V 天国への階段  死後一時間目  マックス・ブロート  変貌   アレクサンダー・モーリッツ・フライ  美神の館・ 完結編  フランツ・ブライ VI 妖人奇人館  さまよえる幽霊船上の夜会(抄)  フリッツ・フォン・ヘルツマノフスキ=オルランド  人殺しのいない人殺し  ヘルベルト・ローゼンドルファー  ドン・ファブリツィオは齢二十四にして  ペーター・マーギンター 訳者あとがき

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