小説むすび | 2020年10月発売

2020年10月発売

ムーミン谷の名言シリーズ1 スナフキンのことばムーミン谷の名言シリーズ1 スナフキンのことば

「なんでも自分のものにして、  持って帰ろうとすると、  むずかしくなっちゃうんだよ。  ぼくは見るだけにしてるんだ。  そして立ち去るときには、  頭の中へしまっておく。  ぼくはそれで、  かばんを持ち歩くよりも、  ずっとたのしいね」  (『ムーミン谷の彗星』より) 1964年に日本に紹介されてから、ずっと愛され続けてきた、ムーミンたちの物語。 人気のひみつは、個性豊かなキャラクターたちが、自由に、自分らしく生きる姿にあります。 なかでも、スナフキンは、その生き方や行動が大人気! ムーミン小説9冊のうち、8冊から、スナフキンの数々の名言を抜き出して、美しいヤンソンの絵と共に、ぎゅっとまとめました。 スナフキンが大好きなあなたはもちろん、毎日の生活にもっと自由になるヒントが読みたいあなたにもおすすめします。 プレゼントにもぴったりな、ちょっと特別な1冊です。 そして、気に入った名言が見つかったら、ぜひその場面が出てくる小説を読んでみてください。もっともっと、ムーミン谷が身近になります。 *オールカラー *ハードカバー 58ページ *左右173ミリ×天地195ミリ

くちばみくちばみ

出版社

小学館

発売日

2020年10月15日 発売

血で骨を洗う斎藤道三「父子の相克」一代記 古く蝮を「くちばみ」と呼んだ。鋭い毒牙を持つその長虫は、親の腹を食い破って生まれてくるというーー。 時は戦国、下剋上の世。「美濃の蝮」と畏れられた乱世の巨魁・斎藤道三は、京の荒ら屋で生を受けるも、母に見捨てられ、油を舐めて命を繋いでいた。油売りを生業にどん底から這い上がった父子は、いつしか国盗りという途轍もない野望を抱くようになる。狙うは天下の要・美濃国。父に続き美濃入りした道三は、守護・土岐頼芸を籠絡し、側室・深芳野と密かに心を通わせる。一方で、父の歪んだ支配欲に苛立ち、血の呪縛から逃れようと毒殺を夢想するようになる。政敵を次々に抹殺し、遂に主君頼芸を追放し、名実ともに国主となった道三。ところがその頃、長男義龍の胸中には、父への嫉妬と憎悪が渦巻いていた・・・。 本作品は、下剋上を成し遂げながらも実子に殺される道三の生涯を、三代にわたる「父子の相克」をテーマに活写する新感覚時代小説。「暴力と情愛」の筆運びはますます磨かれ、「悪の爽快感」に溢れる物語世界は圧巻! まさに花村時代小説の到達点と言える作品です。

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