小説むすび | 2021年発売

2021年発売

森が呼ぶ森が呼ぶ

出版社

竹書房

発売日

2021年7月15日 発売

私たち死ぬの、生まれるの 少女御供を捧げる邪宗の村。ヒトの肉と思考を蝕む猟奇ホラー! 出版社の小説大賞に送られてきた一篇の小説原稿。 それは失踪した昆虫学専攻の大学院生から著者の元に送られてきた“奇怪な手記”だったーー。 森奉教という土着の宗教が根づく山村、犬啼村。 村の神事を司る狗神家の次女・阿字蓮華は、死んだ姉に代わり急遽村に戻って家督を継ぐ。 大学院での研究も半ばに窮屈な村に囚われて生きることになった親友の身を案じ、 手記の綴り手である「私」はお盆休みの間、フィールドワークを兼ね犬啼村を訪れる。 おりしも村は二十年に一度の大祭前夜。 祭りの取材にきていた大学准教授・鵜飼とともに奉森教の歴史を調べるうち、「私」は村に隠された恐ろしい秘密を知ってしまう……。 第二回最恐小説大賞受賞、原始の恐怖に震撼するファウンドフッテージホラー! ◎最恐小説大賞とは 小説投稿サイト〈エブリスタ〉と竹書房がノールール、ノータブーで募るホラー小説コンテスト。 ジャンル不問、純粋にいちばん怖い作品を大賞とします。 第2回受賞作 「森が呼ぶ」宇津木健太郎(長編部門) 「視える彼女は教育係」ラグト(短編連作部門) 第1回受賞作  「ヴンダーカンマー」星月渉(長編部門) 「怪奇現象という名の病気」沖光峰津(短編連作部門)

領民0人スタートの辺境領主様 蒼穹の狩人(6)領民0人スタートの辺境領主様 蒼穹の狩人(6)

洞人のナルバント一家や文官・ヒューバートらを領民に加え、さらに賑やかになったイルク村。強大な魔物、フレイムドラゴンが襲来するも、領民みんなで力を合わせて無事に打ち勝つことが出来たのだった。そんなイルク村を上空から見下ろすのは、立派な翼を持つ一匹の鷹。セナイとアイハンは鬼人族たちと協力してその大きな鷹を捕まえることに成功するが…。草原の南に、岩塩が取れる広い荒野があることを知ったヒューバートは、貴重な資源を取れる土地を管理せずに放置していることに驚き、領地として確保するためにディアスを連れて測量に向かう。しかし、すり鉢状になった岩塩鉱床の中心部は、なにやら怪しい雰囲気が。-ある吹雪の一夜。外に出られずに退屈した双子にせがまれ、ディアスは傭兵時代のある村での出来事について語り始める。そのエピソードは、周囲の人間には「黄金低地」という伝説的な武勇伝として語り継がれていて…。ディアスの知られざる過去の大活躍が、今明かされる!!

大相撲令嬢 〜聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい〜(1)大相撲令嬢 〜聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい〜(1)

「今の私は一塊の相撲取りよっ!!」 異世界×角界!! 新感覚相撲ファンタジー活劇!! 無実の罪を着せられ、婚約破棄を告げられたフローチェは、聖女に平手打ちを食らった瞬間、前世で女子相撲部だった頃の記憶と、相撲魂が蘇った。 ついでにこの世界が乙女ゲーム「光と闇の輪舞曲」の舞台とまるきり同じということにも気付く。 光の聖女ヤロミーラ率いるイケメン軍団を相手取り、相撲を駆使して切った張ったの大立ち回りを繰り広げるフローチェ。 相撲感覚に導かれ、王城の地下へと向かうと、そこには「光と闇の輪舞曲」で最推しだった可愛らしい猫耳美少年、リジー王子が監禁されていた。 猫耳ショタ王子を保護したフローチェは、聖女とその裏に控える黒幕との立ち会いに身を投じていくことになるがーー。 王国存亡の土俵際、フローチェは黒幕相手に金星を勝ち取ることができるのか!! 待ったなしの大一番が、今始まる!

完全版 土地(14)完全版 土地(14)

出版社

クオン

発売日

2021年7月15日 発売

ジャンル

智異山周辺で独立運動が新たな局面に入ろうとしている 吉祥の帰還で物語はどう動くのか 14巻 あらすじ 吉祥が出獄する直前、西姫は東学の流れを汲む運動の資金として新たな土地を提供した。智異山周辺での活動を再開した寛洙は官憲に居場所を知られる危険が生じ、釜山を離れる前に娘を連れてカンセの家に行く。 緒方次郎、柳仁実、趙燦夏の三人は晋州の崔参判家に吉祥を訪ねた足で、統営郊外の学校に行き、教師となった明姫に会う。悲惨な結婚生活からは逃れたものの、明姫は心の平穏を得られずもがいていた。 仁実と緒方は愛し合っていることを確信しながら、その関係に混乱するばかりだ。金持ちになったが親や本妻を粗末に扱う斗万に、父は意外な通告をする。日本で働いていたヤムはやつれきって平沙里に帰ってきた。 第四部 第二篇 帰去来  六章 誕生祝い  七章 寂寥  八章 母と子   九章 二人の女   十章 縁のない衆生  十一章 洗濯場   十二章 生き残るには  第四部 第三篇 明姫の砂漠  一章 姉妹   二章 ヤムの帰郷  三章 対面  四章 興味深い人物  五章 愛   六章 汚れなき愛国者   七章 父と娘  八章 晋州への旅  九章 儒者と農民、武士と商人  十章 明姫の砂漠 第四部 第四篇 仁実の居場所  一章 輝の葛藤  二章 初夜 訳注  訳者解説

人脈チートで始める人任せ英雄譚 〜国王に「腰巾着」と馬鹿にされ、勇者パーティを追放されたので、他国で仲間たちと冒険することにした。勇者パーティが制御不能で大暴れしてるらしいけど知らん〜(1)人脈チートで始める人任せ英雄譚 〜国王に「腰巾着」と馬鹿にされ、勇者パーティを追放されたので、他国で仲間たちと冒険することにした。勇者パーティが制御不能で大暴れしてるらしいけど知らん〜(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年7月16日 発売

人脈という名の武器を使いこなし、数々の世界的偉業の裏で暗躍してきた青年ネット。しかしある日、彼は自分勝手な国王に足手まといだと判断され、勇者パーティから追放されてしまう。一から冒険者を始めることにしたネット。しかし、騎士団長から人魚族の姫まであらゆる者達から慕われ、繋がりをもつ彼の冒険者生活は、当然規格外のものでー。「この人捜しは、叡智王と大賢者から力を借りればいいか」一方、国王は思い知ることとなる。勇者パーティは、実力こそあるが、とんでもない問題児だらけで、それを制御していたのは、ネットであったということを…。こうして、他力本願をモットーとする英雄が世界を手のひらで転がす新たな物語の幕が開く。

Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり(4)Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり(4)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年7月16日 発売

キスクでの激動を経てファルサスに帰還し、子供用の言語教材を作成する仕事についた雫。エリクと協力して引き続き日本帰還の手立てを探り続けていたが、その鍵となるはずの外部者の呪具、秘された歴史を記した本の一冊が予想外な場所から見つかることに。  一方、もう一冊の呪具を保持する邪悪な魔法士アヴィエラは、突如として大陸全土に向けて宣戦布告する。 「私の名はアヴィエラ。七番目の魔女。時代の終わりと始まりでお前を待っている」  決戦の地は、禁呪によって異界化した亡国ヘルギニス跡地。ファルサス王ラルス率いる連合軍が結成され、呪具の片割れを所持する雫も否応なく戦いに巻き込まれていく。  神話の時代に遡る言語の由来、子供達が言葉を失う流行病、この世界を観測する外部者の存在、そして現代日本からやってきた雫が言葉を解する意味。その全ての謎が一点に収束して明かされていく。長い長い旅の果てに、少女が知る真実とはーー。  言葉と人間を巡るロードファンタジー、堂々完結。

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